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時の流れに身を任せて

僕の人生、残りの時間はあとどれくらいあるのだろう?精神疾患を持つ人は短命である。統計においては、そのようなデータが出ていると二十代の前半に知った。昔は、それならば、と生き急いだものだ。

でも、近頃、僕は自分なりに最後まで、人生を噛み締めながらやっていきたいと思えるようになった。大切な人もできた。彼女には生活を充実させたり、楽しむことを教えてもらえている気がする。

そして、今日の僕は久しぶりに体がダルい。鬱と呼べるようなマイナス思考は生まれてこない。けれど、体が休みたいと言っているのが分かる。

生き急いでいる時期は、休もうと思っても休めなかった。ひどい焦燥感にかられていたのだ。

でも、今、大切な人の声を聞くと、ただ時間の流れるままに、この身体を預けておこうと思えるのだ。抑うつはそれで良くなる。

今日は、残りの時間なんて考えをうっちゃって、ポジティブに小さくなる時だ。


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