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お味噌汁パワー

ハロー12月!栄養士のさぼてんです。

寒さが一段ときびしくなってきた感がありますが、みなさま風邪などひかれていませんでしょうか?

私の住んでいる辺りでは、「制服か?」って思うくらいみんなユニ〇ロのフリースを着ています。みなさまもどうぞ、なるべくあったかくしてお過ごしくださいね。

さて、前回のコラム『④味噌パワー』で「味噌を使おう!味噌汁を飲もう!」と決意した私でありますが、その後まぁマイペースに飲んでおります。

その中で、お味噌汁ってこんなところが良いな、、と感じたところを今回いくつかご紹介したいと思います。時間がない方は、ぜひ目次だけ読んでみてくださいね^^

■栄養をむだなく取り入れられる

野菜に含まれるビタミンには、「水溶性」のものと「脂溶性」のものがあります。大半が水溶性で、つまりは栄養素が水に溶け出てしまうのです。。だからこそ、ゆで汁ごと飲めるお味噌汁はとっても効率的!

ちなみに、「お味噌汁って野菜の色が褪せるのはやいな」って思ったことありませんか?あれって実は味噌(やしょうゆ)の特性で、気のせいじゃないんですって!お味噌汁のpHが低いことが起因しているんだそう。

pHついでに、豆知識を一つ。ほうれん草を茹でるとき、緑色を保持するために塩を入れると教わった方は多いと思いますが、緑色を保持するための食塩量は、茹で水の2%以上と言われています。

■もっとも簡単なお料理体験である

お味噌汁作るときって、味噌の風味をできるだけ損ねないよう、最後に火を止めてから味噌を溶きますよね。この点が、お子さまにもチャレンジしやすい体験になるのでは?と考えています。

味噌をスプーンですくって、自分のお椀に入れる。お母さん(お父さん)が、それに具と汁を注いでくれる。ぐるぐるかき混ぜて、味見をする。

そんな体験が、もしかすると「食」や「野菜」への興味を育んだり、大きくなってから、自分の食卓にお味噌汁を添える習慣に繋がるかもしれません。

映画「はなちゃんのみそ汁」で出てくるフレーズに「生きることは食べること。1人でも生きられる力を身につけて」というのがありますが、まさしく ” みそ汁 ” は、はじめの一歩にふさわしい料理かもしれません。


■お味噌汁を飲み干す ≠ 塩分過多ではない

もはやご存じの方も多いかもしれませんが、共立女子大学 上原教授の研究によると、「みそ汁の塩分、血圧に影響せず」とのこと。

参考文献:
https://www.atpress.ne.jp/releases/40356/x_5.pdf

私(さぼてん)は浮腫みやすく水太りしやすい体質なので、塩分を気にしてお味噌汁の具だけ食べて汁は残す ということをしていた時期もあったのですが、もし同じようなことを心配されている方がいらっしゃれば、恐れないで!!と伝えたいです!!

■まとめ

この間、職場の先輩から「好きなお味噌汁の具は?」と聞かれ、「豆腐とニラですかね」と答えたら、「豆腐とニラ!?!?」とめちゃくちゃ驚かれました。(ニラってそんなマイナーな具なんでしょうか。。?)

たぶんこの質問で5分くらいは場が盛り上がると思うので、みなさまも良かったら、話題に困ったときに使ってみてくださいね(笑)

それではまた!

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