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はじめて北海道に行った話(2日目)

こんにちは!殴打(おうだ)です。
前回の続きを書いていきます。

前回の話はこちらからどうぞ





北海道旅行2日目
2022年8月22日
朝 5時頃






お腹…いたい……

楽しみにしていた北海道2日目は、腹痛で目が覚めました。
脂汗が出るくらいの腹痛…というかお腹がゴロゴロ。腸がハンパなく動いています。
トイレに5回はいきました。

なんもTVやってねえ

気を紛らわせるためにテレビを点けましたが、早い時間すぎて何もやっていませんでした。
どういうことだ鈴虫…


食べすぎるといつもお腹がこうです。
牛の肉を食べても、お酒飲みすぎても、ニンニクを食べてもこうなっちゃうんです。

今回もおそらく藻岩山高速下山+すすきの駅伝+海鮮丼の影響でしょう。

はしゃぎすぎて内臓がついていけていません。


こんなときのためにビオフェルミンS(整腸薬)を常備していました。
白湯と合わせて飲み、1時間ほど横になったらお腹の調子は少しはマシになっていました。
ありがとう、不安すぎて用意周到にしていた自分。


ゴキゲンな朝食バイキングセレクト。
左からヨーグルト、あんロール食パン、オレンジジュース、クロワッサン、コンソメスープ、ポテトサラダ。


なんとか楽しみにしていた朝食を食べ、
札幌観光に繰り出します。

札幌駅前。平日なので通勤ラッシュに揉まれました。


電車に揺られること30分。徒歩で数分。


到着。


例の公園

既視感ッ!



"来たことない"のに、"見たことある"〜ッ!

そう、藩士諸君ご存じ!南平岸高台公園です。

知らない方に説明すると北海道のローカル番組「水曜どうでしょう」の前撮り・後撮りで使われていた公園です。

水曜どうでしょう記念碑

記念碑も建てられていました!

青空シンクタンク、体操の人たち、弥太郎、たっくん、タコ星人……
ここで撮影していたんだなぁ…としみじみ。


子供たちが遊んでいた遊具


遊びてえ〜!!
でも体調が思わしくなかったのと
他にもファンの方がいたので遠慮しました。

あと単純に大人が遊んだらダメな遊具かなと


名残惜しいですが、かなりの限られた日程なので時間がありません。

南平岸高台公園をあとにして
羊ヶ丘公園へクラーク像を見にいきました。

BOYS,BE AMBITIOUS.
母が好きな石原裕次郎のバストアップ像

近くには石原裕次郎の像と「恋の町札幌」の歌詞が刻まれている石碑がありました。

クラーク記念館

北海道大学を開いて農業を説いていたという以外、クラーク先生のことよく知らないな〜と思い
歴史の史料館のような建物があったので入りました。

生徒に厳しすぎるだろ。

スパルタすぎる。


絵を見た時びっくりしちゃった。

これは、寒がってストーブから離れないでいた生徒を外へ引っ張り出して顔を雪に埋めている場面です。
生徒達が寒さでポケットに手をいれていると雪玉、通称「クラークボール」が飛んできたそうです。

チョーク投げつける先生みたいだ。

クラーク先生ってめちゃくちゃに行動派なんだな。と認識しました。

そして日本での教えが終わり、別れの日に生徒達に握手をした後、去り際にあの有名な一言
「Boys,be ambitious!」
を叫び、馬に乗って駆けていった。
などと、なかなかに熱い人のようでした。

クラーク像の手の模型

クラーク先生の掲げている右手の形は像にするにあたって熟考されていたようで、模型がもう一つ見つかったそうです。これがその近年発見された模型。
そんなに拘っていたのか〜。


クラーク像の後ろの丘には羊が放たれていた。

羊が芝を喰んでいるのを見る。
羊ヶ丘には羊がいました。

ただただぼーっと眺める。そんなのんびりとした時間でした。

白い恋人ソフトクリーム

売店で売られていました。
白い恋人の味した。札幌きたらぜひ!


札幌を後にして2日目のメイン、
余市へと向かいます。

なんか並びがカッコよかったのでパシャリ📸
余市駅到着

札幌-小樽-余市
の電車で向かったのですが、余市駅は現金のみの支払いしかなく、電子マネーはいっさい使えませんでした。
窓口で1300円支払いました…


余市といえば朝ドラ"マッサン"
放映当時、毎朝見ていました。


歩いている途中で

お腹に異変が……


ヤバイ、くだしそう。
腸がぐるぐる動き始めたのです。

ヤク切れだ!
もっと強い正露丸くらいのじゃないとダメだったか…

これからツアーなのにヤバイと思いつつ歩いて向かっていると漢方薬局が見えました。

ヘヴン………

急いで駆け込み、ストッパがないか尋ねます。

漢方薬剤師さんが対応してくださいました。
あたたかいものを飲むといいよとお茶を淹れてくださり、その上滋養強壮薬まで。

初めての旅行先だからきっと体がついていけなかったんだね。と、とても心配されました。
原因はなんとなく昨日のアレ(※前回の記事)な気がするけど……


10分後


すっごい元気

嘘のように元気になりました。
これも滋養強壮薬のおかげ…(あとストッパ)

また余市に来ることがあったら、

その節は大変お世話になりました。


とお礼をいいに行こうと誓いました。


蒸留所のゲート

そんなこんなで余市蒸留所に到着!
前もって予約していた蒸留所見学ツアー(ガイドさんつき)に参加しました。

竹鶴政孝記念"庭園"


蒸留所の敷地がとにかく広い

待合室に辿り着くまでとにかく歩きました。


ツアー自体は60分程度でしたが、それもほとんど歩いていた気がする。

ポットスチル。しめ縄が巻かれていて可愛い。

いまでも使われているポットスチル達。
この日は釜に火がついておらず、石炭をいれて燃やす所の中をみることができました。
ツアーガイドさんが言うには貴重らしいです。


貯蔵庫
これは中身入ってない樽。見学者用ですね。

貯蔵庫1号棟です。

ウィスキーが貯蔵されている樽は人目につかない奥にしまわれていました。

終売になったウィスキーの展示
つい最近まで売られていた
ピュアモルトの黒ラベルが仲間入り

ツアーの最後はレストランで試飲会!
レストランの棚には終売品や現行品が飾られていて、ウィスキー好きは食いつくだろうなぁという品ばかりでした。

3種類試飲。アップルワイン美味〜

スーパーニッカ、アップルワイン、余市を試飲!
アップルワインをはじめて飲んだのですが、こんなに美味しかったんですね。1本1000円ほどの手頃な値段で買えるのに…。
めちゃくちゃ美味しい!昼から酒、最高!
お土産に限定ラベルのアップルワインを買って帰りました。

飲み終わったあとは自由に敷地を見てまわって良いとのことなので、気になっていた竹鶴邸を見学しにいきました。


旧竹鶴邸

竹鶴政孝とリタが住んでいた家を復元した建物。
微かにピアノの音が聴こえてきます。

玄関の先

玄関を抜けると応接間だった場所へ
そして真ん中にポツンとガラスケースに入った模型があります。

近づいてみると…

ピアノの音が大きくなっている。

どうやらこの家の模型のようです。
部屋の様子を上から覗いてみることができました。

リタがピアノを弾いている!

ピアノの主はリタでした。
そして、そのピアノに聴き入っている政孝。

生前もリタがピアノを弾くと、政孝は椅子に腰かけて聴き入っていたそうです。

愛だ……

この他にも政孝がリタへ誕生日に送ったバースデーメッセージが展示されていました。

リタが亡くなるまでずっとプレゼントを送り続けていたんだって。

愛……愛としかいいようがない。

こういう夫婦に憧れます。

達筆すぎる。


旧竹鶴邸のあとはニッカミュージアムへ
ここではウィスキーについて製造方法・歴史の紹介・当時のパスポートや「竹鶴ノート」の現物が展示されています。

おしゃれな入り口
グラスがデカすぎる。

このグラスデカすぎでしょ。瓶よりデカイて。
思わずパシャリ📸


帰りにお土産を買いに行きます。

"ノースランド"でお土産を買う
抑えた方…ですね…

職場の人にアレを買っていこう、家族にはこれがいいな。などアレもコレも買ったら結構な金額になった…

この日はピュアモルト竹鶴は店頭に並んでいませんでした!残念!
木彫りの熊が竹鶴ミニボトルを大事そうに抱えている置物がほしかったのですが、竹鶴の姿形ありませんでした。スーパーニッカのミニを抱えている熊はあった笑


余市蒸留所、数時間いても飽きません。というか広すぎて周りきれませんでした。また来ます。

帰りがけに小樽で降りて観光しました。


小樽運河。クルージングは物凄い行列。

小樽は小樽運河みただけで終わっちゃいました。


札幌に戻り、旧北海道庁前のホテルに宿泊。
散歩がてら旧北海道庁を見にいきました。

史跡
絶賛工事中!

ようこそじゃないよ。工事中でなんも見えないじゃ無いのよ。
オススメポイント・北海道庁が窓から見えます!って書いてあったんですけど…
前情報、大切ですねぇ……

ホテルの洗面台がめちゃくちゃ綺麗だった。

普段1泊1万円以上するホテルに泊まらないので、いちいち感動します。

ホテルに併設のバー。コスモポリタン飲んだ。

お腹の調子もすっかりよくなったので、調子にのって夜もお酒を飲みにいきました。

本当はカウンターで飲みたかったけど、
窓際の席でも景色と雰囲気最高でした。



漢方薬局で貰ったあの黒い液体が入ったカプセルの滋養強壮薬は自家調合のやつなのかしら…それを飲んだからか疲れもやや取れました。


腹だけに一波乱あった旅でしたが次回で最終日です。

はじめての北海道3日目へつづく


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