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#2 【スケボー先生の移住への記録】〜2023年1年間を振り返って

明けましておめでとうございます、スケボー先生です!

少し出遅れましたが、今回の記事では2023年の1年間を振り返ってみたいと思います。




【2023年1年間の総括】

結論から言いますと、タイトルにも「スケボー先生の移住への記録」とあるように、去年1年間は移住に向けてたくさん妻と話し合い、自分のキャリアや生き方に向き合った1年でした。

私の移住については、前回の記事もお読みいただければ、と思います。

前回の記事の中では、移住までの計画やプロセス、また移住先でのキャリアプランについても少し触れましたが、今回はこの移住計画のリアルな話し合いについて、振り返りたいと思います。


【移住へのリアルな話し合い】

いやー、去年1年間は妻と何度も話し合いました。
大体月1のペースで、子どもが寝静まり、持ち帰り仕事の教材作りや大学院の課題が一通り終わった夜10時ごろから、1〜2時間話し合っていました。

主な話し合いの内容は

  • そもそも移住をすべきかどうか、何のための移住なのか。

  • 将来、お互いがどのような生き方や暮らしを望んでいるか。

  • 移住するならば、スケボー先生の両親はどう思っているのか(介護なども含めて)。

  • 移住後のお互いの仕事やキャリアについて。

などです。

妻とは結婚して6年、交際期間含めたら9年、こんなに長く一緒にいても、というか長くいるからこそ、最初は一緒だった価値観や人生の展望だって変わってきました

特に2人目の子どもが生まれてから、妻の価値観が変化したように私は感じました。それは「私の妻」から「二児の母」になった、とでも表現すればいいのでしょうか。

変化した妻をネガティブに捉えているわけではありません。
人間、変化していくのが当たり前です。
ただ、その変化に「仕事だ、子育てだ」とお互いにしっかり向き合えてこなかったのも事実でした。

ですので、この1年間は、「お互いの変化」をじっくり確かめ合い、話し合った時間だったのかもしれません。

時には口論にもなったし、お互いモヤモヤしていつも通りのコミュニケーションが取れない時期もありました。

私が一番嫌なのは、本来一番リラックスできる居場所であるはずの家庭で、気まずかったりモヤモヤしたりすることです。
また話し合いが仕事が忙しい時期や大学院の勉強とも重なり、かなりストレスが溜まったこともありました。

そんな時は、「なぜ移住について話し合っているのか」という原点に戻りました。

それは「移住は私たちにとってゴールなのではなく、人生における1つのプロセスに過ぎない。移住は、私たち家族がより幸せで豊かに生きていくというゴールへのプロセスである」という原点です。

それでもこうした妻との話し合いの中で、移住自体は賛成でしたが、移住までの過程については正直100%納得したわけではありませんでした。

具体的にいうと、以前の記事でも書いたように私が単身赴任のような形でこちら側に残り、妻と子どもたちは先に移住先に引っ越す、という部分に納得できなかったのです。
正直、私だって「家に帰ってくると可愛い子ども達が待っている」というのを励みに仕事など頑張れる部分があります。
だから妻や子どもにも一緒に1年残って欲しかったです。

でも家族全体で考えたら…妻の移住先の職場の関係もあったり、生活環境を整える準備が必要だったり、子どもたちの保育園の関係があったり…
そうしたことをトータル的に考えて、私だけ自主的単身赴任という形に決めました。

いずれにせよ、「これは人生のゴールに向かうためのプランBだ」と自分の中で言い聞かせ、今は前向きに前進中です。


【夫婦といえど、価値観が違う身近な他人である】

移住の話し合いを進めていく上で、私たち家族だけでなく、両家の意見も聞きながら進めた、という点でも色々考えさせられました。

私の両親と妻の両親は、当然ですが価値観も違います。
私の父は特別支援教育の教員、妻の父は会社の経営者でした。
そんな両親のもと育ってきたわけですから、私たちの価値観が違うのも当然です。

私にとってのもう1人の父である「お義父さん」からは、移住後のキャリアについて厳しいアドバイスをもらったこともありました。
正直、最初は「俺だって移住のために頑張ってるのに、なぜお義父さんは認めてくれないんだ!?」と苦しい気持ちになったこともありました。

ですが決してお義父さんのことを嫌いなわけではありません。
厳しい中にも愛情があるのは分かっています。また、私の父親とは全く違う経営者という立場だからこそのアドバイスであったということも理解しているつもりです。

こうした話し合う機会があったからこそ、「自分自身の価値観がどこから来たものなのか」、「自分は何を大切に生きていきた/いきたいのか」という自己理解も、こうした話し合いを通して深めることができました。


最後に

いやー、こうして振り返ってみると、移住について具体的に話し合いを進めれば進めるほど、すんなりは行かなかったなと思いました。

そりゃ「ツーカーの仲」で、いつまでだっても価値観がばっちり合っている夫婦、環境が似ている両家など、そういった夫婦もいると思います。

ただ、私たちのように最初は一緒でも、お互い徐々に変化してきたり、改めてお互いの人生を見つめ直す夫婦もいるのではないでしょうか?(どうですか?)

次回は移住にも関わる、2024年の目標について綴りたいと思います。
夫婦の価値観のすれ違いや、話し合う際のアドバイスなどありましたら、ぜひコメントください!

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