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完全栄養パン「BASE BREAD」の欠点

◆「BASE BREAD」(べースブレッド)
「完全栄養食」とうたうだけあって1食での5大栄養素の基準をクリア。添加物も必要最低限のものだけ。普通のパン、ファストフード、コンビニ飯に比べれば圧倒的にイイ! ・・・けど甘い言葉には裏がある。


「BASE BREAD」(べースブレッド)


HPでアピールされているように「コンビニ飯」との比較はこー。

ベースフードHPより

栄養という面においてベースブレッドに軍配があがる。それも圧倒的に! 

完全栄養を大々的にうたっているだけあって、厚生労働省の定めている1食の5大栄養素(たんぱく質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラル)の基準をクリアしている。カロリーや糖質も普通のパンよりカットされていてダイエットにも向いてそう。

他で過剰摂取される炭水化物など一部を除いて1日の必要栄養の1/3とれるという触れこみ。嘘ではないだろう。

たださー。

こーゆーさー。

手軽・便利・低価格なのに釣り合わない効用・効能が強調されるのにはカラクリがある。当たり前だけど。ポイントは3つ。

①栄養素は一種類じゃない


例えばたんぱく質。動物性と植物性とある。プロテインパウダーにホエイ、ソイがあるように。何でもバランスが大事で特定のものばっかりだとカラダの不調につながってもおかしくない。ソイプロテインばっかりとってるとホルモンバランス崩れるみたいな話もあるし。

たとえば、食物繊維。これも一種類じゃない。大きく6つぐらいあるけどメジャーなのだけでも水溶性と不溶性があるよね。ちなみに、不溶性ばっかりとっていると便秘になりがち。

BASE BREADはソイプロテイン、不溶性食物繊維だけじゃない?

②オメガ3脂肪酸はサビる


オメガ3にしろ6にしろ脂肪酸は熱に弱くてすぐ酸化しちゃう。劣化しちゃう。わかりやすくいうと「サビ」る。酸化とはカラダの中で起こる老化現象だ。それに比べたらサビた油をしょーしょー口にしてもたいしたことないけど、ほら。何でもチリツモじゃん。

「0→1専門」マーケティングより

③「植物」「発酵」はヤバみ


植物油、植物油脂って加工食品のパッケージの裏によくあるけれどよくない系。トランス脂肪酸のもと。食欲暴走にもつながる。「植物」ってこうなんか健康にいいイメージ、それはとは裏腹に・・・。

同じように「発酵」と冠した添加物もちょ~~怪しくって。ベーズブレッドの原材料には「発酵風味料」とある。

「発酵」っていう言葉のイメージって腸内環境にいいってイメージでしょう。ところがこれってナイシンという乳酸菌が作り出す抗生物質らしくて言葉のイメージとは真逆に腸内細菌ブッコロ系殺虫剤系。

ゆーてね。市販・流通しているものをちょっとやそっと食べたってほぼ害はないだろう。でもほら。何でもチリもつもればなんとやら、っていうじゃん。

以上!


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