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ゆっくり寝れない休日の朝、今の心境など書きました。

おはようございます。皆さん元気ですか?
森家は皆元気にやってます。

三連休明けでグッタリ疲れ気味だけど、今朝は3時半!に息子が僕の布団に流れ込んできて、そのまま枕を占領し、僕は枕から落っこちて布団の片隅でミイラ状態。
しばらくすると、あさがやってきて僕の足元でゴロリ。重たくて寝返りうてないわ!布団も捲れ上がり寒いわ!
さてどうすっか?って思ってたら、チャイがグルグル言いながら布団に入ってきて僕のお腹の上にもたれながら、グルグル言いながら寝るといういつものパターン。

全く寝れません!父ちゃんは仕事の日は暗いうちから起き出してパンを焼いてんだ!休みの日はのんびり寝かせてくれー!と心の中で叫びつつも、真横にある息子のドアップを眺めてると、大きくなったな〜、可愛いな〜とか、あさの体の下に僕の足を潜り込ませては、暖かいな〜とか、グルグル言いながら寝てるチャイを撫でてると、スマホがずーっとマナーモードで鳴ってるみたいだなーとか、それはそれで休日の朝にしか味わえない時間です、と割り切って楽しんでました。

いよいよ一睡も出来なくなったので、よし!もう諦めて起きてブログでも書こう!となって今に至ります。

皆さん、最近はどんなテンションで暮らしてますか?
オミクロンは今後どうなってくのか?感染しないように気をつけなきゃ!
と、緊張感がどこかで常に張ってる方も多いと思います。

僕もそうです。でも、そればっか考えてるといい加減嫌になってきます。
そこで今日はコロナが落ち着いたら何をしようか?と楽しみな考えをまとめようと思います。

まずは、
・先月帰れなかった三重県に息子と新幹線で帰る。
・会津の山々へ登りにいく。
・神保町で山道具とレコードを買いに行く。
・合羽橋で仕事の道具を買い、浅草のヨシカミでご飯を食べる。
・鎌倉のディモンシュへコーヒーを飲みに行く。
・息子と動物園に行く。
・ポートランドへ行きカフェ巡り。
・北海道のアベさんに会いに行く。
・ハワイ島へ行き、ひたすらのんびりする。
・フィンランドへ行き、森を散歩する。

う〜ん!どれも考えるだけテンションあがります!個人的な事ですみません。
でもこうやって、あれこれやりたい事、行きたいとこリストを並べると、今の状況も「よし!もうちょい頑張って我慢するか!」って気持ちが湧いてくるから不思議です。僕は基本的に、楽観的だしポジティヴ思考の部類に入ると思います。

「あー!どこにも行けない!うー!頼りない政治家達ー!」ってなる時もあるけど、そればっかり言ってても何も変わんないですよね。
全体的に見るとコロナ禍で足並み揃えたり、どうにも塞がりがちだけど、小さく見てみると一人一人の人生って自分で舵を取ってくしかない。

一瞬一瞬の選択の結果、「今」がある。ってことは、塞がりがちになった時は、気分転換に天気の良い日に山に行くって選択、そうすると帰ってきた後は家族みんなサッパリとして清々しい気分になってたりします、お風呂に浸かれるありがたさったら!とか、何気ない日常に対して謙虚になれる自分がいたり。
ほんの少し気持ちが切り替わるだけで、以前とは全く違った「今」に繋がると思います。
そう考えると今目の前にある現実ってのは、自分が意識したり、無意識だったりで選択したことの積み重ねですね。なんだか話がスピリチュアル系になっていきそうなんで元に戻すと、頭の中で、心の中で、「今」という状況の不満等を、誰かのせいにしたりするよりも、自分のテンションがあがる様なプランを考えたり、ネットで服とか買い物してそれを身につけて気持ちが明るくなったり、自分に選択権があるんだぞ!と。そう、それが声を大にして言いたかったんです。

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先日は久々に高宕山へ行ってきました。あさにとっては初の登山です。
僕がリードを握って歩いてたのですが、あさは四つ足!しかも本能でグングン進むから楽しかったです!あさはまだ車に慣れなくて、車酔いするから登山口に着いた時は心配だったけど、山に入るや否や気持ちが切り替わってめちゃくちゃ元気になりました!こういう気持ちの切り替えの早さ!見習いたいですね。下山中には野生のサルにも遭遇。あさは興味津々、向こうも興味津々ずーっと見つめあって、何かしら交信してました。

山登りは必ず休憩時間をとります。大体、一時間に10分くらい休みます。お菓子を食べたり水分を摂ったり、周りの景色を眺めたりします。そしてまた歩き始めます。んでまた休みます。その繰り返しでいつの間にか山頂に立ってます。

この山のリズムって人間が暮らす下界でも当てはまると思います。
日常にはやることが盛り沢山、一つずつやりこなして休日には一息。
その繰り返しでいつかは死を迎える。

喫茶店という場所は、その日常の休憩場所だと最近思うのです。
山に入れば、山小屋があります。雨に打たれて、ひたすら歩き、目の前に山小屋が見えた時のホッとする気持ち。山が好きな人には伝わると思います。
それと同様に、日常の山、人それぞれの人生の山登りの途中に、休憩したくなる場所、僕にとって喫茶店やカフェはそういう存在でした。

若かりし頃、都内に住んでいて一人で色々な喫茶店やカフェに行きました。今でいうカフェ男子ですね。当時はそんな言葉は無かったけど、お茶をする時間そのものが好きでした。
明香と付き合い始めてからも二人でいろんなお店に行きました。
二人とも喫茶店、カフェ文化を愛してやまない人種です。きっと根っこにそれがあるから、アパレル畑から飲食畑へと、移動してもやってこれたのだと思います。

最近の森喫茶は懐かしいお客さんが沢山いらしてくれます。「元気でしたかー?」と直接顔を見れてコミュニケーションを取れるのは素晴らしいことで、僕は結局のところ、そういったお客さんとの繋がり、お客さんから頂くエネルギー、そこが自分の魂にとって必要不可欠なんだなと。
言えば、人とコミュニケーションをとる為に僕はパンを焼いて、お店をやってるんだと。

今まで沢山の仕事をしてきたけど、何一つ長続きしなかった。飲食だけはなぜだかずっとやってます。幼少の頃の記憶に関係があるかも知れません。
僕の母はチェーン店のラーメン屋の店長をしてました。今思うと週末は休めなかったから、僕も小学生になると良く一緒にお店に行きました。そこで特製のラーメンを食べたり、隣には和食のお店があってそこの店主と母が仲良かったから、うどんを食べたり「お店」に関する記憶があります。

客商売を小さい頃から肌に感じてたかも知れません。
僕は飽き性で、同じことをずっと繰り返すのが出来ません。幸いにパンを焼いたり、メニューを考えたりするのは自分で決めるから楽しくやれます。考えに煮詰まるとしんどいけど。

お店も全く同じ日なんてあり得ません。予想もしてなかったお客さんがふらりと寄ってくれたり、考えに考えて作ったケーキがお客さんに「美味しい!」と言ってもらえたり、雲の動きの様に、お店も常に流動してます。
ぼくは、そこが性に合ってます。いつでもお客さんに楽しんでもらいたいし、休憩し易い場所作りをしていきたい。
ささいなことだけど、それで一人の人の人生が少しでも豊かになってもらえたら、そういうのを生き甲斐って言うのかな。
42歳にして生き甲斐が見つかったこの頃です。

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追伸

バスクチーズは来週も焼きます。好評いただき何よりです。
森喫茶のホームページ、トップページからインスタグラムのアカウントリンク先を追加しました。チェックよろしくお願いします。

今朝、皆に起こされつつも、うつらうつらと聴いていた曲。
じっくりと音に耳を傾けたのも久々の時間。
そう思うと、起こしてくれてありがとう(笑)