【architect】建築家とは…ウィトルウィウスに学ぶ

大学に入って初めて教えられたのは古代ローマの建築家ウィトルウィウスの著書『建築について』の中で記されている建築に求められるのは”用・強・美”であるという言葉である

つまり「よい建築は、堅固さ、快適さ、快という3つの条件によって成り立つ」ということを説いており、これを満たす建築をつくる職能が建築家の役割ということになる

大学ではまず建築家とはなんぞや?というところから入る
これは大事なところなので正しい教育だと思う

つまりデザインが良くても構造がしっかりしていなかったら意味がない。構造が優れていても、快適性に欠けるものは建築ではないということになる

三つの要素が満たされてこそ建築なのだということになる


ウィトルウィウスのこの言葉は建築家の著書の中にも度々引用されるので、現代の建築家に与える影響は大きいのだろう


話は変わるが、最近コロナの影響でほとんどの施設には消毒液が置かれている。
足で押すタイプや手で押すタイプがあるが、噴霧式のものは子どもの目線で噴霧するものが多く、子どもの目に入る事故が多発しているようだ

僕の息子も最近は何でもかんでも興味を示すのですぐに消毒液を触りたがってしまう

ある日少し目を逸らした隙に消毒液を触って目にかかりかかる事故があった
幸い目には日入っておらず事なきを得たが、それでも懲りずにいつも消毒液にまっしぐらしてしまうので心配である

手を近づけるだけで自動で噴霧するものもあるので非常に心配である

アルコール消毒液は中性で、失明に至るようなものではないらしいが、濃度や量によっては角膜に傷が生じる可能性もあるそうだ

同じように危険を感じた親御さんは多いのではないだろうか


建築自体の話ではないが、本来ウイルスから人を守るためのものが、ある人にとっては危険を伴う使い方になってしまっては本末転倒である

ジェル状のものにしたり、噴霧した消毒液が飛び散らない工夫が早急に求められる

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