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この世界にルールは無用、しかしルールなくして生き残れない! ゾンビ映画

ゾンビ映画ナンバー1。これを超えるゾンビ映画にはまだ出会っていない。
「ゾンビランド」

予告

あらすじ

ゾンビがうごめく世界で生き抜く陰キャ童貞の大学生コロンブスは自分ルールを作り生きていた。そんな時にトゥインキー(お菓子)を求めるイかれカーボーイのタラハシーと出会う。
凸凹コンビで旅をする中、ゾンビがいないと噂させる遊園地に向かう詐欺師姉妹のウィチタリトルロックに出会い騙され、車や銃を奪われた。
怒るタラハシーの前に車と銃が見つかり機嫌を取り戻すが、コロンブスのミスによりもう一度騙されてしまう。
しかし、一緒に旅をしていく中で四人は親しくなり、様々な目的を持ちながら旅が始まる。

本当に面白い。キャラの個性やそれぞれの目的が普通ではなくイかれてるからこそ、この世界観と合っていて面白い。ゾンビの世界観にここまで上手くコメディ要素を盛り込めているのは感動レベル。
ゾンビの発生源がハンバーガーと言うのも中々ない。
特にタラハシーが途中から愛おしくなっていくので注目です。

観て欲しいポイント

一つ目「コロンブスの生き方や性格」

主人公のコロンブスの生き方はこの世界では弱く見えるが、自分が弱いことを自覚できているからこそ、自分ルールを大切にしているおかげで長生きをすることができている。
特にルールの一つに「ヒーローになるな」というのがあるが、これが主人公の成長が出来ない原因の一つでもあるが、これのおかげで生きていけているといのもある。ぜひ、どうなるか観て欲しい。
コロンブス自身も中々面白く、どの人に対しても無自覚に軽く地雷を踏んだり、モテるために悪くなったりと、ある意味人の懐に入り込む才能を持ち合わせているのかもしれない。

二つ目「週間ゾンビ殺しランキング」

この映画のストーリーには一切関係ないが、この作品のメインと言っても過言ではないはず。と言うのも、これがこの映画で一番強いコメディ要素だと思うからです。
まず、週間ゾンビ殺しランキングを説明しますと、ピアノを落としたり、内臓を引き出させたりと、グロく面白く殺すランキングです。多分。
それが、何?と言われると何もないですが、これがまたこの映画の味が出ていていいんです。ストーリーの合間に差し込まれるのが良き。

三つ目「キャラの絡み」

途中ゾンビが出てこないシーンがあるのですが、これが全然観れる。
キャラの会話にしっかりと笑えます。
キャラの良さがちゃんとお互いに引き出せてるからこそ、暇にさせるシーンが少なく、ゾンビが出るまでの繋ぎとしても他の作品よりも頭一つ抜き出ているのではないでしょうか。

全体を通して

そこまでウイルスとかの設定などは出てきませんが、僕はあまりそう言ったことに興味はないので大丈夫でした。
僕が求めるゾンビのストーリーは基本、ウイルスのワクチンを作ったりするストーリーよりも、この世界で必死に生き抜く人たちの物語が好きなので、余計に刺さるものがあったのかもしれません。
主人公が大学生なので青春ものとしても面白い作品でした。

この映画は2もあるのでぜひ、この映画を観てから見てください。
一応「2」の予告も貼っておきます。

「ゾンビランド2 ダブルタップ 予告」


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