語学留学、最高の住居形態は、ホームステイ1ヶ月+残りシェアハウス[留学経験値300%アップ術 by SLOVAR vol.6]

通う語学学校を決めたら、次は住むところを決めないといけない。ホームステイが良いだろうか?はたまた、シェアハウスが良いのだろうか?

ずばり、答えから言うと、

最初の1ヶ月はホームステイをし、
残りの期間はシェアハウスに住む。


今回はなぜそうなのか?について書いていこうと思う。


オーストラリアの話になってしまうが、ホームステイの平均相場は週$280~$350くらいで、シェアハウスなら週$140~$190くらいだ。だいぶ値段に幅がある。ホームステイにの場合、食事が付いてくることがほとんどだが、それにしても週$100以上の差は大きい。

留学生が多い国ほどシェアハウスは人気だ。オーストラリアは留学生だらけなのでシェアハウスの数が多く、その中でホームステイを選ぶということは週$100以上の差があってもそれを上回るメリットがホームステイにあるから、ということになる。

ホームステイが持つ突出したメリットは、言葉があまり通じない人でも地元のコミュニティーに入れるということにある。まずそれを詳しく見ていこう

1.ホームステイでその土地に第一陣の根を下ろす

言葉が通じない新しい土地に行って生活をする。道も聞けない、注文したいものも注文できない、そんな悲惨すぎる状況にいるアナタを、地元の人から誰にも構ってもらえなさそうなアナタを、VIP待遇で面倒を見てくれるのがホームステイ先の人々だ。

ホストファミリーのみんなは、遠路はるばるやってきたアナタのことを知人・友人に紹介したくてたまらない。行く先々でもVIP級の待遇を受けることになる。人の輪が広がっていく。連絡先を交換したり、一緒に出かけようと声をかけられることもある。そうして、更に人の輪が大きくなる。これは、言葉も常識も通じない異国の地に居るアナタが、人間関係的な生活基盤を築く最初にして最大のチャンスとなる

それだけではない、他にもメリットは、

現地人の生活スタイルに密着できる
・現地人の価値観に密着できる
・ホストファミリーは車を持っているので、遠方まで連れて行ってくれる
・一緒に出かけてくれ、ガイドしてくれるので、土地勘が付く
・四六時中、生の英語に触れることができる
・ホストファミリーの人々が生涯の友達になるかもしれない
・心の支えになってくれる
・言葉が違っても言葉が通じなくても伝わる優しさを感じて、人間的成長につながる


など、挙げていけばキリがない。

到着したばかりのホームステイは本当に助かる。しかし、だ。逆を言えば、ホストファミリーは保護者的な存在であることを忘れてはいけない。過度に依存してしまうと、何のために来た留学か分からなくなってしまう。前回の記事でも書いたが、新鮮さが失われると学習能力が落ちる。いつかは巣立ちが必要だ。


留学経験値をアップさせるためにも、費用を節約するためにも、期間は1ヶ月程度が良いと思う。1ヶ月というのは、週末が4セットも有れば近所の見どころ+2-3個の遠方の見どころもカバーできるし、生活様式にも一通りなれることができる時期だからだ。人も1ヶ月も顔を合わせ続けていれば、仲良くなる。この段階で巣立っても、せっかく築いた人間関係が壊れることも無いだろう。

そして、留学というものはとにかくお金がかかる。少しでも節約できるものなら節約したいところだ。そこで、月5万円ほどの節約に繋がるシェアハウスに切り替えることをススメたい。留学期間が残り11ヶ月あるのなら、55万円の節約になる。かなり、大きいぞ。


2.シェアハウスで費用を節約、
違う種類の人の輪を広げる

シェアハウスでお金を節約できるのは確かに大きなポイントだ。しかしお金が全てではないし、このブログは留学先での費用を最小にするために書いているわけではない。あくまでも「留学経験値」を300%引き上げることを念頭にして書いている。ということで、シェアハウスに移ることで、留学経験値がググッと上がる理由「違う種類のネットワーク形成」について書いていきたい。

冒頭でも書いたとおり、留学生が多い国にはシェアハウスは多い。これは、他の国の人達と、一緒に住んで、今度は彼らの文化に密着できる「屋根の下留学」のチャンスだ。

例えば、30人規模のシェアハウスがあったとしよう。そして、1人1人の国籍がかぶらないとしたら、

地球の縮図

と言えないだろうか?

もし地球が1つの村だったら、、、という動画か本が昔流行った気がするが、それを超す勢いでシェアハウスはすごい。なにせ地球が1つの屋根の下に入るサイズになったようなものだからだ。

超短期間で、様々な国の人と触れ合うことができる。多少訛りの有る英語を聞くことになるかもしれないが、それもまたご愛嬌。英語って色々有るんだなと学ぶ機会にもなる。

1度に行ける留学先は、体が1つしか無いので1箇所に限られてしまうが、シェアハウスに住むことで自分が複数の留学先にまとめて行っているような擬似体験ができる。


一石何鳥だろうか?

もちろん、ホームステイ時代で作った友達とも交流は続くだろう。留学先の地元の交友関係を広げつつ、その枠を超えて世界レベルの交友関係を作ることができる。そして費用の節約にもなる。

そんな最強の組み合わせが、

ホームステイは最初の1ヶ月、
シェアハウスは残りの期間

なのである。

いつも記事を読んでいただきありがとうございます。英語学習に苦しんでいる方、つまらなそうに嫌々語学を学んでいる方が周りに居ましたら、シェアしていただければと思います。楽しく、深く、語学に取り組める人が1人でも増えたら幸いです。