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18)感情は水のようなもの

今日、別な記事を書いていたら感情とは水のようなものだと思った。

というのも、澄んだ気持ちで心地よく過ごしているときは、さらさらと流れる清流のような気持ちになるし、怒りで爆発しそうになると、高波のような荒ぶった気持ちにもなるからだ。

慌てて何かをしていた結果、覆水盆に返らずというような失敗をすることもあるし、悲しみに暮れていると、雨の日の水溜りのような気分になってしまったりする。

つまり、人の感情は水の性質のように流動的で七変化できるのだ。

人の身体の60%は水分で出来ているそうだ。

だからこそ、人の感情の水のようにできているのかもしれない。

であるならば、自分の感情が乱れていると感じたなら、「水のある風景」をイメージするのもいいかもしれない。

たとえば、怒りの感情で気持ちが高ぶっている場合は、清流の様子を思い浮かべてみる。

ほっとするな~。

あるいは、気分が落ち込んで元気が出ないようなときは、宮古島の美しい海を思い浮かべてみる。

癒されるな~。

こういった感じで、自分の感情をコントロールするために水のある風景を思い浮かべてみるのだ。

そうすると身体の中の水分が、美しい川や海と同調し、落ち着きを取り戻したり、元気を出せるような働きをしてくれるかもしれない。

イライラした感情を抑えようとして、そのイライラした感情に意識をフォーカスさせてしまってはイライラがやむことはない。

だから、イライラとは全く関係のない心が落ち着くような景色を思い浮かべてみる。

AさんとBさんが喧嘩していても二人だけでは喧嘩が収まることはないけれどCさんという人が間に入ることで喧嘩が収まったりする。

こういった原理を自分の感情に適応させて、Cさんの役割を「凪いだ水のある景色」に担当してもらって、気分を落ち着かせていく。

そうやって、気持ちの切り替えを容易にできるように訓練していく。

人生を楽しく生きている人の特徴の一つに、切り替えの速さがある。

人生を楽しく生きている人は、ネガティブな感情を抱き続けることが、人生の流れを悪くさせるものだということを知っている。

だからこそ、意図して感情のコントロールをするようにしているし、その術を知っている。

人はクリアな気持ちで生きていると、それだけで気持ちがいいものだし、自然と人生が上手くいくと思えるようになるものだ。

こういった感情は、川の流れに似ているし、また人生は川の流れのようなものでもある。

水は高いとことから、低いところに向かって行くのが自然なことである。

しかし、そういった流れを逆流しようとすると水は濁る。

また、流れの速い川であったとしても、濁りがなければ美しく見えるものだし、反対に、流れが遅くてもそこに淀みがあれば、美しさを感じることはない。

そして、この水の美しさを「喜び」の感情をあてはめる。

人が「喜び」で生きられるようになると、濁りのない川を一気に下っていけるようになる。

「喜び」で生きていることができたなら、水が腐ることがないから、常に水はクリアなままだ。

そうやって、「喜び」で川下りが出来たなら、人生がきっと楽しくなっていくはずなのだ。

人が「行雲流水」の如く、空をゆく雲と川を流れる水のように、執着することなく物に応じ、事に従って行動できるようになると、自然体で生きられるようになって、宮古島の海のようなゴールにたどり着くことができるようになるだろう。

宮古島の海は楽園だ。

この楽園の海を楽しんで泳ぐことが、私たちがこれから向かう未来といっていいだろう。

そのためには、感情に吞まれるのではなく、感情を乗りこなすことが大切なのだ。

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