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心の詩歌

詩や短歌に興味がある方向けです。詩歌の紹介・創作論・哲学・社会問題などが中心です。更新頻度は月六回以上。
短めの読みやすい文章を、頻度多めでアップロードします。 こんな詩歌があるのか、とか、こんな考え方も…
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2024年7月の記事一覧

【心の詩歌】短歌の韻律について考える その六 韻律の「弱さ」に着目する

私達はふだん言葉を使う際、韻律のことを忘れています。韻律は、意味のある言葉においてはすぐ…

中本速
1か月前

【心の詩歌】短歌の韻律について考える その五 はっぱふみふみ

岡井隆『現代百人一首』がとりあげた、韻律の良い短歌があります。 1969年、万年筆のコマ…

中本速
1か月前

【心の詩歌】短歌の韻律について考える その四 「べくべから」再考

この文章の「その一」で引用した評文があります。 これは次の短歌を評したものです。 この短…

中本速
1か月前
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【心の詩歌】短歌の韻律について考える その三 トレードオフ

どうして、「ブーバキキ効果」「恣意性」という相反する事柄が同時に正しいのでしょうか。 前…

中本速
1か月前
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【心の詩歌】短歌の韻律について考える その二 ブーバキキ

韻律について、今度は別の方向から考えてみます。 ブーバ・キキ効果と呼ばれるものがあります…

中本速
1か月前

【心の詩歌】短歌の韻律について考える その一 べくべから

まず一首読んでみましょう。 私自身の読書体験によれば、どの本にどう載っていたというところ…

中本速
1か月前

【心の詩歌】短歌で「否定」できるか

最近、短歌で「何かをちゃんと否定できるか」ということを考えています。 ある立場を明快に否定するような短歌が書ける人は珍しい。 一首目は、「だまされるほうが悪い」という意見の人を、 二首目は、野茂の手柄を自分のもののように思う人を、 明快に否定しています。

【心の詩歌】【公開記事】歌人・岡井隆の本から学んだこと

短歌を作るための本はいろいろあります。 友人に岡井隆の短歌入門書を勧められて読んでいると…

中本速
2か月前
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