恋愛のあり方に普通なんてあるかい!
ふと見たTwitterのトレンドにあった、恋愛感情に関する投稿
恋愛感情を持たない方、恋愛関係を望まない方をアセクシャル、エイセクシャルと表現する方もいるわけで
他にもいろんな表現があるわけですね性指向
そういった性のあり方には少しずつ名前がついてきましたし、徐々にではあるものの浸透しつつあるように思います
とはいえまだまだなんですけど。
ですけども、僕はまだどっかでモヤモヤしたところがあってですね
本人が「レズです」「ゲイです」「バイです」とか言うのはいいんですけど
実際には「○○さん」その個人ってことですよね?簡単に分類できるもんじゃないですよね多分
というのも、ちょっとある例に触れまして。本人にはネタとしてつかってみて、とのことですので、改変して書きますが
身体的には女性、性自認は男性、性指向は男性のある方
となった場合、なんていうの?と。
確かにそうだな、と。なんて表現してよいかわからない。しかも相手の方の性指向もわからない。
トランスジェンダーのひとつのあり方というのはわからんでもない。けど、なにをもって同性異性とするかは相手のカミングアウトがなければわからない。
そういった意味では異性という表現自体も、なんとも言えない。その方を尊重する意味では。
僕はこの話を聞いた時、またも自身のバイアスを認識させられました。いかに自ら思考を狭めていたのかと。
別に「好きな人のことははっきり言え」とかそういうことじゃないんですけど、
大事にしたい相手、好きになる相手、性的な欲求を感じる相手、パートナーになりたい相手をカテゴリー化すること自体
それもまた危ういことなのではないかと。
しかも、その方がどうなりたいか、というのもそれぞれありますよね。
アセクシャル以外の方がみなパートナーがほしいとか結婚したいとかパートナーシップを望んでいるかと言われると、またそうではないはず。
結局のところ「自分はどう生きていたいのか」に尽きるわけで、社会的どうとかこれまでの経験どうのではなく、その生き方を支えてくれる人とだけ生きていきたいよね。
そういったアイデンティティっていつだって揺らぐのだと思う。確固たる自分がいることも大事かもしれないけど、自分を揺らしてくるものをどれだけ受け止められるか、の方が僕は大切にしたい。
生き方=恋愛 でもないんですけどね
それそのものがひとつの生き方だよね。
という意味では、僕くらいの者でもこんなこと考えているんだから、案外受け止めてくれる人は多いんだと思います。多様な生き方について。
誰もが受け止めてくれるわけじゃないかもしれない。でもそれは典型的なパターンでのパートナーとの間でもいろんなしがらみはあるわけで。
そういった中で「あなた」を受け止めてくれる人はいるはずだから。僕でさえ「そういう生き方ってことだ」と考えられるんだから、もっといるはず。
自分で自分を縛らず、受け止めてくれる人、支えてくれる人を探してもらえたら、少しでも苦しまなくていいかも。
その相手として、我々みたいなのがいると思うので、どうかその迷いで苦しい方は頼ってみてくださいませ。
我々みたいなのってのは、心理士ですね。
一緒に悩んで苦しんで生きましょう。
というところで今回もありがとうございました!
今後とも私、心理士Vtuber 狐田さきつねをよろしくお願いいたします
こんなこと知りたい!などのリクエストもお待ちしております。
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