見出し画像

【推し活ELECTRA】人が宣う地獄の先にこそ わたしは春を見る:町田戦(H)

今回も試合会場に行けてないので、公式からお借りしました。ごめんなさい。


個人的な感情ながら、町田のサポーターってあまりいい印象を持っていない。SNSではイキってる印象を持ち、驕り高ぶってる感じがした。どうしても倒したい気持ちがあった。
私の周りで応援している人が多くないのもあって、偏向的な考えになってるのもあるかもしれない。


試合前~前半終了

マルシーニョがまたもや1試合出場停止になり、前試合で三浦颯太が負傷で抜けたという中で、こういうスターティングメンバーになった。橘田健人が不在でゼ・ヒカルド、左ウィングに山内日向汰を起用したが、何があってのことなのかわからなかった(後に橘田は体調不良による欠場という話だったが)

試合が始まった。
町田は左サイド、つまり川崎でいうと右サイドを中心に攻めていく。町田としては「川崎フロンターレの弱点」として見抜いてのこと。前半30分で失点したのも川崎の右サイドを崩されてのことだと言える。
その失点に影響してか、センターバックのジェジエウが負傷して大南拓磨が交代で入る。その後、何とか持ち直そうとしたが失点分を取り返すというところまではたどり着けない。

川崎の得意としていることはパスでつなぐことだが、それが見事に分断された気がした。見た人によると、『チャカチャカした印象を持つ』と言われても仕方がない状態だといえよう。川崎のやり方でいくと真ん中次第というが、この時はそれどころではなかった。常に右サイドが狙われ、ジェジエウはコンディションがよろしくない。そうなると真ん中が切れ目の瞬間、相手の思うつぼと言えよう。

ハーフタイム~試合終了

後半になった。スタメンだった山内→遠野大弥、ゼ・ヒカルド→瀬古樹と交代させた。布陣的には問題がないが、家長昭博の動き次第といえる。また、交代で入った遠野が右サイドに流れるという動きもあった。
前半と比べても動きがかわったことで、町田の間延びした中盤に対して前に進むことが出来た。何度かゴールへ試しても合わないことが多いのは、この試合では運がなかったということだろうか。

71分に自陣からボールを運んで中盤から脇坂泰斗がスルーパス。小林悠が抜け出し飛び出したGKに倒されファウル。GK谷晃生がレッドカードで退場処分となる。
こういう判定になると、川崎のサポーターは「DOGSO!」と騒ぐ。もはや鑑定士そのものなのかもしれない。

その後、何度か挑戦したがセカンドボールが拾えないことも多く、同点に追いつくことが出来ないまま試合終了となった。


推しについて

FC東京戦からの3試合連続のスターティングメンバーでの起用。
感情については別のところに書いたので割愛するが、町田側の退場の起点を作ったのは言うまでもない。
そして、あのポジションに関しては経験が浅いけど、チームメイトからの信頼を得ているのをすごく感じた。
特に小林悠の言葉がすごく染みた。

「自分の良さを引き出してくれる。よく話もしますし、練習試合でも同じ右(サイド)で一緒にやっていたりして、感覚が合うので、やりやすさもあります。あの時はソンさんからのボールをトラップして、前に入れるような雰囲気があったので、先に触れたら自分を見てくれると思いました」

いしかわごう氏「僕らだけの歌」より

フットボールチャンネルでの記事が上がったこともあり、何度か広告と戦いながら読み直した。これまでのチームでは2列目だったり、2トップの一角でプレーすることが多かったが、今のサイドバックを主戦場にするというのは初めての経験だという。1対1や球際でやられるという感覚がないが、課題があると本人はいっている。ちなみにデュエルに関しても、各段と向上していて、「試合を重ねながら要求してやればいい」といっていたアタッキングサードでの関わりも増えたそうな。駆け引きも、うまく守れるように思考が変わったとコメントしていた。

多分、もともと頭が良いから経験を通じて、実戦に生きていると言えよう。川崎というチームは、ある程度の年令になっても新しいスキルを身に付けさせるというイメージが強い。実際、37歳の家長昭博が若い頃よりも幅が広くなっているのがわかるように、「年を取ったから使えない」ということはないのだ。それを考えると、30歳なんてまだ若い。『今日が一番若い』という前提ならそうなのかもしれない。


参考資料


おまけ

今日のタイトルは米津玄師『さよーならまたいつか!』より。100年後ではなく、10月に対戦する時は勝てるといいなあ、ということで。


この記事が参加している募集

サッカーを語ろう