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オカダマニラでFIRE!!!———2024年の業績は?!?


全国のオカダマニラマニアの皆様、寒波の中いかがお過ごしでしょうか。

私は南国から帰ってきて息もつかぬ間に社畜のトラブルに巻き込まれ休みボケなぞどこかに吹き飛んでしまいました。とある方からはそれを解決するためにあなたがいるんだと言われましたが、だとしてもストレスフルな毎日はまっぴらごめんです。今年は真剣にFIREを考えてみようと思います。

そんなかんじで2024年も気づいたらはじまっていたのですが、来たる1月15日、ユニバ社よりフィリピン最大級のカジノリゾートであるオカダマニラの2023年4Qの速報が開示されました。1年ぶりとなりましたがこの分析と今期の予想をしてみたいと思います。



1.オカダマニラ(タイガーリゾーツ社)2023年1-4Q通期


まずは私の昨年の予想からですが、売上を565億PHP(1300億円:当時のレートは2.3円/PHP)、EBITDA141億PHP(300億円)としてました。

売上を565億PHPと予想してましたが…?

さっそく下記のユニバ社の速報を見ていきましょう。

TRLEI四半期実績(2023年12月期第4四半期 速報値)

いつものようにグラフにしてみます。

4Qが失速かよ

あれ、なんか数字が小さい。

・年間のカジノ総売上GGR 484億PHP(≒1300億円)

・EBITDA 122億PHP(≒320億円)

私の予想を15%ほど未達でした。残念。

皮肉にも円換算ではいいかんじの数字になってます。ほんと1年でどんどん円安(2.3円→2.6円/PHP)になってますね、、、。

EBITDAマージンは25%程度でほぼ予想通りで推移していますね。お隣のソレアのように30%は欲しいところです。

ぱっと見、なんか4Qがめっちゃ少な。予想より3割も少ないですね。クリスマス年末が一番稼ぎ時なのに、、、なんでと思ってしまいますが、原因はおそらくこれのことでしょう。

電源喪失時のカジノシステムの一次電源のUPSや二次電源の非常用発電機のバックアップ、サーバーの自体の二重化、人的なバックアップといくつかの要素のどれかが悪かったのかと思いますが、PDCAサイクルを回せるまともな会社で、経営陣がきちんとしていれば売り上げ大幅減の理由は必ずIRでコメントしてくれるでしょう。

年間の来場者数は、2022年実績は600万人だったので私の予想は650万人としていましたが、ぎりぎり600万人達成ならず。

客単価は年間で8,091PHP/人と低迷していますが、4Qの6,455PHP/人が足を引っ張ってしまいましたね。

今年はコロナ禍の影響がほとんどなくなったためとても期待していたのですが、アクシデント(?)で数字が予想よりすべて未達。それでも特筆すべきことは年間で1Q150万人×4Q=600万人が足を運んでくれる集客装置が出来上がってきたということ。フロービジネスとしてこの事実はとてもとても大事なことです。


2.オカダマニラ2024年の収益予想


次に、いつものとおり昨年の業績を踏まえ今期2024年の業績予想をしてみます。

今年の予想は控えめにしました

今年はコロナ禍の影響は完全になくなったでしょうから、2019年および2023年の来場者数から微増として年間620万人に微増すると予想します。

客単価は昨年通り8000~9000PHPとするとカジノ総売上GGRは、

541億PHP(≒約1400億円!)

と予想します!

EBITDAマージンは昨年のままたいして上がらないとして25%とするとEBITDAは135億PHP(350億円)程度となります。

上記から減価償却費をさっぴくと営業利益は75億PHP(200億円)となります。ここから金利払ったら利益なくなっちゃいますから、高金利社債を早く借り換えしようよねって少数株主はみんな言ってますよ。

こんな数字を予想してみましたがいかがでしょうか。

各数値は昨年にも増してだいぶ保守的に見積もったので、この数字以上は期待できるとふんでます。ただ、フィリピンのような後進国ではどんなアクシデントがあるか予想できません。これがザ・カントリーリスクですね。

今年こそはと思っていたSPAC上場があんな形で頓挫してしまうのは予想だにしませんでしたが、なんかもうだめそうなので過去をねちねち振り返っても仕方ありません。サンクコストに縛られるな。損切りは素早く。このブログは損保ジャパンの経営陣ばりに未来志向です。

ただ、上場が実現しなくなったことでオカダマニラに関する細かな情報は今まで通りでしょう。だって少数株主のために手間かけて開示する理由がないですからね。経営陣から見たらめんどくさいだけでコスパ悪いですよ。じゃあなんで上場してるんだって話になりますが、あまりに割安なので誰かがレバレッジドMBOするのもちょっと悔しい。


前々回触れましたが、最高裁の判決が出ていわゆる原状回復命令SQAOが解除となりオカダマニラ事変が収束したことで資金調達問題が確実に良い方向に向かうはずです。だって、カントリーリスクの高い国で立ちあげたカジノ事業がコロナ禍もなくなりお家騒動も解決しなんだかんだで毎年300億円近くのキャッシュが手元に残るビジネスに成長したわけで、あとは資金をどこから調達すればよいかという手段を考えればよいだけになってきたのですからね。

その証左としてエメラルドベイリゾーツのIRがあったと考えているのですが、当面は今年7月の買収契約締結を楽しみに待ちたいと思います。


3.本日のオカダマニラ


年末年始のオカダマニラのインスタを見つけたのですが、こちらもやはりパーティと花火で盛り上がってます。フィリピン人もパリピーですね。
日本にいると行く年来る年を見て除夜の鐘を聞きながら静かに年越しを迎えるのが当たり前だと思ってましたが、海外で年越しを何回かしていますが、考えてみたら日本の過ごし方のほうがマイノリティなんでしょうね、、、日本の常識、世界の非常識。


4.本日のFIRE


本日紹介するのは、千駄木にあるSpiceBooksPRAyERのカレープレートです。

マトンペッパーフライ、鮭ハラス、海老の3種類カレープレートに贅沢にもチャイをつけました。

これはツボですね、デリーコルマ風の海老カレーとマトンの食感、大根の入った優しいダル、全部うまいです。パクチーを添えてくれるのも嬉しい。

何より夜遅くまでやってるので社畜の疲れをそっと癒せるのがよきです。

当ブログでは全国の、特に東京の本当に美味しいカレー屋さんを感謝と応援の気持ちを込めて紹介していきます。社畜の私はカレーに救われて、癒されて毎日を生きています。あんまり難しいことは考えず、んまそう!と思ったら是非お店に足を運んでみてください。





当ブログに掲載されている事項は、特定銘柄および株式市場全般の推奨や株価動向の上昇または下落を示唆するものではありません。投資は事故責任ですね。


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