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小学生の頃から書き溜めている。恥ずかしがりたくないけどやっぱり少し恥ずかしいのカケラ
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#詩

い き

いきを すって はいて

みんなからはみえない
このしろくてしかくいへやから

わたしはわたしのいきを
はきだし
かぜにとかす

みえないいろのなかで
たびをし
ぶつかり
でんぐりがえしをし
つかむ

しらないひとの
またみえないいきが
わたしのいきと
つながり
てをつなぎ
どこかでおどっている

そのおどりのなか
わたしは
ひっそりとねむりにつく

さよならもおかえりも いわない
ここにいる

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ともだち

旅ができる、ということ

笑顔の横で泣いてもいいこと
深夜2時16分にそれでも電話しちゃっていいかな、
と思えること

助けてほしいや
苦しい、と言えなくっても

なんとなく一緒にご飯を食べてくれること

連絡をしていなくても
ただ今日も元気でいてくれさえすれば
大丈夫だよと思えること

何年超えても
変わらずに「久しぶり」と言えること
心配しなくてよいということ

全部知らなくていい
ほんの数分

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今日の詩

開け放った窓からいつもの風がふんわり遊びにきても

拭い去れない混沌の焦り

あそびにいきたいなあ

あの子に会いたいなあ

今どこでなにしてるのー?って

電話することだってできるのに

ただなんとなく窓の外をながめながら

なにも起きていませんようにと

祈るだけで精一杯につかれてしまって

あしたがくる

きょうもきょうがおわって

あしたになる

じゃあいつのあしたで

私はここからとびだ

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pink

pink

焦がれるあたし
まくれるスカート
初恋の味

散り散りになって
どっかに飛んでいっちゃったけど

可愛いだけじゃ、物足りないの
かっこよくもある
エレガントでもある
クールもいいね

春に紛れるなんて
もったいないのよ

飛んで
超えて
食べちゃいましょう

あたしのpink
あなたもpink

嫉妬も怒りも一緒にpink

だれしもpink

やんなっちゃうね
渦巻けpink

今日の詩

知らない街が
きょうも眠っている

すやすや
安らかに眠っている

会いたい人が
その街で
ただ息をしているということ

この先いつか起きだした
晴れやかなその日に

「おはよう」のひとこと
声に出して届けられるように

いまはゆっくり
「おやすみ」を送ろう

眠る日々も
彼と彼女とあの人その人あなたが

ただ息をしているということ

それだけがうれしくてやさしくて
ほっとするから

今はみんなで

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無題

焦げた匂い
黒、木
隠せば隠そうとするほど
痛みには気づけない

電車に乗っていて
ふとした時に目に入る
白い桜の塊に
ギョッとしてしまうのだ

うれしいじゃなくて
ギョッ、なのだ

目を閉じれば
ここにいる
目を開けたら
上の空

占い
お寺
物語

空想の旅がなければ
生きたいとは思えない

これから
これまで

夢から覚めても眠れない

かなしいとたのしいの
つなぎ目がもっと美しければ

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3.14

あか、という ゆらめき

はだかのわたしは しゃがんでる

しろ、という ゆらめき

きぶくれたあなたは たっている

さんがつ、という においのなかで

よこたわる ユー も アイ も

はながすき

みんな まちびと

いま

ひかり
しゅとこう
とうきょう

よる
まち
すいすい

ひる
ながの
よりも

よる
しゅとこう
ぎんざ

ともだち
うしろ
ねてる

とうきょうたわー
びる
すかいつりー

すべる
かぜ
くねくね

だいがくせい
わたし
ともだち


今日だけ
もう帰る

かぜ

遊びたい風がごおごおと
畑のほこりと戯れる

廊下まですり抜けて遊んでる
つめたいよと横目で撫でる

お正月ぶりなのよと言われても
いつもあそんでいるじゃない

ひんやり
ひゅーっと
とおりすぎてく

さーっと
体温さらってく

とばす
ちらす
目の奥の水
心の底の色

ぱらぱら
降らせる

おもっているより
遊びかたを
かぜはしってる

21

もう諦めようとは何十回目の顔合わせ
フラれた瞬間から私の恋は第二章に突入してしまって
そっけなくなったあなたの態度がたまらなく寂しい

恋をしたこと
全身全霊日々の中にあなたを探した
楽しくて楽しくて
汚くなっていく部屋は
心の充足感の証だった

片づけなんかにかまう暇なく
私は私を存分に生きていた

もらってばかりの
学んでばかりの
何もあげられない教えられない
無力な自分が嫌いになった
死にた

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無題

庭でうさぎが怯える
上空には黒いカラス
大丈夫だよと伝えても
まだまだ怯えるわたしのうさぎ

こっそり買った黒いビニール
男の人には見せられない
すれ違うたびに恥ずかしい
お姉さんのかたむすびがおまじない

しずんでいく太陽をふたりでみて
特別にしたいと思ったとき
左肩の先がうつくしかった

欲しかったなとの呟きに
買ってあげたかったとほんの少し
母性の延長でチョコをなぞる

ガードレール
河津桜

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きょう

しらないでんしゃから
しらないふうけいをみた

やさしくなりはじめたきおんに
みどりいろのスカートはゆれる

おかしとやさいのでみせで
まだこないあのこをまつ

あるきながらはなすことは
あしたにはわすれていいことばかり

かべをのぼるてがいたむ
まけずぎらいがあしをはこぶ

ひろいみちをはやあるき
しあわせのいみはシフォンケーキ
しろいしずかなちいさいおみせ
ごちそうさまをきもちよくいえた

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