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ポエムになった独白

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遺書を書いていたはずだったけど、ポエムになった。
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#日記

一年前は、まだ彼と。

一年前は、まだ彼と。

昨日、私が女装をするきっかけとなった男の現在の画像をみた。

伸びた彼の髪の毛が、なぜか胸にチクリと感傷を憶えて。
知らない人となった期間の、その長さを目の当たりにした様だった。

……私の方が綺麗になっていた。
そのように思う。

ある時期まではずっと彼を追っていた。
黒い髪も。黒いマスクも。
どこか同一の個体としての
似ている彼になろうとしていた。

私の方が綺麗になっていた。

喜ぶべきこと

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君が俺の前から消えた日。

君が俺の前から消えた日。

『雨は好きかい』
『考えたこと、なかったな。本を読んでいる時に、雨が降っていれば落ち着く』
『曇りが好きって言わないんだね。』
『好きな映画だけど。俺の話でしょ。』

雨音を聞いて、ふと
友達なんかいらない人だ。
なんて、つぶやいてみた。
口には出してなかったかもしれない。

夜が柔らかな綿毛の素振りで、優しく俺を包んでいる。
『こういう時は、思い出に浸ってのんびりしなよ。』
苦しむ事を知っている

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