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うつで休職からの退職あれこれ ⑥離職票をもぎ取る

じゃこです。うつ病の夫と2人で暮らしています。
自己紹介はこちら。

今回は、前職から離職票をもぎ取ったときのはなしです。
前回の記事(会社から書類がこないまま国保への切替え)はこちら。


離職票が届かない

というより、何の音沙汰もない。

電話をかけたり、客観的記録を残すために書留郵便を送ったりを何度か繰り返したものの、まるで反応がないし進む気配がない。
国保の切替えも済んで気持ちに余裕が出てきたところで、いい加減離職票の方もなんとかしないとな、となりました。失業保険もらえないし。

というのも、離職票が遅くても仮手続きはできるのですが、離職票の現物がないと支給は結局保留になってしまうのです。


ハローワークへ行く

いい加減自分たちで出来ることもなくなってきたので公共機関に相談してみることにしました。

こういう場合はハローワーク? 労働基準監督署? と迷って少しググってみたりしたのですが、いまいちわからなかったので、とりあえず手近なハローワークの方で聞いてみることにしました。

この頃になると「会社を辞めた」という実感が沸いたからか、厄介事がひとつ片付いた(※国保の件)からか、夫は少し元気になって、少しなら1人で外出もできるようになってきていました。いいことです。

というわけで、ハローワークには夫1人で行ってもらいました。
私もあまり頻繁に会社を休めるわけではないので、できることなら、ということで。

ただ、うまく説明できるかは不安だったので、メモを作成して持って行ってもらいました。


持参したメモの内容

大体こんなかんじです。箇条書きで簡潔にしました。

  • ○月○日に会社を辞めたが離職票がこない。

  • 国保は市役所でこういう経緯(前回参照)で対処してもらった。

  • そのあとも催促しているがやはり何も音沙汰がなく、失業保険の手続きが仮手続き以降進まず困っている。

  • 以下、催促した履歴(後述)

「催促した履歴」については、はじめに退職届を送って以降の催促の記録を延々と書き並べた感じです。

  • ○月○日 退職届を内容証明郵便で送付、同内容を書留でも送付

  • ○月○日 法定の期日を過ぎている旨を書留で督促(相手方○月○日受取済)

  • ○月○日 再度書留で督促(相手方○月○日受取済)

  • …………

これが延々続く感じです。もう書き並べてるだけで不毛でしたがとりあえず「ちゃんと自分で再三連絡したけど駄目だった」とわかるようにやったことは全部書きました。そのために全部記録していたので。

ちなみに、離職票は雇用保険法施行規則で退職翌日から起算して十日以内に出さないといけないそうです(なので一応最初の2週間ぐらいはおとなしく待ちました)。


その後のやりとりなど

夫がハローワークにメモを持って行った日、帰宅後に「どうなった?」と聞いてみたところ、少し嬉しそうに以下のことを教えてくれました。

  • まず、「離職票がもらえない」ことを説明し窓口に案内してもらった。

  • 窓口では口頭で「○月○日に退職したが離職票がもらえていない」ことを説明した。

  • 自分で督促したか? と聞かれたため、「既に再三している」ことを説明した。このとき、メモを見せた方が早いと思いメモを見せた。

  • すると、目を通した職員の目つきが変わり、メモを持って一旦奥へ消えていった。

  • 戻ってくると「ハローワークから離職票を出すように会社に言うのでもう少し待ってて(要約)」という話になった。

ざっくりとした流れはそんな感じ。
夫としては、行政機関から働きかけてもらえることになったことで大分気持ちがすっきりしたようでした。

その後は、2~3週間ほど経ったころ、前職から突然離職票が郵送されてきました。

めちゃくちゃ修正印として会社の角印だらけで、おそらく会社の管轄のハローワークだか労基署だかに呼び出されて角印を持ち込んで指示されながら完成させたんだろうことがうっすら伝わってきました。
厚生労働事務官の皆様、本当にありがとうございました。

これでやっと、無事、失業保険の給付が受けられるようになりました。

ちなみに、会社からの郵便には当初からあわせて依頼していた離職証明書や源泉徴収票も同封されていました。

まあ、国保の切替えが先に終わっていたので今更離職証明書もらってもな……という感じでしたが、源泉徴収票も送られてきたのでとりあえず一件落着です。

これで前職の書類関係はカタがつきました。
このときは本当に肩の荷がおりた、という感じでほっとしました。


余談というかコツというか。

ハローワークでの相談時には「まずは自分で催促したか? それでもだめだったか?」が結構大事っぽく、今回は再三連絡したことがわかる記録が効いたのかなという感じでした。

どうやら「連絡したくない」だけで自分で連絡もせずにいきなり窓口に行く人がそこそこいるようで、そういう場合は「まずは自分で連絡してみましょう」になるっぽいです。

まあ電話するのが嫌なら書留郵便でも送りつけましょう。
相手の受領した記録も残るので、それ持って行って相談できますしね。

読んでいただき、ありがとうございました。
次からは求職関係のことを書こうと思っています。

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