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Next One.、My Own Way~手帳の佇まい(23)

朗らかで、のんびり、
まったり、癒やしの手帳がある。
レイメイ藤井のDavinci、
オールアースのバイブルスリム
(ジャストリフィルサイズ)、
ブラウン色、リング径11ミリ。
手触り滑らかでどこかしっとり。
職人さんによる丁寧な内装も
使い手に優しい。

このサイズと色合い、触感に
僕は惚れている。
一方で、この手帳を日頃
持ち歩いてはいない。
保管庫かつ、どこか鑑賞用。
でも手放せない大切な一冊。

ところで、自己啓発の書には、
「壁があれば、自己努力で、
あるいは仲間と協力して、
知恵を絞り底力を発揮して
乗り越えよう。そこに成長がある」
と記してある。

僕は思う。ときに、
横切っても良い壁もある。 
避けて通って良い場合もある。

それは逃げではない。
何でも挑戦では、疲れてしまう。
次を狙えば。そういうこともある。
生きてさえいれば次がある。

「置かれた場所で咲きなさい」。
確かにそうだ。
自分に割り当てられた場所、
役割、任務を、とことんやってみようと。
その真剣さや懸命さの先に、
働く、あるいは学ぶ喜びがある。
それは真実だ。
一方、それが、自分に向かなければ、
あるいは人間関係等で
環境的に合わなければ、
我慢ばかりせず、方向転換して、
その場所を去って良い。

それは逃げではない。
何でも挑戦では、疲れてしまう。
次を狙えば。そういうこともある。
生きてさえいれば次がある。

余程誰かに、とてつもない迷惑が
及んでいない限り、
人からの評価は、どうでも良い。
自分の人生。
自分らしさを探がし、 
自分らしく生きる。
だからこそ、
人にどう思われるかを気にしたり、
人からの評価を期待してはならない。
流れの中で、次の一手は出てくる。

この手帳を
使いこなさないなんて勿体無い、
それが常識的な通説だろう。
でも僕なり愛で方がある。

この手帳には、僕にとっての
大切な心構え等を書き込んだ
リフィルを綴じている。
いわば保管本。
そして何より、愛しく眺める。
朗らかさとゆとりを取り戻す一冊。
ゆくゆく別の使い方で出合うかも。

型破りでも横紙破りでも破天荒でも
特段構わない。
自分の人生、我が時間。
自分のやり方、生き方で。

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