中本速

詩と短歌が好きです。テニスを始めましたが両手バックハンドに苦戦しています。 メールアド…

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詩と短歌が好きです。テニスを始めましたが両手バックハンドに苦戦しています。 メールアドレス:sknkmt02@gmail.com

マガジン

  • 心の詩歌

    詩や短歌に興味がある方向けです。詩歌の紹介・創作論・哲学・社会問題などが中心です。更新頻度は月六回以上。

  • 【完結】ハンセン病療養者の短詩を読む

    『訴歌 あなたはきっと橋を渡って来てくれる』阿部正子・編(皓星社) という本から、 ハンセン病療養者の短歌・俳句・川柳を評付きで紹介します。

  • 【更新停止中】現代短歌の鑑賞101 を読む

    短歌の詞華集『現代短歌の鑑賞101』を、読んでいきます。 ……ということで書いていたのですが、 「アンソロジーを読んでの評は批判的なことを書きづらい」と気付いて、筆が止まってしまいました。 途中までになっております。

  • えいしょ・評

    • 91本

    メンバーによる評が読めます。

最近の記事

【心の詩歌】短歌より詩を書く方が難しく感じる場合の対処法

数ヶ月前に、歯医者さんに行きました。 その際に、新しい磨き方を提案されました。 歯ブラシのほかに、フロスを用い、あとは一箇所だけ歯間ブラシを用いる方法です。 一箇所、フロスが入りにくい場所があるのです。 道具が三種類になって面倒な気がしましたが、むしろ前より歯磨きをさぼりにくくなりました。 どうしてなのかな、と考えると、「これとこれとこれをやったら終わり」という決まりができたからだと思います。 歯ブラシだけでは、どこまでやれば磨き終わりなのかが明確ではありませんでした。

    • 本当のことを言っていても 多少本当のことをやっていないと 嘘になる そんなふうに最近は思う

      • 【心の詩歌】音楽の著作権と引用

        以前、著作権についてnoteで書いたことがあります。その際にこんな意見を書きました。 先日「なごり雪」の楽譜について調べていたところ、音楽の著作権について興味深い記事を読みました。

        • 記事を「オススメ」機能でオススメしていただきました。めったにないことで喜んでおります。ありがとう。

        【心の詩歌】短歌より詩を書く方が難しく感じる場合の対処法

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        • 【心の詩歌】音楽の著作権と引用

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        • 【完結】ハンセン病療養者の短詩を読む
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        記事

          noteの上の方の画像を桜にしました 桜が散るころ変えたいのですが、忘れず変えられるかなあ

          noteの上の方の画像を桜にしました 桜が散るころ変えたいのですが、忘れず変えられるかなあ

          【心の詩歌】【公開記事】氷河期世代はきつかったのか

          「氷河期世代」と言われる、就職難だった世代があります。多くの若者たちが、厳しい状態に陥りました。 氷河期世代が終わってしばらく経った現在も賃金の水準は回復していません。 氷河期世代の被害者性を「アピール」とみなして不快に感じる現代の若者もいるようです。 私の感覚では、氷河期世代悲劇は賃金低下そのものではなかったように思います。 長いデフレのあいだ物価も低かったからです。生活はどうにかなりました。 しかし、氷河期世代は不当な労働環境にいました。求人の少ないなか、彼らはブラ

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          【心の詩歌】お気に入りの誤読・柿本人麻呂から前田夕暮へ

          きょうの文章は短歌用語・文法用語多めです。 先日、短歌の友達四人で集まって映画を観ました。そのあと、自然に歌会が始まりました。 ある有名な和歌の話題になりました。 意味合いとしては「長い長い夜をひとりぼっちで寝るんかなあ」みたいな感じです。 「あしびきの」が「山」を連れてくる枕詞(まくらことば)です。 「山どりの尾のしだり尾の」は、一応「山鳥の尾羽、しだれている尾羽のあの感じで……」みたいに解釈はできますが、要は「長い」という印象を与えるための言い回しです。 短歌の

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          ひさびさにインスタをひらいたらスレッズというものに案内されました よくわかりませんでした 通知が行ってたらすみません

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          【心の詩歌】なごり雪と字足らず

          「なごり雪」という有名なフォークソングがあります。「今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった」という歌詞を聞いたことがあると思います。 「なごり雪」は歌手・イルカが歌ったものが愛唱されていますが、実はカバー曲で、もともと作詞作曲したミュージシャンはフォークグループかぐや姫のメンバー、伊勢正三です。 多くの人は、イルカの歌で知っていると思われます。 かぐや姫のアルバム曲であった「なごり雪」を、同じ事務所のイルカがシングル曲として歌ったのだそうです。 実

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          【心の詩歌】なごり雪と字足らず

          ヘッダー画像、すぐ気が変わって変えてしまいます。海の画像にしてみました。三保の松原というところです。

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          【心の詩歌】別れに支えられる BUMP OF CHICKEN「ray」

          別れの痛みを癒す詩歌、別れを切なく振り返る良い詩歌がたくさんありますが、今日は違った見方の歌詞を紹介します。 BUMP OF CHICKENの曲「ray」、藤原基央による作詞は、別れを悲しむのでも別れの痛みを癒すのでもない、独特の感覚で書かれた詞です。 痛みが消えないことが「大丈夫」とは珍しい捉え方です。 何のために別れたのかわからないし、いまだに悲しい。 しかしその別れは自分の影を前に伸ばす、後方にある光源だと言います。 この曲には、立ち直るための行動がいくつか描かれ

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          これおいしいです

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          【心の詩歌】キマイラ文語について・その3

          『キマイラ文語』という本のタイトルは、文語はキマイラである、つまり、架空の特殊な生き物だというたとえです。 キマイラは、ライオンの頭とヤギの胴体、蛇の尻尾を持っているという伝説上の獣です。一部分だけを見れば実在の生き物ですが一頭としては架空の生き物なのです。 あくまでたとえですから、うまく当てはまってはいても架空さの「程度」までは同じではないかもしれませんが、一応そういう話です。 それが短歌という創作にどのような影響をおよぼすか。口語歌人と文語歌人のどちらが正しいか決着が

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          【心の詩歌】キマイラ文語について・その3

          【心の詩歌】キマイラ文語について・その2

          さて、文語の話をしましょう。 川本が「キマイラ文語」と短歌の文語を呼ぶのはなぜか。短歌の文語は、助詞・助動詞・動詞の活用などの一部分を文語のままとしながら、名詞や形容詞の意味などは現代に近い使い方をする、まぜこぜのものだからです。 これらの「事実」を記述して、川本は自分の思いを述べます。

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          【心の詩歌】キマイラ文語について・その2

          【心の詩歌】キマイラ文語について・その1

          書籍『キマイラ文語』の話です。 川本千栄『キマイラ文語』の公式の読書会があったらしいのですが、私は参加しておりませんでした。 本自体は持っていて、Discordで知り合いと語り合ったりしました。 思うに、『キマイラ文語』には論理の飛躍がしばしばあります。この記事でも飛躍を指摘したりするのですが、ただし。 そもそも『キマイラ文語』に書かれている事柄の多くを、私は知らずにいました。あるいは、なんとなく直感していても調べたりはせずにいました。 いろいろ自分の意見を言うに当たり

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          【心の詩歌】キマイラ文語について・その1

          【心の詩歌】【公開記事】結婚についての変な詩

          きょうは結婚についての変な詩を紹介します。まずは松下育男の「顔」という詩です。 こいびとを(一応!)美しいと言いながらも、きもちわるいと書いています。「これ」という言い回しは、人が物体に思えたのでしょうか。 見慣れたものが変に思えることはたしかにあります。漢字をじっと見つめていると漢字に見えなくなる。結婚を前にしてまじめに考えすぎたのかもしれません。 素直すぎて真似できない詩もあります。 山之口貘「求婚の広告」。 この詩は最初の一行だけを引用したいと思います。 自分なら

          【心の詩歌】【公開記事】結婚についての変な詩