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普通のエンジニアによる北欧移住計画【字に書いたサルミアッキ】シリーズ第02章「ググるより実地往訪(前書ポエム編)」

実地往訪の記録はこちらを、実地往訪を通した所感や反省、私見に基づく諸国比較、今回の往訪にかかった費用等をまとめた後書きはこちらを参照ください。本節は前書き也。

本稿は、ごく普通のフロントエンドエンジニアによる北欧移住計画の全容を記した文書である。本稿は筆者自身の活動記録であり、また、最終的には本稿は同じ志を持った諸氏の道標にもなり得る文書となるはずだ。そうなることを切に祈りながら、今こうして打鍵しているのである。

と、前章の冒頭部をコピペしただけで、前章の文章の書きっぷりに疲れてしまった。「のだ」や「〜である」調の文章は書くだけで疲れる。幸い前章を書いた自分が以下のように将来の自分に気を利かせてくれていたので、本章はそれに甘えて気の向くままに駄文を打鍵していくこととする。ナイス俺!

第三に、文の体裁や文調は打鍵する日の気分によって大きく異なる場合がある。筆者は文章執筆を生業にしたライターではない。しがないエンジニアでしかないため、生暖かい目で見守り、読んでいただければ幸いだ。

さて、久しく更新のなかった本シリーズだが、9月中には本稿を含めて全4節からなる、第2章「ググるより実地往訪」を公開する。週次で1節の更新予定で、本稿はその冒頭の第1節にあたる。本節では北欧移住計画【字に書いたサルミアッキ】の近況と実地往訪に至る経緯、実地往訪の概要を取り纏めて駄文としてアーカイブしていく。


北欧移住計画【字に書いたサルミアッキ】の近況

HIVE HELSINKIの入学試験が前章の訳あって受験できなくなって以来、LinkedIn経由の就職活動に勤しみ、Web上のCV(=オンラインの履歴書/職務経歴書)も作成して公開し始めた。しかし、如何せん成果が出ない・・・。日本在住のエージェントからお声をかけていただき大変嬉しい限りなのだが、お声がけいただきたいのはあなた方ではない。大変申し訳ない!国内就職を目指すことになってしまった日には改めてお世話になりたい。が、それは今じゃない!わいは!今!北欧で働きたいモチベーションなんや!

まぁ、お声がかからないものは仕方がない。第一、今仮に採用されても「海外旅行で辛うじて不便なく生きていける程度」の英語パゥワァーしか持ち合わせていない自分では5日で席が無くなって帰国するのが関の山だろう。そして第二に、そんなに貯金も無い。過去の記事にも公開した通りの家計なので、移住したところで生活できるかどうかも怪しい。だって北欧って物価高いんでしょ?Googleもそう言ってたやん!そんなわけで、現時点での国内からの就職活動は半ば諦めモードのなか、とりあえず続けているというのが正直なところルン。

そんなわけで、就職活動は続けつつも、移住のためのアプローチは切り替えることとした。基本的には貧弱なステータスの持ち主たる筆者だが、不幸中の幸い、筆者の齢はまだ28。お肌のツヤは油脂でテカテカで、筋肉痛も早ければその日のうちに来る。世間からは若いと言われ、若人からはクソ老害と揶揄される、そんな年代だ。昭和ピーポーも泣いて慄く平成ピーポーなのである。そう、だからこそ使えるのがワーキングホリデーだ!これを移住のための足掛りとして利用する。将来的には、こんなファッキン足掛りが無くともジャパニーズエンジニア諸氏に「『海外に移住して働く』という選択肢を持てる」環境を作っていきたいものだが今は無い。留学→就職→移住なんて遠回りせずに就職→移住としたいところだが、やむ無し。妥協点。と自分に言い聞かせている今日この頃。

ただ、ワーキングホリデーを調べると、調べると・・・調べると?ダメだ。調べる程によく分からん。結局どこに行けば一番幸せになれるんだ?ちょっとここに1回整理しよう。うん。これ書いてて尚更分かんなくなってきた。

💡ワーキングホリデーに行く目的
(1) [優先度:高] 英語パゥワァーの向上(日常会話およびビジネスレベル迄)
 → 翻訳こんにゃくやその代替が確立されていない限りは必須
(2) [優先度:中] 現地語の習得
 → 幸福度高めの北欧に移住するなら現地語も学んでおきたい
(3) [優先度:中] 現地民とのコネクションを作る
 → リファラル採用への経路作りに
(4) [優先度:低] 現地でのプログラミング学習
 → CS含めてやれるものならやりたい。独学でも可

↑に整理したことを前提に、「幸福度高めな北欧諸国は英語は良くて第二言語止まりだから現地語は必要」「ブルーカード取ったり移住要件軽くするならEU圏」「でも北欧は総じて物価がど高い」「住み心地は?」「国民性や文化は?」みたいなことを踏まえて検討してみた。が!・・・ダメ!・・・圧倒的分からん😇・・・住み心地なんて、、、主観すぎてググりようも無いッッッ!!!


実地来訪に至る経緯

ESLint「ググっても分からん?ググりようも無い?じゃあ、行こう✈️」


実地往訪の概要

うちのESLintは非常に優秀なので、こんなことにもヒント吐いてくれるんですね(大嘘)。ほんと非常に優秀だなぁ(ESLintが非常に優秀なのは事実)。

そういった経緯から、もとより夏季休業に設定していた9月に移住候補でありワーホリ候補である諸国を巡ることとした。当初予定ではフィンランドとエストニアとリトアニアに、フィンランド滞在中にもいろいろ調べた結果、最終的にはフィンランド,エストニア,スウェーデン,ノルウェー,デンマークを巡ることにした。(1)北欧を全て往訪すること(エストニアは北欧では無いが)(2)物価が高い国は未婚で生活に余力のある今のうちに一人で巡っておくことを踏まえた結果そうなった次第だ。北欧諸国は複数人を連れたツアー旅行等で訪れるとドチャクソ費用が嵩むのは云うに及ばない。もちろん、バックパッカーであればコストを抑える術は各自心得ているはずなのでこの限りでは無いのだが。また「生活に余力のある今のうちに」と上述したもの、実際のところは諸事情により8月までは通常の半額しか報酬しか振り込まれない生活を送っていたため、片道だけの航空券とAirbnbでフィンランドの宿だけ抑えての出発となったのはここだけの話だ。詰まるところ、いつも通りの極貧バックパックである。

そんな極貧パックパックだが、いつもと違うのは明確な目的がある点だ。移住しなければ北欧移住計画もクソも無いので、移住することを念頭に置く旅となる。観光地よりも現地民が行くスーパーや公共施設を訪れ、物価やモノやサービスの品質を見定め、レストランよりもファストフードで飯を食い、タクシーではなく徒歩やその他公共交通機関を利用する、そう行った旅となるはずだ。北欧間の移動は当然飛行機ではなく、それよりも安い船や鉄道等を利用する。あわよくば現地民とコミュニケーションを取れれば万々歳だ。

以上が本章の前書となる。以降2節はフィンランドの旅行記と、エストニア・スウェーデン・ノルウェー・デンマークの旅行記となる予定だ。
→2019/09/17追記: 諸国往訪編として、第2節にフィンランドおよび他国の旅行記もまとめて記載することにした。紙面の都合ではなく、完全に私のモチベーションの都合に伴う変更である。

そして、最後にまとめのポエムを投下すれば、この極貧バックパックも少しは社会的意義があるものとなるのではなかろうか。私の夏季休業が世の中のエンジニア諸氏のためになれば幸甚だ。

(# 前書なんかに有料部は無い!でもサポートしてくれたら嬉しいなッ!顔見知りならおみや献上します!在庫あれば!)

元ITコンサルタントのフリーランスエンジニアによる雑記を書いています。いただきましたサポートは北欧移住および某計画の資金とさせていただきます。何卒よろしくお願いします。