【心の詩歌】短歌で「否定」できるか

最近、短歌で「何かをちゃんと否定できるか」ということを考えています。
ある立場を明快に否定するような短歌が書ける人は珍しい。

だまされるほうが悪いと言われたが だましたほうが悪いと思う 枡野浩一

枡野浩一全短歌集

野茂がもし世界のNOMOになろうとも君や私の手柄ではない  枡野浩一

枡野浩一全短歌集

一首目は、「だまされるほうが悪い」という意見の人を、
二首目は、野茂の手柄を自分のもののように思う人を、
明快に否定しています。

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101字
短めの読みやすい文章を、頻度多めでアップロードします。 こんな詩歌があるのか、とか、こんな考え方もあるのか、と思ってもらえればさいわいです。

心の詩歌

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