郵便を送る事がレアな時代がやってくる?
「速達にすれば翌日届くけど、普通郵便だと早くて2日後」
「この前なんて、送った書類の到着まで1週間くらいかかった」
「連休挟むと遅れるよね」
職場での会話。
私の職場は、ほぼ毎日何かしらの書類をポストへ投函している。
「次の日に手紙が届く」は過去の話
以前は、北海道・沖縄・離島等を除けば、神奈川県から送ると主な主要都市であれば翌日には到着していました。
普通郵便と速達の差は殆どありませんでした。
たまに速達を利用していましたが、到着時刻が数時間しか変わらずコストが高いと感じていました。
それが、2021年10月から普通郵便の土曜配達が休止され、郵便物が週末を跨ぐと中々届かなくなりました。
今では「翌日までに確実に届けたいなら速達を利用」となります。
日経ビジネスの記事、色々参考になりました↓
84円ですもの
普通郵便の場合、ハガキが63円 封書が84円。
改めて書くと安いですよね。
近年、凄く頻繁に値上げが実施されたので「高くなった」と感じていましたが。
とてつもなく沢山の人の手と足を必要としている。
それを84円で北海道から石垣島まで送ってくれるなんて・・・・!
近年はコロナ禍もあり、配達員がお休みを余儀なくされて届きづらくなる…なんて事もありましたが、これから更に人手不足が深刻になる。
そんな中「84円でスピード配達求められても困るよ!」ってやつですね。
郵便料金改定の推移↓
1994年から20年も据え置きされていたんですね。時代を感じる。
何でも電子化の波
気が付けば世の中の重要書類の多くが今、電子化していますよね。
・イベントのチケット類
・取り扱い説明書
・レシート
・請求書
・株券
・小切手
・生損保の保険証券
・車検証
うちの夫は国民健康保険加入者なので、毎年「健康保険証」が郵送されていますが、これもマイナンバーカードに保険証が統合されたら郵送されなくなるはず。
個人の生活にも身近な保険証券や車検証などの重要書類まで電子化されたら、逆に一体何を郵送するんだ?って感じですよね(;'∀')
本当に郵送した方が良いものってなんだ?
改めて「郵送する必要性」を問い直したら、きっと「メールでPDF送信」でも事足りる事は沢山あるんですよね。
全国民が「メールで完結する事は郵送しない」という行動したら、一体どれくらい郵便物は減るんだろう?
年賀状も年々「来年から辞めます宣言」をする人が増えてきているし、断捨離の本には結構な頻度で「年賀状の後始末」が出てくる。
送る方だって大変だし
配達員は人手不足だし
貰った方は処分に悩む
これって要らないんじゃない?(^◇^;)
って思っちゃうワケですよね。
恐らく「孫が初めてジジババに送った年賀状」とか
音が鳴る、光るなどのしかけがあるバースデーカードとか
そういう特殊なモノ以外「ペーパーレスで良いじゃん!」っていう風潮にどんどん進むのかな?って思います。
「郵便局員さんは毎年年賀はがき売り上げノルマがある」なんて言われていたけど、少子化に合わせて事業そのものをどんどん縮小していったら、どれくらいのサイズ感が適正なのかな?
そんな事を考えちゃいました。
別に関係者でも何でもありませんが、今日は郵便の事を考えてみました。
でもコレ、自分の仕事についても凄く考えます。
「この仕事、世の中に必要なのかな?」
「本当にこれが人の役に立つのかな?」って。
親世代も祖父母世代も経験した事がない、人口減少時代。
どんなに激変の時代でも、自分の軸を持って穏やかに生きていけることを願います。
みなさんは時代の変化を感じることはありますか?
良かったらコメント欄で教えてください😊
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