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96)「今ここ」で時の流れを読み取る

昨日、三角錐を使ってバランスの取れた場所を探るという話を書きました。

どういうことかというと、円の中心にバランス点があり、その中心を探すには俯瞰して物事を観て、中心点を探すといいのではないか、ということです。

独楽は中心点に軸にすることで綺麗な回転を生み出します。

地球や太陽といった惑星も球体の中心線となる地軸を中心に回転しています。

綺麗な回転ができるということは、バランスが取れている状態ということができ、バランスを取ることができれば負荷が掛かることが少なく、効率のよい運動ができると考えることができます。

実際に円の中心を探すには、円と同じ高さで探すとなると、中心がどこにあるかを探すのはとても困難だったりしますが、円の上から俯瞰して見ると、中心位置を発見しやすいものです。

そういった意味でも、円の中心を図るには、円錐的な視点を持つといいのではないかと思います。

昨日の記事を書き上げたあと、ふとこの円錐を横にしてみたら、何かに当てはまるのではないかと思ったので、その後、色々と考えてみました。


これから書くことは、ひとつの遊びだと思って読んで頂ければと思います。

上の円錐を横にした図を眺めていたら、次のような図が思い浮かんできました。

精神世界の本などを読んでいると、この世界は「過去から未来に流れる時間」と「未来から過去に流れる時間」がある書かれていたりします。

「過去から未来に流れる」という時間軸は誰もが理解できるものだと思います。

しかし「未来から過去に流れる時間」は、なかなか理解し難いものです。

でも、最近、上手く説明できませんが「未来から過去に流れる時間」もあるように思います。

たとえば、初めての場所なのに、そこになぜかその場所に棲んでしまうとか、はじめて会った人なのに、なぜかピンとくることがあり、その人と結婚する、というような話をよく聞いたりしますが、そういった不思議な発見や出会いが起こったというようなときに、「時間が未来から過去に流れているのでは?」というような感覚を持ったりするのではないかと思えるものです。

運命を感じるような出来事であればあるほど、未来から時間が流れてくるような感じがしたりします。

パラレルワールドという言葉がありますが、これは、ある行為をしたかしないかでその「世界線」が変わるということだったりします。

髭ダンの「プリテンダー」という曲にも「世界線」という言葉が使われていたりします。

パラレルワールドとは、ある一つの行為をするごとに世界線が変化することになり、世界線が変わると訪れる未来も違ってくる、ということです。

つまり、今、自分が何を選択しどんな行動を取るかによって、未来へと続く世界線が変化していくということになります。

また、その世界線ごとに未来は決定されているため、まるで未来の方から出来事がやってきたのではないか、というような感覚に囚われるということが起こりうるという説明ができます。

世界線という言葉を調べると、その語源はアインシュタインの相対性理論から生まれてるようです。

さらに世界線で検索すると、「ミンコフスキー空間」という図形もでてきます。

奇しくもこのミンコフスキー空間の図にも「過去光円錐」と「未来光円錐」という円錐の図がでてきます。

このミンコフスキー空間と似たような図形を、ある本の中で見ていたことがあるため、おそらく、それが僕の無意識下の中で変換され、下図のようなことを、昨晩、ふと思いついたのかもしれません。

この図にはどういうことかと説明すると、今という時間は「過去から未来に流れる時間」と「未来から過去に流れる時間」との接点ということです。

そして「今」に焦点を合わせて生きれば生きるほど、「氣づき」が生まれやすくなり、最善の選択ができるようになっていくのではないか、と考えます。

たとえば、過去にばかり意識を置いていると未来から流れてくる情報を捉えることができません。

逆に、未来ばかりに囚われていたりすると、過去の流れからの情報を得ることもできません。

しかし、「今の今」に焦点を合わせて生きていれば、過去と未来の両方からの情報を同時に得られるのではないかということです。

あるいは、少し言い方を変えるなら「今の今」に焦点を合わせて生きると、過去の情報と未来の情報が融合され、それが「氣づき」となって訪れるのではないか、ということです。

いずれにせよ、「今の今」に焦点を合わせて生きれば生きるほど、「氣づき」が生まれやすくなり、常に最良の世界線を選択して生きていけるのではないかということです。

「今」に生きるということは、姿勢を正して生きるということです。

「今」に意識を置くことで視線が正面を捉えることになります。

そして、姿勢を正して生きることができると、純粋なエネルギーの流れを感じ取ることができるようになります。

姿勢を正すと、身体の中心線を見つけることができるようになります。

人の氣の流れは上昇する流れと下降する流れの二つがあるといわれています。

たとえば、こういった氣の流れには「過去からの流れ」や「未来からの流れ」が介在しているのかもしれません。

姿勢をよくしようと意識するのは「今」です。

姿勢をよくしようと意識し、「今」に留まることができるようになると、上昇する氣の流れと下降する氣の流れがよくなっていきます。

こういった氣の流れがよくなった状態のときこそ、「氣づき」が生まれるようになり、その「氣づき」によって最良の選択ができるようになるのではないかと思います。

ここまで書いてきたことは、ほとんど思い付きのアドリブなので、何の根拠もありません。

ただ「今」に意識を置いて「今に生きれば生きるほど」、適切な世界線を選んで生きていけるようになるのではないかと思います。

では適切な世界線とは何かというと、生まれる前に設定してきた「魂のブループリント」に沿った生き方といっていいでしょう。

世界線には、「魂のブループリント」を中心に様々な世界線が存在していると考えることができます。

最良の人生を送るには、可能な限り「魂のブループリント」に近似した世界線を選ぶことです。

そこで、「魂のブループリント」に近似した世界線を選ぶ方法が、「今」に意識を置いて、過去からの流れと未来からの流れという二つの時間軸の接点を見極めることなのかもしれません。

今回は、このことをふと思いついたので、この図を観ながら連想するままに文章を書いてみました。

ただ、最近は「いま」を重視することができるようになってきたからたからこそ、こういったことが思いつくようになったのかもしれません。

エビデンスのある話ではないので、話半分で理解して頂ければと思います。





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