【しくじり】海外でスキミング被害に遭った話【海外】
数年前になりますが、海外でカードのスキミング被害を2度経験しています。
スキミングとは、クレジットカード等の情報を不正に抜き出して悪用されてしまうカード犯罪になります。
スキミングは大きく分けて接触型・非接触型に分かれます。
接触型は読み取る機械側に不正装置が仕掛けられています。
非接触型は財布などの上からタッチ決済で商品を不正購入させる手法です。
今回は接触型の被害に遭った2件を取り上げて、海外でスキミング被害を少しでも防ぐ方法について触れたいと思います。
街中のATM利用は避ける
接触型の被害に遭った2件は別々の国です。
一件目は中南米のメキシコ
二件目はオーストラリア
で被害に遭いました。
メキシコでの被害は国際キャッシュカード
オーストラリアの被害はクレジットカードでした。
どちらも街中のATMを利用して現金引き出しを行っていたのですが、その後に不正利用が見つかりました。
何らかのスキミング用機械が取り付けられていた可能性があるのですが、当然気を付けていました。
しかし、スキミング技術は日々進歩しており、普通の人が見ても全く分からないレベルに巧妙化しています。
参考としてこちらのサイトをみてください。
一体いくつの手口に気づけたでしょうか?
このような被害を最小限に抑える方法として、
・空港ATMの利用
・ドルで両替する
・店でカード決済する
などが有効です。
空港ATMはほぼ毎日点検されていますし、カメラが付いています。警察も常駐しているので被害にあっても報告が容易です。
ドルでの両替は安全ですが、資金を持ち歩くことになるので大金は持たないように注意しましょう。お店でのカード利用は怪しい店で使わないこと、現地通貨で決済することをおすすめします。
利用額を決めておく
被害に遭った場合に最小限に留める方法です。
現地引き出し用のカードとメインのカードを分けておくことで、被害を最小限に抑えることができます。追加で万が一のための保険のカード、計3枚は持っておけば安心でしょう。持ち場所も分散させましょう。
国際キャッシュカードは現在利用できるカードが少なくなってきているので、WISEやRevolutなどのデビットカードをおすすめします。
旅行前に銀行口座から送金しておけば、現地で現地通貨の引き出しに使えますし、カード決済も可能です。
クレジットカードの決済はポイントが付く場合もありますが、銀行口座と紐づいているのがリスクになります。
信頼できる免税店や空港での買い物に留めておくことをおすすめします。
補償規約を読んでおく
最後は補償の規約になります。
不正利用された場合、何らかの補償がカード会社によって用意されています。
実際に被害に遭った2件ですが、どちらも無事補償されました。
補償を受けるためには利用規約を理解していることと、不正利用されたことを証明する必要があります。
私の場合は不正利用された時間帯に決済された場所と別の場所にいたことを証明できたため、不正利用であるとカード会社が判断して補償されました。
とはいえ、補償に該当するかどうかはその時点になってみないと分かりません。発覚した時点ですぐにカード会社に連絡し、カード利用の停止など、取れる判断はすぐに行いましょう。
また、カード利用の際に時間、利用場所、残額が通知される機能がありますので、ぜひ利用するようにしましょう。
まとめ
海外でスキミング被害に遭った話と防ぐ方法について解説しました。
数十か国も旅行すると、色んなトラブルに遭遇します。
まだカード決済が主流ではない国がたくさんあるので、現地通貨を持って旅行する機会はどうしても出てきます。
少しでもリスクを小さくすることで安全な旅を心がけてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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