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七五三で気をつけよう5ヶ条

3歳長女、瑛理。先日七五三の御詣りをしてきました。
七五三といえば、着物を着ること写真を撮ることかなと。(もちろん神様への御詣りも)

着慣れない着物×きちんと残したい記念写真

やったからこそ気づいた七五三ポイントをnoteしたい。
まず七五三の過ごし方は 6通り ある。

1)スタジオアリス的な写真館でキラキラな可愛い衣装を借りて前撮りする
2)持っている着物を着付けてもらって、街の写真館で前撮りする
3)神社にカメラマンと一緒に御詣りシーンも合わせて撮る
4)着物を着て親や親族が撮る
5)私服で御詣りする
6)何もしない

我が家は4)パターンだった。

2週間前まで 6)の何もしない、になりそうだったけど、義理の母からお借りした、半世紀ぐらい前の着物、ヴィンテージ着物があったので、

よし!着ていこう!

と決意して、ギリギリ3日前にメルカリで足袋と草履とバッグを買って、なんとか間に合って形になった。そして必死にかあちゃんが頑張って、その結果がこの写真。

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もうちょっといいのがあるけど、まあこちらをアップしたい。

さて、
父母2人と予想不可能な3歳児と0歳児を連れて、今後七五三の御詣りをする方に伝えたい。

七五三気をつけよう第五ヶ条

第一ヶ条:かあちゃんは動きやすい格好で行け!

おじいちゃんやおばあちゃんがいる場合はここは無視してほしい。大人が父母二人だった場合、かあちゃんはやることがたくさんある。動きやすさ重視が一番だ!特に靴!歩きやすいぺったんこを強くお勧めする。
理由は、
■カメラマンとしての役割がある
■神社は石だらけ。ヒールは足場が悪い
■しゃがんだり、手を伸ばしたりすることが多い
■荷物が多くて、身動きがとりにくいとストレスUP

周りには、素敵なお着物を着たママが、おじいちゃんおばあちゃんと一緒に参拝している素敵家族がたくさんいる。でも、それは人手が十分あるからできること。父母2人の場合は、かあちゃんの役目はたくさんある。動きやすさがとにかく大事だ。

ナイスロケーションでポーズをとって静かに立ってはくれない3歳児の写真ショットは一瞬だ。その一瞬を逃したくない!と思う母は、カメラ片手に必死になる。いい瞬間を逃さないために、瞬時に動ける動きやすさは本当に重要だ。歩きなれない草履は痛くて辛い。ぐずり出したり、抱っこをせがまれる。抱っこすると草履が必ず抜ける。それをキャッチして降りる時は履かせるけど、親も慣れていないから履かせにくい。そしてこれが案外辛い。

だれか通りすがりの方に、写真をお願いするタイミングも出てくる。その時になるべくご迷惑をかけないように、サササーと準備するだろう。草履をはかせて、着物の裾や袖部分を直して髪もちょっと整える。いい写真を撮るために必死だ。ロケーション、ポーズ、笑って!という声かけなど、カメラマンの仕事は多い。動きにくいと本当にイライラする。動きやすいことほど大事なことはない。

母親もおしゃれをしたい!が、人手不足の場合は止むを得ない。子供が主役な時間と諦めて、こおは多少の自己犠牲だ。かあちゃんよ、自分のことを構う時間はあまりないぞ。ぺったんこ靴と着慣れた服であれ!

第二ヶ条:タクシーの場合は家の前まで迎車せよ

自家用車がある方は、ここはスルーしていただきたい。東京のマンションに住む坂口家。車は持っていません。山手線駅まで徒歩7分。普段はもっぱら電車移動。

さて、今回。着物を着せた娘の手を引いて電車に乗る元気はない。
タクシーに乗って神社にいくけど、迎車して家の前まできてもらうか、大通りまでいくか悩ましい。

今回は大通りまで歩くことにしたけど、草履、歩き慣れていないから歩くのがいつもの2〜3倍遅い。数歩歩いたらもう歩きたくな〜い!となる。

結果、抱っこしていく羽目になる。抱っこするとせっかくの着付けが乱れてしまう。更に抱っこは親が疲れる。

ここは潔く家の前までタクシーにきてもらうことをお勧めしたい。

第三ヶ条:荷物は最小限かつ小分けにすべし

カメラ・携帯・着物用バッグ・財布・・・出したり引っ込めたりするもの多々がある。着物用バッグを子どもに渡したり預かったりと、ごちゃごちゃに。そこにティッシュや消毒スプレーやタオルやいろんなものが加わり、更にごちゃごちゃに。

バッグをみると、今日いるかな?というようなもの(私用の本・やたらたくさんのおむつ/ウエットティッシュなど)が入っていて、もうちょっと荷物は整理できたぞと思った。

すぐ使うもの、よく出し入れするものは取りやすいように、持ち物を最小限にして、小分け袋を使って、整理整頓しておけばよかったと現地でかなり後悔した。いつも使っているママバックを一度見直して、荷物は必要最小限に抑えたい。

第四ヶ条:着替えは持っていくべし

靴/靴下/洋服・・・これは必須だ。3歳児の着物はもって1〜2時間。神社で写真をとり終えた頃は、もう本人も親もヘトヘトだ。
汚さないか気を遣う親はもう本当にヘトヘトだ。(2度言いたいほどだ)
お宮参りと写真撮影が終わったら、その場で着替えられるように、いつもの着替えは持っていこう!強く強くお勧めしたい。

履き慣れた靴と、思いっきり走れる柔らかいズボン。更に上着。

色々終わって、さっと着替えさせて、いつもの姿になったとき、母はその時初めて「あ〜終わった〜どうぞ走ってきてください〜」とものすごく解放された気持ちになった。本人のためにも、親のためにも、終わったらさっと着替える。これは強くお勧めしたい!

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第五ヶ条:すぐに口にできる母のお気に入り食べ物を持っていくべし

ここまで書いた通り、大人2人の人手不足な七五三はなかなか疲れる。とにかくエネルギーを消耗する。そんな時、決まってかあちゃんはイライラしがちだ。疲れるとイライラして、つい、歩いてくれない、笑顔になってくれない主役の3歳児に怒ってしまったりする。それを防ぐために、腹ごしらえだ。

ほんのちょっとでいい。ふとリラックスする瞬間があると、イライラは治るし、お腹が満たされる。私は、お腹が減るとイライラしがちなタイプにもかかわらず、今回バッグに何も入れていなかった。チョコレート一つでも入れておけばよかった!と悔やんだ。

これからの方は是非、自分の機嫌をコントロールするためにも、持っていくことを強くお勧めしたい。

お勧めポイントまとめ

大人2人車なし家族が、自宅で着付けをして神社で御詣りして、親自身が写真を撮る場合の、お勧めポイントをまとめてみた。

きっとこれは、他のイベント(卒業式や入学式、もちろん次の七五三)にも使えるかもしれない。

人手不足の場合は、かあちゃんの役割とご機嫌が、家族に大きく影響する。かあちゃんがどんな時でも、自分でご機嫌にすることを大切に、乗り切って欲しい。(母ちゃんがイライラすると子どもは笑顔になれずいい写真が撮れないことをよく学んだ)

ママカメラマンの良いところは、もちろんコスト0だし、親に向けられた自然な笑顔を捉えることができる。作り物ではない本物の笑顔。そのために、是非ママカメラマン、頑張って欲しい

私も次の七五三では、この5ヶ条をしっかり守って、ニコニコ笑顔で乗り切りたいと思う。

もう七五三シーズンは過ぎてるけど、まだの方に何か届けば幸いだ。

数字で見える応援が、日々の励みとなります。一瞬でも、あなたの人生に何かハッピーをお届けできたらこれほど嬉しいことはありません。