マガジンのカバー画像

思い出話

23
子どもの頃から青年期・中年期くらいまでの思い出の話
運営しているクリエイター

#写真

思い出話18 顧問先の園児たち

私が会計事務所の職員だった頃、その顧問先に幼稚園があった。 月に一度、そこを訪れ、私は経…

紫山
7か月前
6

思い出話17 オカリナを吹くご老人

私はよく、緑豊かな水元公園の中を自転車で通り抜けていくことがあります。 何といっても景色…

紫山
7か月前
7

思い出話16 大変だった親知らずの抜歯

二十代の中頃、私は親知らずを抜くため、子どもの頃から馴染みのある歯医者へ行きました。 親…

紫山
7か月前
5

思い出話13 泥棒が入った後のちょっと恥ずかしい話

いつだったか、もうかなり昔、隣の家に泥棒が入った。 当時、その家では、夫の稼いだ給料袋を…

紫山
7か月前
16

思い出話10 昔観てもらった手相鑑定に物申す

私が二十代の前半、ある仕事を辞めて次の職を求めて活動していた時のこと。 何かの手がかりが…

紫山
8か月前
5

思い出話9 想い出の同級生

小学生の頃の同級生に、あき子という女子の生徒がいた。 実はこの同級生、中一のある日突然、…

紫山
8か月前
6

思い出話8 あるパン工場のオジサンの言葉

学生の頃のある夏休み期間中、私は近所のある大きなパン工場でアルバイトをした。 仕事は、菓子パンの生地の窯入れ作業。 ベルトコンベヤでゆっくりと進んでいく熱い大きな窯の中へ、パン生地が乗った長方形の鉄板をきちんと並べて入れていく作業でした。 熱い窯の近くに置かれている移動式の棚から、2つの鉄板を左右の手でそれぞれ同時に引き抜いて、きれいにベルトコンベヤに乗せていくのです。 前の鉄板と後ろの鉄板の間は、隙間があったり重なってはいけないので、窯入れは、機械の速度に合わせながら

思い出話5 電車の中の若者と少年の奇妙な関係

昔の話。 ガラガラの空いている電車に乗っていたある時、私の座っている真向かいに、一人の少…

紫山
8か月前
9

思い出話2 年下女性が教えてくれた納豆の食べ方

これもずいぶん昔の話です。 職場の人たちと事務所の中で、昼食を共にしていた時、ある女性が…

紫山
8か月前
19

思い出話1 ある大学病院のレントゲン技師

もうかなり昔の話です。 高校二年生の終わり頃、私は学校の尿検査で引っかかり、潜血反応が出…

紫山
8か月前
31