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不安を煽り、搾取する存在とどう対峙するか~宗教ならびに資格の勉強に思うこと

久しぶりに早朝礼拝に参加しました。
今日はマルコの福音書第13章1~13節でした

「5イエスは話し始められた。「人に惑わされないように気をつけなさい。 6わたしの名を名乗る者が大勢現れ、『わたしがそれだ』と言って、多くの人を惑わすだろう。 7戦争の騒ぎや戦争のうわさを聞いても、慌ててはいけない。そういうことは起こるに決まっているが、まだ世の終わりではない。 8民は民に、国は国に敵対して立ち上がり、方々に地震があり、飢饉が起こる。これらは産みの苦しみの始まりである。 9あなたがたは自分のことに気をつけていなさい。…」

先週から、某カルト団体の個別訪問が増えていてきっぱりお断りしてますが
知人は断った翌日に呪いの手紙が入っていたそうで
自分を救い主のように主張する存在はその時点でキリスト教ではないと説明しました

戦争や災害、感染症など、不安要素が沢山な時代ですが
私の祖母はいつも
「日本が永遠に戦争しないはずはない。戦争で利益が出る人たちがいずれ引き起こす。」
「使い捨て、大量消費の時代はいずれ終焉を迎え、衣服や物を大事に修理しながら使う時代に戻る(なので裁縫と料理は大事)」
と話していました。

不安な気持ちにつけこむ存在として
もうひとつは
キャリアに対する不安につけこむ、例えばセミナー商法、資格受験生狙いの知識切り売り商法などもあり

不安というものがどれだけ商売になるか、日々考えます

特にSNSを見ていると
社労士で稼ぐ❗️
キャリコンで稼ぐ❗️
など煽って有料セミナーやサイトに誘導するものが多いですが

どちらも現在その業種にいるか
よほど若いとか
人事経験があるとか
そもそも人脈が豊富でないと
特に地方では仕事はないし

双方営業込みだったり、業務委託が主流で実質最低賃金レベルなので

これだけで稼げると思い込んで勉強すると
ショックも大きいものです

人であれ、物であれ、資格であれ
何かだけを頼って不安を打ち消し、平安を求めるのは搾取されるだけの存在に落ちていく

不安を解消できるのは自分だけであり
自分の力の及ばないものへの不安は、
法的根拠を基に、社会資源を使い、とりあえず今を生きていく
そこに必要なのはネガティブケイパビリティであり
ロジカルシンキングであり
哲学なのではないか

50代で転職できる人は4.5%という労働市場の現実を見ながら

専門的知識を評価せず、
新卒で若い人を好み
最低賃金で使い倒す現在の日本では、
まだまだキャリアアップを評価する状況にないのだとしみじみ思います

私の日々の学びはいずれどこかで活かせるかもしれませんが
とりあえず来春予定の就活では資格に関係なく
考えてみようと思っています

そしてなるべくネット情報に惑わされないように
距離をもって付き合っていこうと思っています



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