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目に見えないものを信じなかった私が占いをする理由

みなさん占い師ってどんなイメージがありますか?

水晶玉をみつめて
ニヤニヤ笑ってる人?(古っ)

派手な衣装で神秘的な人?

なんだか怪しい人?

最近はスピリチュアルブームもあり、
以前よりクリーンなイメージになっている気がします。

とはいえ、やっぱり目に見えない
手でさわれない世界を扱うので
ちょっと抵抗があるかもしれないですよね。

私はもともと
目で見えないものは信じないタイプでした。

現実的で思考優位。
頭の中ではどっちが得か、どっちが損か
みたいなことを延々と考えていました。

頭の中は常にぐるぐる考え事をしているので
ヒジョーに疲れます。

身体が置き去りになる感覚でもありました。

その一方で、音楽を聞いてダンスをしている時に
宇宙と一体になれるような高揚感、安心感を
感じることがありました。

数時間踊っていると、
なぜか頭も身体も軽くなり、
とてもポジティブな気持ちになっているんです。

ところが、
踊っている時以外は
思考ぐるぐる癖が抜けず、
少しでもお得なものを選ぼうと必死になり
結局しっくりこないものを選んでしまうことも
よくありました。


ある時、劇団員をしながら働き先を探していた私は、
なんとなく良さそうな会社を見つけました。

面接に行き、なにせ休みが柔軟にとれることが
第一条件だったので、
公演期間はお休みをもらいたいことや
残業がないことなどを確認しました。
「休みをとるのは全然構わない」
という先方の言葉を聞いて、
安心して面接を終えた、つもりだったんですが。

どうも何かが身体に乗っかっているような
重みを感じるのと同時に、
みぞおちあたりもどよーんと重く、
これはよくないシグナルだぞと、
現実主義の私でもわかるような
「嫌な感じ」が、
全身、いや身体の外側にまで広がるような感覚を覚えました。

そんなことがあったのに、早くお金を稼がなきゃ!
と焦っていた私は、
損得感情でその会社に行くことを決めました。

ところが、そこはとんでもない所であり、
とんでもないことに巻き込まれていくのですが、
そこは今回は省略します。

私は結局、1年くらいで身体と心がボロボロになってそこを辞めました。
ストレスから、突発性難聴にもなりました。

その経験から、
自分自身が感じ取った予感を信用しないと
エライ目に合う!と確信したのです。

何かいや〜な予感や虫のしらせがあるのに、
自分をごまかして進んでしまう。

そんなことをしていると、結局は
自分を苦しめることになる。

そう確信した私は、
何かを選択する時は、自分の内側から感じ取れるものを
頼りに決めていくことにしました。

損か得かは関係なしです。

そうすると、思考ぐるぐるがなくなり、
エネルギーを無駄に消費しなくなるので
とても楽になりました。

その後、妊娠出産を経て、
三男出産後に育児ノイローゼになったことを
きっかけに、育児コーチングを受けたり、
心のことを、独学ですが学ぶようになりました。

いろいろなことを試していくうちに、
宇宙と人、星と人の関係に興味が出てきました。

人は宇宙の一部である。

昔、ダンスをしている時に感じたこと、
それを思い出したのです。

そこから占星術の勉強を開始し、
自分のことを見ていくと、
私ってこういう星のもとに生まれていたのか〜!
と腹落ちすることができ、自分の色々な部分を
受け入れられるようになりました。

占星術をやっていてよかったなと思うことは、
人はみなそれぞれ違う、
それぞれの役割や課題やいいところや
苦手なところを持っているのは当たりまえ!
と確信できたことです。

ホロスコープは、ひとつも同じものがありません。

自分と考えが違う人がいたって、それはそうだよ
その人の持つ星が違うんだもの。
と思えるようになりました。

相手を尊重できるようになったんですね。

自分を受け入れて、他人も受け入れる。
自分と合わない人に同意はしなくていいけど、
尊重する。

それができるようになってからは、
さらに生きやすくなりました。

そして、これを今生きづらさを感じている大人に伝えれば、
自分も他人も受容できるようになって生きやすくなる。
人に優しくできるようにもなる。

大人が癒されれば、子供たちにも優しい社会がやってくるかもしれない。
皆がお互いを認め合えば、個性も発揮しやすくなり、魅力が爆発!
存分に才能を発揮し、より豊かで幸せな社会を実現できる。
そんな世界に少しでも近づけるように。

その手段が星よみだったりするのです。


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