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生徒の発信を実現したい

Google for Education認定トレーナーの笠原です。

今週にこんなイベントに参加していました。

アーカイブ動画を視聴できるようです。

色々な生徒の学びを考えたときに、今後は生徒が実際に何か情報発信が出来ることが重要だと考えています。

そのため、今回、noteの教育向けプログラムについて詳しく勉強できる機会があったので、色々と勉強させていただきました。

学びの成果を発信する

近年、様々な形で生徒の学びが社会に関わる形で行われています。特に探究学習では、はじめは規正のワークなどで形から入ることは多いのですが、少しずつ学びが深まっていくと、深く社会と関わる内容について学ぶようになっています。

実際に生徒の学ぶ姿や学びの成果を見ていると、そこに関わる教員や学校の中だけに留めておくには勿体ないと思うことが非常に多いです。

何とか生徒の努力の成果を学校の外に向けて発信していくことで、その価値に共感してくれる人に届けられないものかと考えています。

もちろん、情報発信にはリスクが伴います。

少しの表現の失敗によって、自分たちが想像した以上の反応が起こってしまうことは十分に考えられます。

しかし、リスクに十分に配慮しつつ、発信に挑戦していくことは、生徒の学びにとっては意味があるだろうと考えています。

例えば、デジタル・シティズンシップという観点から考えた時に、社会にどのように関わるのかと考えたときに、オンラインの情報発信は無視できないことだと感じます。

例えば、Common Sense Educationのレッスンプランにはオンライン上の自分の発信に関する分野は非常に豊富に扱われています。

こういう教材を扱いつつも、実際に情報発信をしてみるということで理解できることは多いのではないかと思っています。

色々なツールがある

情報発信という意味では、今は手軽なツールが非常に多くあります。生徒も日常的にInstagramやTikTokなどを使っている現実があることも分かっています。

一方で学校のSNSの指導としては「トラブルを起こさないようにしなさい」「使わない方が望ましい」という抑制的な方向の対応で、生徒が活発に使っている状況に対してはなかなかしっくりとこない状況にあります。

なかなか言葉だけの指導では難しさを感じます。

だからこそ、学校が生徒を守れる状況下で、もっと生徒が情報発信に関わる経験が増やせればと常々考えています。

最近は、学校の公式のTwitterなども増えている印象がありますが、結局、情報発信をしているのは教員である場合も多いようです。一方で、学校の許可を得ないで非公式に発信している場合も目にしますが、そういう場合は逆に危うい情報発信になっていると感じる場合もあります。

ツールが溢れて自由にプライベートで使える現状があるからこそ、学校と生徒の間でよい距離感、管理ではなく指導を行いながらの情報発信が実現できないかと感じます。

noteの取り組みは面白そう

その意味で、今回の勉強会でご紹介いただいた実践例は非常に面白かったです。noteさんが提供するnote pro機能を使っている学校の例を見られたことが何よりも収穫です。

こういう形で生徒がのびのびと情報発信できるのは非常に多くの価値があるように思います。

様々な形でnoteさんが教育向けのプログラムを用意してくれているのも興味を惹かれます。

こういう出前授業も機会があれば挑戦してみたいなと思います。色々な形で学びのチャンスを作りたいとは常々思っています。

アイデアがこうやって共有されていくと、さらに可能性を感じます…!

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