『夕空が教えてくれたこと』
『夕空が教えてくれたこと』
鮮やかな夕空は
疲れ果て
座り込む僕を追いこして
西へと流れている
何かにすがりたくて
僕は
その空へと
手を伸ばした
するとその空は
優しく
僕の手を掴まえた
刻々と変わりゆくその表情は
夕から夜へ
夜から朝へと
絶え間なく
続いていることを
教えてくれた
今の空はいつかの空
未来へと続いているんだと・・
やがて夕空は去り
僕はひとり
夜を迎えた
今夜は
ゆっくり休もう
そして朝が来たら
もう少し
頑張ってみようかな・・
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