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10/29 早朝読書会 オマル・ハイヤーム『ルバイヤート 生きのなやみ』

読書会をやってみて

オマル・ハイヤーム『ルバイヤート 生きのなやみ』の読書会を3名で行いました。
今回読んだ箇所は特にペシミスティックな印象がありました。〈母から生まれなかった者こそ幸福だ!〉という部分から、反出生主義の話に広がり、生まれそして死ぬだけのこの世界、その世界で生まれるとは?因果、必然性、偶然性などなど話しました。
また以前取り扱った、坂口安吾やヤン・コハノフスキの作品との類似点も見つかりました。それぞれ生きた時代、語り口は違えど、文学を突き詰めていくとなにか同じような場所にたどり着くのかなと感じました。

ご参加いただいた方の感想

MTさん
生きることの悩ましさが伝わってくる詩でした。お酒によって忘れようとしても、酔いが覚めればもとどおり。虚しさを詩として吐き出して生きていたのだろうと想像しました。

次回

次回以降の予定は以下の通りとなっています。すべて土曜朝6時から7時開催です。
興味ある方は、ぜひご参加ください。

11/5 『旧約聖書 ヨブ記』1〜3章

11/12 夏目漱石『夢十夜 第六夜』


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