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銃器:やさしい銃器入門/№04【現代の小火器 TOP10/第3回】

第3回より・再開

どうも、slaughtercultです。前回からかなり時間が空いて申し訳ないです。
前回までで、TOP10のうち上位4位を紹介しましたね(す、少ねぇ~ッ!)

~ここまでの紹介銃器~
第1位・AR-15(M16、M4……etc)☆アサルトライフル
第2位・AK(AK47、AKM、AK74……etc)☆アサルトライフル
第3位・STEYR AUG ☆アサルトライフル
第4位・H&K MP5 ☆サブマシンガン

取り敢えず、ショルダーウェポン(長物銃、ロングガン)は一休みに。
ここからは趣向を変えて、現代の代表的な拳銃たちをピックアップ!


【第5位・Glock】

銃種・セミオートピストル/発射方式・プリコック式DAO
作動方式・改良ブローニング式ショートリコイル、ディレードブローバック
製造元・Glock*/原産国・オーストリア、アメリカ*
口径・9mm×19 ほか/装弾数・17+1発 ほか/連射速度・n/a

*口径、銃身長、発射方式、安全装置の有無など様々に異なるクローンが、今日では世界各国のあらゆる会社より製造・販売されている。

はい、Glockです。ポリマーフレームストライカー方式で有名ですよね。
現代のピストルを理解する上で、避けて通ることはできない最重要課題!
簡便な操作性、対候性の向上、軽量化……正に、自動拳銃の最大公約数

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*上記の画像は https://eu.glock.com/ から転載されています。
画像の転載は、転載元の転載規約に従って行ってください。

第3世代 Glock 17。114mm(4.5”)バレル、全長 204mm(8.03”)。
空虚重量 705g(24.87oz)、装填重量 915g(32.38oz)と極めて軽量。
稼働部品はトリガー、マガジンキャッチ、スライドリリース、分解レバー。

トリガー上部の凹みと、小さな部品が見えますか? これが分解レバー
フレームを貫通したこのレバーを下げると、スライドが前方に外せます。
ストライカーを開放、スライドをチョイ引き、レバー下降が分解のお作法。


第3世代 Glock 17の実射レビュー。装填して、撃つ。シンプルイズベスト。
トリガーのリセット量が短く、連射が効きます。正に撃つための『道具』。

変則型DAOの構造上、手動安全装置もデコッカーも存在せずシンプル構造。
内蔵したAFPBで最低限の安全性を確保……トリガーセフティはオマケだ(笑)
装填して携帯する。取り出して撃つ。そのために最適化された道具です。

Glockの凄い所は、馬鹿でも使える操作性……軽くてラクチン手間いらず。
だけではありません。この銃の真髄は、商品バリエーションの豊富さ。
サイズの大小、口径も様々、改造部品も一杯、マシンピストルもあるぞ!


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*上記はhttps://www.salientarmsinternational.com/から転載しています。
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SAI Tier One Glock 19。102mm(4")バレル、全長 187mm(7.4")。
肉抜きスライドと金色バレル、4lbs(1.8kg)トリガーと特注加工フレーム!


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*上記は https://www.guncrafterindustries.com/ から転載しています。
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Guncrafter Industries .50 GI。117mm(4.6")バレル、全長 205mm(8.1")。
Glock 20/21に部品をポン付けして、ME 500~600 ft-lbsのお手軽 .50口径!


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*上記の画像は https://www.460rowland.com/ から転載しています。
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.460 Rowland Compensated Glock 30 Conversion。96mm(3.8")バレル。
全長 177mm(7")強のサブコンパクト銃から、1,000 ft-lbs近い単発火力!


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*上記の画像は https://caagearup.com/ から転載しています。
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CAA RONI Pistol Carbine Conversion。殺意満点のピストルカービン!
拳銃だと心細い? ではキグルミを被せて、追加部品で完全武装はいかが?


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*上記の画像は https://stores.sjcguns.com/ から転載しています。
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SJC Open Pistol 9mm/.40 S&W。IPSCオープン競技用のカスタムGlock!
バレルはGlock 17/22で114mm(4.5")、Glock 34/35で135mm(5.3")。


Glock 18C。口径9mm×19、装弾数 33+1発、マシンピストル仕様のGlock!
連射速度は1,100~1,200発/分! 拳銃サイズのSMG……恐怖の殺傷力!

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箱出しで使って良し、改造して良し、携帯しても競技に使っても良し!
……と、Glockがどれほど懐の深い拳銃か、お分かりいただけたと思います。
多くの発展形と共に現代まで生き残ったのは、基礎設計が優秀なればこそ。

これほど使い勝手の良い構造ならば、同業他社にパクられるのが世の常(笑)
ええ……皆様もお察しの通り、それはもう沢山のクローンが存在します!
独自改良で一定の地位を築いた物もあり、コピー銃も奥の深い世界ですよ。


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*上記の画像は https://www.smith-wesson.com/ から転載されています。
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S&W SD40 VE。口径.40SW、4"(102mm)バレル、全長 7.2"(183mm)。
Glockがプリコック式DAOなのに対し、これはフルストロークDAOが特徴。
リボルバーのDAと同様、トリガーの引き代が長く、安全性が高いのがウリ。

DAOの利点は、SA/DA式の銃のようにトリガーの引き味が変化しないこと。
しかしSD40の常に重くて長いトリガーは、市場で受けが悪かった模様。
後にM&Pの名で、プリコック式のクローン銃を売り出し、好評を得ます。


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*上記の画像は https://www.carl-walther.com/ から転載されています。
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WALTHER P99 AS。口径 9mm、102mm(4")バレル、全長180mm(7")。
Glockの構造を逆手に取り、デコッカーを装備してSA/DA化した改良型。
スライドのリアサイト前方、縁取りされた押しボタンがデコッカーです。

大体この辺りから、DAトリガーの引き味で各社が試行錯誤を始めます。
同時代のH&KやSIG(ハンマー式)も、弱い力で引ける改良型DAを開発。
P99もQAという軽量DAトリガーを装備した製品が、PPQの名前で枝分かれ。



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*上記の画像は https://www.steyr-arms.com/ から転載されています。
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STEYR L9-A2 MF。口径 9mm、115mm(4.5")バレル、全長200mm(7.9")。
M9/M40の名前だった初期型と比べ、やや独自デザインに変化しています。
分解レバーの横にある2つ穴の部品は、鍵で施錠できるチャイルドロック

この銃は割と直球のクローンですね(製造国も同じオーストリア……笑)。
グリップの角度が深く、銃を握って安定させやすい点がセールスポイント。
グリップ背部の切れ込みは、手の大きさに合わせて部品交換ができる構造。


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*上記画像はhttps://www.springfield-armory.com/から転載されています。
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SPRINGFIELD ARMORY XD。4"(102mm)バレル、全長7.3"(183mm)。
クロアチア製 AGENCIJA ALAN HS ピストルのバッジエンジニアリング品
他社製品より安価で、口径.45ACPでも細さ据え置きのグリップが売りです。

グリップ後部に半月状の部品が飛び出ていますね。グリップセフティです。
このクローンは今までの物とは異なり、SAOトリガーなので引き味が軽い!
AFPBとグリップセフティがありますが、装填して携帯するのは怖いかな(笑)


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*上記の画像は https://www.sigsauer.com/ から転載されています。
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SIG SAUER M17(民生型)。119mm(4.7")バレル、全長 203mm(8")。
Beretta M9A1(92FS)の代替として、米軍のトライアルに合格した拳銃
見た目にSIGらしさは残していますが、構造的にはGlockのクローンです。

存在意義の良く分からない手動安全装置(笑) 脱着可能なトリガー構造。
リアサイトが取り外せて、光学サイトがポン付けできたり、改良点は様々。
ぶっちゃけ後発の強み……これまで市場に蓄積された技術の集大成ですね。

SIG SAUERはハンマー式が主でしたが、時流には抗えずストライカー式。
遂に米陸軍もポリマー銃を公式採用したかと、感慨深いものがありますね。
(一方イギリス軍は、Hi-Powerを捨ててGlock 17を採用したのであった)

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さて、現代の最も重要な拳銃ということもあり、かなりタフな紹介でした。
後半はGlockとは無関係と思いきや……血筋が繋がった継子たちなのですね。
良い商品はパクられる。銃の世界……ライフルでもピストルでも同じです。

この銃を考える時に重要なのは、余計な安全装置が付いていないという点。
特に軍・警察向けの銃で、アホでも使える単純構造にシフトしている事実。
軽量フレーム……装弾数の増加……正しく現代のピストルのスタンダード!


【第6位・Model 1911】

銃種・セミオートピストル/発射方式・シングルアクションオンリー
作動方式・ブローニング式ショートリコイル、ディレードブローバック
製造元・Colt's Manufacturing LLC*/原産国・アメリカ*
口径・.45ACP ほか/装弾数・7、8+1発 ほか/連射速度・n/a

*共通のプラットフォームを用いて、口径・銃身長・マガジンも多種多様なクローンが、世界各国・大小様々のメーカーで無数に製造されている。

Model 1911。単純かつ効果的なティルトバレルショートリコイル構造
その基本構造は、後年の大口径ピストルの設計に大きな影響を与えました。
多くの現代ピストルで今なお血脈が息づく、拳銃の偉大なるレガシーです。


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*画像は https://www.colt.com/ から転載されています。
画像の転載は、転載元の転載規約に従って行ってください。

COLT MKⅣ/SERIES 70。5"(127mm)バレル、全長 8.5"(220mm)。
軍用のU.S. Model 1911 A1をベースにAFPBを組み込んだ民生型ですね。
構成部品は鉄と木だけ、空虚重量 36oz(1,021g)の、古色蒼然たる拳銃。

※2022年4月9日追記分※
筆者註:COLT 1911・Goverment ModelピストルにAFPB(オートマチック・ファイアリング・ピン・ブロック)セイフティを装備したのがSeries 70から(1970~1983年製造)からというのは明確な誤りで、実際は後継機種たるSeries 80(1983~現代まで製造中)以降の話。特にCOLT社製の1911拳銃のAFPBセイフティは、トリガーバー(撃鉄/ハンマーと繋がる逆鉤/シアと引き金/トリガーとを連結させる、板金上の部品)と連動して動き解除する典型的な構造であるがゆえ、引き金の引き味を損なうと言われています。

無論、AFPBが無いよりは有る方が良く、薬室/チャンバーに装填した時の安全性が爆上がりになります。銃を落としたりとか、叩きつけたりとかして固い物にぶつけた時に、AFPBが無い銃では撃針/ファイアリング・ピンが勝手に飛び出し、実包の雷管を叩くことで意図せず発火させ撃発する事故が往々にして起こるからです。これがいわゆる「暴発」の典型的な例ですね。

マカロフみたいに、撃針そのものは自由移動なのだけれど、撃針そのものの質量を物凄く軽くして、雷管への打撃量を減らすような、AFPB装着以外の安全策のアプローチを取る銃もありますが、いずれにせよ現代の軍や警察が仕事で持ち歩くための実用銃は、このような内部安全装置を装着した拳銃を用いることで、暴発の事故を極力減らす方向性を採用しているようです。

このタイプの旧式構造は、スライドリリースが固定ピンを兼ねています
スライドリリース自体を抜くことで、スライドを外せるという構造。
グリップ根元には、旧型の手動安全装置と、背後にグリップセフティ。


オリジナルのCOLT 1911。グリップ背部(バックストラップ)が直線形状。
古くても作動は完璧。さらっと社外製の10連発マガジンも使ってて面白い。

スライド正面に、バレルブッシングと呼ばれる別部品を持つのが特徴。
バレル直下でバネを保持するガイドロッドは、射撃時に飛び出しません。
大型拳銃が実用化された初期の構造なので、現代銃とは色々と異なります。

Glockほか現代銃と比べ、やはり大きいというのが率直な第一印象かと。
マガジンは単列(シングルコラム)なので、横幅はさほど太くないですが。
アメリカ伝統の口径 .45ACPで、9mmと比べると反動も大きいですね。


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*画像は https://detonicsdef.squarespace.com/ から転載されています。
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DETNICS Combat Master。3.5"(89mm)バレル、全長6 3/4"(171mm)。
装弾数 6+1発……これだけ頑張って小型化しても、重量 30oz(851g)!


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*上記の画像は https://www.para-usa.com/ から転載されています。
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PARA Expert 14.45。グリップのビーバーテイルは現代カスタムの定番。
さらに複列(ダブルカラム)マガジン化して、装弾数も14+1発に倍増!


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*上記の画像は https://www.fusionfirearms.com/ から転載されています。
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Fusion Firearms Custom Pro 7 inch "Black Out"。リアサイトは調整式。
迫力の7"(178mm)バレル! トリガーの☆穴がチャームポイントですね。


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*上記の画像は arsenalfirearmsitalia.it/ から転載されています。
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Arsenal Firearms AF2011-A1。何てこった、水平2連にすれば火力も2倍だ!
分厚いフレームにバレルが2本、並列マガジン……そして空虚重量 1,850g(笑)


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*上記の画像は https://stiguns.com/ から転載されています。
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STI DVC-O。5.4"(137mm)コンプ付きバレル、空虚重量 1,361g……重い。
口径9mm/.38 Super、装弾数は140mmマグで20発、170mmでは何と26発!


LAR Grizzly。口径 .45 Winchester Magnum(11.5mm×30)を撃つ怪物!
.45ACP 230gr弾の初速 850fpsに対し、.45WM 230gr弾は1,300fps~と強力!
構造的には1911クローンで、反動軽減機能も無く、ストイックで痛い奴(笑)

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1911は、リンク接続されたバレルのショートリコイル構造で大成した傑作。
現代版1911クローンもまた、基本的に原型の構造を模倣・踏襲しています。
1世紀以上前の銃の基本構造が、現代でも未だに通用するって凄いですね!

それでも時代が下ると、1911の構造を合理化・改良する動きが現れます。
時代に合わせた構造の変化は、大口径ピストルの歴史そのものと言えます。
様々な国で、技術者が知恵を凝らした銃たち……一緒に見て行きましょう。


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*上記の画像は https://www.zastava-arms.rs/ から転載されています。
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Zastava M57A。口径7.62mm×25、116mm(4.6")バレル、全長 200mm(7.9")。
旧ソ連製 TT33 Tokarev のクローンで、マガジンを延長し安全装置を増設。
強調しておきたいのは、トカレフの設計は1911を原型に合理化したもの。

トリガー付け根のマガジンキャッチ、フレームを貫くスライドリリース。
スライド前端のバレルブッシングまで、1911を忠実に模倣しています!
但し弾薬の威力が強い分バネも強くて、分解組立が面倒なのが玉に瑕(笑)



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*上記の画像は https://www.browning.com/ から転載されています。
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FN Hi-Power MkIII。口径9mm、4 5/8"(117mm)バレル、全長 7 3/4"(197mm)。
1911と発売時期が重複していた関係もあり、両者の関係はやや複雑です。
スライド経由型のシア、リンクレス型バレルは特許を回避する苦肉の策

このリンクレス型バレルのティルト機構は、後の設計に影響を与えます。
前端のバレルブッシングが固定化したことも含め、事実上の合理化です。
マガジンも複列化しましたが、発射方式は未だSAO……近代化の道半ば。


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*上記の画像は https://sigsauer.de/ から転載されています。
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SIG SAUER P210。口径 9mm、120mm(4.7")バレル、全長 216mm(8.5")。
原型はHi-Power (GP35)と同時代、フランスで設計されたSACM Mle 1935A
上述のリンクレスバレル、スライドを包み込むフレーム構造が特徴的です。

トカレフのようにハンマーユニットが取り外せる構造は、Mle 1935A譲り。
スライドから突き出す長いスプリングガイドロッドは、この頃からかな?
スライド上の安全装置は、親指根元に移設。ちゃんと改良されました(笑)


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*上記の画像は https://www.czub.cz/ から転載されています。
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CZUB CZ75B。口径 9mm、114mm(4.5")バレル、全長 206mm(8.1")。
朗報:ようやくダブルアクション化されました。いやぁ長かったな~(笑)
構造的には、上述のHi-PowerP210のいいとこ取りという具合ですね。

設計の真意は定かでは無いものの、コック&ロックの安全装置は時代遅れ?
75BDやSP-01など、後の改良版ではデコッカーを装備した物も現れます。
ともあれ、1911構造が洗練された一先ずの終着点と言って良いでしょう。


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さて、いかに1911の血筋が後の銃に引き継がれているかが分かりますよね?
1911からCZ75までの銃は、バレルとスライドに横溝を掘って固定する様式。
撃ってから弾が飛び出す僅かの間、横溝が嵌合してバレルを固定する構造。

しかしこの時代までの銃は、基幹部品が全て鉄製なので、とにかく重い!
また上述のラグ/リセス構造は、固定部分を削り出す手間のかかる構造。
それで、私がなぜこのタイミングでこの話をしているかというと……。


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*上記の画像は https://www.sigsauer.com/ から転載されています。
画像の転載は、転載元の転載規約に従って行ってください。

SIG SAUER P220。口径 .45ACP、112mm(4.4")バレル、全長 196mm(7.7")。
我が国の自衛隊も使用する(9mm口径版ですが)、近代ピストルの代名詞。
上述のリセス/ラグ構造を、排莢口とバレルを噛み合わせる構造に合理化!

P220以降、排莢口を切り開いてバレルを固定する合理的構造が普及します。
地味にフレームもアルミ合金化され、銃自体の重量も軽量化することに!
セルフリターン式のデコッカーで、ハンマーを下ろすのも簡単ワンタッチ!


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*上記の画像は https://eu.glock.com/ から転載されています。
画像の転載は、転載元の転載規約に従って行ってください。

Glock 17L。というわけで、ストライカー式ポリマーフレームに着地。
もはやハンマーすら捨て去り、馬鹿でも使える実用銃の時代に突入(笑)
ロングスライドに他意はありません。画像を使い回したくなかっただけ。

1911は全てに繋がっている……1911は真理……1911は宇宙……ウッ頭が。
……とまあそんなこんなで、冒頭のGlockに回帰するというのがオチです。
いやぁ、ピストル1つで大変長い旅でした。皆様、本当にお疲れ様です!


【再び閑話休題】

さてさて、今回は趣向を変えて、現代ピストルのめくるめく旅でした!
1911とGlockを押さえれば、ピストルの世界が自ずと見えてくる……かも!?
なに、プロップアップ? ロータリーバレル? 尺の都合でカットだよ!

しかし、やっとTOP10の折り返し地点まで辿り着けた……あともう半分だ。
書くべき内容は既に決まっているので、後は自分のやる気との戦いです(笑)
時間はかかりますがちゃんと終わらせますので、気長にお待ちくださいネ☆

前回のAUGの失敗を引きずってて、リサーチに超時間かかって苦労ですわ。
何かいい動画無いかなーとか探したら、今度はYOUTUBEザッピング地獄。
とか愚痴もこぼしつつ、今回はこの辺で終わり! 長時間お疲れ様でした!


【オマケの動画紹介】

1911の実射動画を探している時、第2次大戦時代の射撃訓練映像を発見。
16分弱の長い動画ですが、貴重な資料です……お時間のある方は閲覧推奨。
現代とは銃の扱いが異なる(現代では必ずしも正しくない)のも興味深い。

指トリガー!(笑) 安全管理がへなちょこなのは、時代を感じさせますね。
自動でフリップする標的、トレーサー(曳光弾)で射撃……さすがアメ公。
片手撃ちが基本ですが、銃の正しい構え方は現代に通ずるものがあります。
立射、膝射、寝射と一通り教練するなど、注目すべきポイントが目白押し!


【皆様、長文乱文をここまでお読みいただき、本当にお疲れ様でした】
【皆様の銃器に対する理解が深まり、創作の糧となることを期待して】
【やさしい銃器入門/№04 現代の小火器 TOP10/第3回 終わり】

From: slaughtercult
THANK YOU FOR YOUR READING!
SEE YOU NEXT TIME!

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