中本速

詩人。カレーが好き。 最近は短歌に熱中している。詩集に『照らす』がある。
    • えいしょ・評

      • 58本

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『現代短歌大系12 現代評論集』を読む⑳ 「思想と表現の関連性 ――安保短歌をめぐって――」岩田正

 岩田正のこの文章について論評するのは難しい。内容が難しいからではない。この文章は、六名の歌人が、安保反対運動を詠んだ短歌について評しているだけだからである。岩…

3週間前

松村正直『短歌は記憶する』感想メモ

「サブカルチャーと時代精神」 大辻隆弘の短歌や、藤原龍一郎の短歌の元ネタを探ることで、その短歌にあらわれる精神性を分析している。 サブカルチャー用語のインパクト…

3週間前

『國文学 解釈と教材の研究 2006年8月号』感想メモ

「西條八十の歌謡観 ――『うた』の岐路としての現代」筒井清忠 この文章は、意外性があるという意味で面白かった。 一般の人々がくちずさむような「うた」についての文…

1か月前

『深層との対話』川本千栄評論集 感想メモ

「うたが作った国民意識」 それほど大きなトピックにならなかったと思われている『愛国百人一首』が特攻隊員の遺詠に影響していることを指摘する。 「七度生れて」 特攻隊…

1か月前

『現代短歌大系12 現代評論集』を読む⑲ 「政治的不安と短歌」清原日出夫

 私はこれまで、岸上大作と清原日出夫については、主に関川夏央『現代短歌そのこころみ』で知っており、その印象から、岸上がわりと単純な学生運動の人物であり、清原がも…

3か月前

『現代短歌大系12 現代評論集』を読む⑱ 「ぼくらの戦争体験」岸上大作

 岸上大作「ぼくらの戦争体験」は、表題に反して、太平洋戦争などのことを語る文章ではない。そうではなく、彼が参加している時代の左翼活動を「戦争」とみなして、自分た…

3か月前