父子ペアトレ 基本的な考え方

「なんでそんなことをするの!」
「何回言ったら分かるの!」

子育てをしていれば、ついそんな言葉出してしまうこともあるなかと思います。


本当は、そんなこと言いたくない。
でも言いたくなくても、何度も何度も同じことがあれば、我慢することは難しい。
そうなると、こちらも辛いですよね。

そしてそれが積み重なれば、例え親が意図しているわけではなくとも。
子ども自身「自分はダメな子だ」「悪い子なんだ」と感じ、自己評価が下がってしまうもの。

できることなら、子どもの健全な成長を支えたいですし、そのために何ができるかをもう既に考えられる方もいるかと思います。

あくまで、父親である自分もその1人として、そう感じています。

需要があるかは分かりませんが…

自分自身、家族を支える父として、そして一児の親として、成長していくために。
個人的な試みとして、ペアレント・トレーニングを実践していきたいと考えています。



そんなペアレント・トレーニングについて。

育児のプログラムですが、基本的な考え方として「行動療法」に添う形で、以下のように挙げられています。

先行状況⇒問題行動⇒結果

要は、ある問題行動の前には、その引き金となる状況があり、そしてその後「叱られる」という結果が伴う、というもの。


「問題行動」を減らすためには、まずは「先行状況」を変えることで対処できるものもたくさんあります。

例えば、落ち着きのない子と外食に行く際には、待ち時間の少ない店を選択する、病院の待ち時間で飽きやすい子どもには、その子の興味のあるものを持参する、など。

「先行状況」を変えることで、その子の「問題行動」を変えることは有効な手段の1つでもあります。

一方で、ペアレント・トレーニングで着手すべきは、「結果」を変えることで対処する、というもの。

こちらの対処方法、すなわち「結果」を変えることで、「問題行動」を減らそう、という考え方でもあります。

要は、子供が何か好ましくない行動をしたとき。

その時に親である自分たちが「どのような行動をとるか」によって、子どもにとっての「問題行動」に対する「結果」を変えていく、というもの。

それはそう簡単なものではありませんが。

でもそれにより、親も子供の問題行動に対する認識を変えることができ、その結果子どもの問題行動が改善されるのであれば、とても意味のあることとも思います。

そのような考えの元に構成されている「ペアレント・トレーニング」について。

ポツポツ、実践の記録と振り返りをしていきたいと思います(^_^;)

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