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近くにいる人を大事にする力 Vol.2_7

2023年に入って、早くも2回目の記事を書いてみちゃった。
以前みたい毎週書くことを意味してるわけじゃないから悪しからず。。

今回もまた俺のつたない経験を交えて書くね~

自分が
俺が20代中盤ぐらいの頃
下手に営業成績が良かったもんだから、もらえる報酬は高かった。

分かってない糞ガキが、下手な小銭を手にすると
本当にロクなことはないわけで

仕事は大して出来もしないのに、名刺だけは
社長と御大層なもんだから
業者ねーちゃんたちはちやほやしてくれる。 

ガキにはそれだけで十分、引き込まれる楽しさがあった。

俺はまともに家にも帰らないで 
頻繁にキャバクラで散財をした。

家には お腹に子を宿した嫁が一人で子守りを
しながら待ってると言うのに・・・

20代中盤はそんな生活を続けて、数年が経ってしまった。
その間に少しづつ経営者の知り合いが増えてきた。

徐々にではあるけど 
それらの人たちと比較することが増えていくとともに
自分が如何にダメな奴なのか
経営者としても人間としてもまったくイタイ奴だと理解し始めた。

そんな頃にとある先輩経営者から 
「西田、お前キャバ嬢に10万使うんだったら嫁に20万使えよ!」
って真顔で言われた。

ん? 
どいう意味??

と思ったら先輩は続けた。

「だからお前はモテないんだよ!

どうせ今目の前のキャバ嬢を落としたいから、金を使ってんだろ?
そういう奴はまた新しい気になるキャバ嬢が現れたら
今までの子を放り出して
新しい子にまた乗り換えるだけだろ?

そんなすぐに、手のひらを返すような奴が
いくら金を積もうがモテるとは言わないんだよ!
そんなのはただの受発注関係だからな!!

業者だよ!分かる?」

そう聞かれ、俺はすぐに理解できず「はぁ~」としか返事できなかった。

先輩は続けて

「お前が勝手に遊ぶ分にはどーでもいいけどよ。
だけど近くにいる人を大事にしろよ!!
お前の近くいる人はいったい誰なんだ?

頑張ってくれる仲間か?
お仕事をくれるお客さんか?

それらも大事だろうよ。
だけど、一番は
おまえの嫁だろ!!

だからキャバ嬢に10万を使うなら、嫁に20万をつかえ!!」

そう言われ
しばらく俺はこの先輩とのやり取りを
悶々と考えるようになった。 


俺にとっての近くにいる人は誰なのか?
俺がほんとに大事にしないといけないのは誰なのか?

自問自答してみた。

いくらアホな俺でも 
答えにたどり着くにはそう時間がかかるものではなかった。


近くにいる人を大事にできない奴

たしかに、子供のころ一人じゃ生きれないくせに
養ってくれた親に向かって「くそババー!」って言うガキはダサいよな

たしかに、外面よく奢ってくれる先輩が 
家にいる嫁にはカップラーメンしか食わせてねーとしたらカッコ悪いよな
(こっちはありがたいけど・・・)

仲間に入れてもらう時は 
あんなに好意を示してくれたのに
抜けるときはお前らは用無しだって態度をとる奴はサムイよな~


結局
近くにいる奴を大事にできない人って言うのは
誰からも大事にされない奴になって行くんだよな~

だから 
近くにいる奴を大事にできない奴はダメなんだろうな~

それから俺の周りにいる仕事のできる人たちを観察していくと
遊ぼうが遊ぶまいが

もれなく、家族とか仲間とか大事にしてることが分かった。

共有する時間を増やすとか、お金を使うとか、優しくするとか、話を聞くとか・・・etc

大事にするやり方は人それぞれの表現の仕方はあるものの 
近くにいる人を必ず大事にしてるのが分かる。
自分の大事な何かを使ってね。

さらに言えば
誰よりも一番近くにいるのは自分自身なんだ
ってことだ。

そんな大事な自分をいつも気にかけてくれる両親とか
助けてくれる仲間だとか
共同体として支え合ってくれる嫁や家族とか

間違いなく、それらの人たちが居てくれるから 
今の自分が居るわけだし、
安心して戻れる場所になるから挑戦する自分が生まれるんだ。

だから
自分を大事にしてくれる人たちを大事にできない奴は 
自分自身を大事にできない奴だとも言えてしまう。

大事にしてくれない奴の周りに居続けたい人なんて普通いないからね。

先輩が言ってくれた
「キャバ嬢に10万使うなら嫁に20万円をつかえ!」

というのは

「近くにいる人たちをもっと大切にしろ!!」 
「それがひいては自分を大切にする方法なんだ!!」 

そう教わったと今でも思っている。


追伸:

そんな俺はいつになったら 
女の尻を追いかけることをやめられるんだろうか??
誰か、神に組み込まれたこのDNAの取り外し方を教えてください!!💦