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中華風蒸し鶏

今月のおすすめレシピ♪

冷たいものは食べない、などと言われる中国の料理ですが、そんなことはなく、冷菜もあります。蒸し鶏はそんな冷菜の一つで、冷ましてから出されるのが一般的です。お家でも作りますし、レストランでも出てきます。骨つきの肉をバツバツと切って出てきていて、骨ごとしゃぶって食べて骨を出す食べ方をします。
少々暖かいうちでも、つめたーく冷やしても、どちらでも食べられます。出てきた汁は良いチキンスープなので、濾して、ラーメンの汁にして食べたりします。ゼラチン状に固まるので餃子や小籠包のタネにしても良し。

上海の友達のお父さんが昔教えてくれたものを少しアレンジをしています。基本は調味料に塩だけでなく五香粉や花椒といった香辛料が入ります。ただ、私の母が中国の香辛料が苦手だったため、全部抜いてしまえ!と抜いてしまいました。お好みで足してください。

<材料> 4人分
鶏肉 600gぐらい(1匹でもOK、1kgに対して塩10gに増やす)
 塩 小さじ1〜大さじ1/2
 砂糖 小さじ1
 
しょうが 10g(5mm厚さに切ったもの6枚ぐらい)
白ネギ 少々(青い部分でもOK)
みりん 大さじ2 (紹興酒があればそちらで!)

<作り方>
1 鶏肉を食べやすい大きさに切る。

手羽先を手羽中と手羽先に分けているところ

2 塩、砂糖を混ぜて揉み込む。ビニールに入れると満遍なく付けやすい。30分ほどおく。できたら一晩おく。


3 湯を沸かし、蒸し器の準備をする。ネギ、しょうがを5mm厚さに切る。

4 汁が出ても良い耐熱容器(ボウル、深い皿など)に2を並べ、しょうが、ネギ、みりんを掛けて、30分蒸す。


5 蒸し上がったら冷ます。扇風機などで風に当てても良い
6 冷めたら出来上がり。



冷蔵庫で3、4日は保ちます。お弁当に入れる場合は作ったその日にしてください。これから暑くなるので、作り置きを持っていくのはお勧めできません。
蒸し器がない場合は、フライパンに並べ、少量の湯(150m L程度)を入れて蓋をし弱火で20分焦げないように火を入れてください。
鶏肉は割らなくても構いません。肉、骨つき、どちらでも、塩をもみ込んで、しょうがを入れて、酒をかけて、蒸す!終わり!なので、実はとても簡単です。ネギはあれば、で構いません。1匹の鶏でも鍋に入れば問題ありません。蒸しあがって冷めてから切るといいでしょう。
中国では骨ごと切りますが、日本のよくある包丁ではそれができませんので、骨は手で外しましょう。

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