イギリス人が好きな食材「ルバーブ」って何?
庭のルバーブが大きくなり始めた
庭のルバーブ(和名:食用大黄「しょくようだいおう」)が成長を始めた。ルバーブとは、ふきのような植物で、イギリスではポピュラーな食材だ。季節になると、スーパーにも並ぶが、我が家では庭で育てている。5月ぐらいから秋までずっと収穫できるので購入する必要がなくなった。
我が家では、2年前に、ガーデンセンターで鉢植えのルバーブを購入。その後、庭の土に植え替えた。それ以降、ただたっぷり水をあげるだけという手軽さで、雑草のようにぐんぐん成長してくれる。秋に、成長が止まって、一旦枯れてしまうが、また春になると成長が始まり、また収穫できる。
ルバーブの食べ方
茎の部分を食べるのだが、酸味とえぐみがあるので、我が家では、ジャムにしたり、家族みんなが好きなデザート「ルバーブクランブル」に使っている。
ジャムは、砂糖とレモン汁で煮込むだけ。手間といえば、アクがけっこう出るので、それを取る必要があるぐらい。私は、このジャムをヨーグルトと一緒に食べるのが好きだ。お通じも良くなるのでとても助かる。また、トーストにつけても美味しい。
娘も旦那も大好きなデザートが「アップル&ルバーブクランブル」。1センチ角ぐらいに切ったりんごとルバーブに砂糖を振りかけるて耐熱皿に入れ、その上にクッキー生地を振りかけて、オーブンで焼くだけ。イギリス人は、これをバニラアイスと一緒に食べるか、生クリームをかけて食べる。イギリスに来た当初、この食べ方を見た時、「くどくないかな?」と思ったものだが、アツアツのクランブルに、冷たいアイスの組み合わせは、とても良く合う。
▼アップル&ルバーブクランブルのレシピ
友人が作るルバーブ味のジン
私のイギリス人の友人は、フレーバーのついたジンを作るのが得意で、ルバーブ味のジンを作ってお裾分けしてくれる。いつも、お裾分けを期待して待ってしまうが、今年は自分で作ってみたい。
▼ルバーブジンのレシピ
今年も、ルバーブの成長が始まった。これから冬先まで、ルバーブ料理を楽しめるかと思うとワクワク。ジャム、ケーキ、フレーバージン、他にも友だちが教えてくれた、豚肉料理にレシピなどいろいろ挑戦したい。