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コーチングと装身具をつくるsky co&sowってブランドやってます

パーソナルコーチングをやっていて、彫金の技法で装身具も作っている。なんでコーチングと装身具?ジュエリーじゃなくて、装身具?そんな疑問をちょくちょく聞かれるので、ちょっと理由を書いてみたい。

今まではジュエリーを作っているって言っていて、宝石とか金とかプラチナをつかった宝飾品としての指輪とかネックレスを作っていた。

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18金やプラチナやダイヤモンドや色石を使って、少し1つあたりの値段がどうしても高くなるものを作っていた。それも好きだけど、少しづつ好みが変わってきた。どうしても金やプラチナを使うと原価が高いので気軽に買える値段にならない。宝飾品としてのジュエリーを作るとちょっと届けたい人に届きにくいのでは?という少し違和感が出てきた。

こんな経緯でコーチングを学び始め、をいろんな方に提供する中で、私が作る指輪をどんな人につけてほしいのかが少しづつまとまってきた。

29歳女性
新卒で入社した会社で色んな部署で様々な経験を積む中で、一緒にお仕事をした別の会社のオーナーから、新事業やるからそっちに加わってくれない?と言われて、今の仕事も好きだけど、新しい仕事に参加したらどんな未来が待っているのか経験してみたくなって、おもいきって転職を決めた。「新しいことに挑戦」「ドキドキと不安」「冷静と情熱」「自分の名前で挑戦する」そんなキーワードを大切にして30代に向かいたい。

目の前にいるリアルなクライアントさんな彼女。こんなあの子が新しい会社に出勤する朝に身につけてほしいのが、私が作る指輪であり耳飾りだと考えたとき、それはジュエリーじゃなくて、「装身具」という言い方がぴったりだった。

装身具とは・・・
<歴史>外敵から身を守る目的で、魔力があるとされる物を常時身につけたのが始まりであり、装身目的ではなく呪術的な意味合いを持っていた。
<素材>
装身具の素材には、鉱物、金属、焼付け用セラミック(七宝やエナメル)、クリスタルガラス等ガラス、合成樹脂、天然樹脂、木材、化石、海産物(貝殻や珊瑚)、動植物の体組織等が使われる。日常の環境による変化を比較的受けにくく、金属アレルギーなど人体に害を及ぼさないと考えられる物であればどのような物でも使用されてきた。(Wikipedia)

まさに、外敵から身を守る目的で、魔力があるとされる物を常時身につけたもの。こんなところが、こんな人に届けたいにぴったりくる。魔力はないけど、自分の決心の象徴という意味でお守りというニュアンスに近い。

なので、私が作る指輪やピアス・イアリングは、装身具と呼ぶことした。正直、ジュエリーと呼ぼうが、装身具と呼ぼうが、作るものが大きく変わることはないけれど、私自身に納得感があるからこれからはジュエリーを作るとは言わず、装身具を作っているということにした。

特にどこに納得感があるかというと、装身具は、素材は何でもいいとある。装飾品に使う金属は、基本が金・銀・プラチナだけど、銀(シルバー)と金・プラチナは原価が約30倍ぐらい違う。詳しい人にとっては、何を当たり前なことを・・・という感じだろうけれど、詳しくない人にとってはびっくりかもしれない。地金の価格は銀と金・プラチナの間には価格に雲泥の差がある。単なる色違いじゃない。金色なリングにしたいと思ったら18金になって、一気に誰もが求められるものじゃなくなる。

同じ金色といえば、金属を真鍮に変えたら、シルバーとほぼほぼ同じ価格でできる。本当は18金を使いたいところだけど、そうすると手が届きにくくなるし、ジュエリーと言っておきながら、真鍮ってどうなの?と躊躇する私もいた。「彫金」を学んだ人、「ジュエリー」を作っている人にはきっと伝わる気がする。この真鍮を使う壁。金じゃなくて真鍮にいく壁。
けれどこれを、「装身具」と定義してしまえば、壁がなくなった。もちろんリクエストがあれば18金でも作るし、シルバーも、真鍮も、真鍮にシルバーメッキも使う。何でもOKだ!なんて自由度が増すだろう!真鍮の壁を乗り越えたら届けたい人、作りたいものがバッと広がった。ただの定義の問題なのに不思議なもんだ。

ちなみに私は、肌が弱い。特に首に金属が触れると痒くなる。みなさんどうなの?首、強いの?という疑問から、独自調べを行ったところ、汗を書きやすい首の肌が弱い人は多いようだ。なので、ネックレスは基本的にK18しか作らない。ちょっとしたこだわりだ。(もちろんリクエストがあればシルバーでも真鍮でも応えるけれど)指は強くて、シルバーも真鍮もOKだからどんな金属でも使う。さらに指輪とピアスとイアリングが好きだから、ほとんど作るものは指輪か耳飾りとなる偏りがひどい。

そんなこんなで、2020年からコーチングをしながら装身具を作っている。
私が作る装身具は、こんな理由からこんな定義だ。

・主に指輪か耳飾り(ピアス・イアリング)
・日々身につけやすいデザイン(daily)
・特別な日に身につけたいデザイン(special)
・金属はシルバー、真鍮、K18、プラチナ
・風合いを出すためにメッキもつかう
・お守りや決意を込めた気持ちの象徴になることを期待してデザインする

今まさに学んでいる最中のコーチングセッションをしているうちに、

・私が大事にしている価値観ってこれだと気づいた
・今このキーワードを大切にして日々を送りたい
・今のこの気持ちをずっと忘れないでいたい

そんな発見や気づきをしたとき、その一瞬で忘れてしまうともったいないので、形に残して忘れそうになったらそれをみて思い出す羅針盤のようなものとして、私の指輪や耳飾りが役に立てばいいなと思っている。

だから、コーチングをしつつ装身具も作っている。

Sakaguchi kayoがコーチング(Coaching)をして装身具(Sowsing)を作るので、sky co&sow(スカイコートソー)という名前。


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特に熱をもって制作しているデザインは、指に馴染む・引っかからない・傷つけない指輪作りに力を入れている。新作が完成したらお披露目したい。

なんでコーチングと装身具なの?ってよく聞かれるから書いてみた。
実はこんな理由で2つ同時にやっている。
新しい人生の門出に、sky co&sowの指輪を連れて行きたいというリクエストが入ったら、泣いてしまうほど嬉しいだろう。


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