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推しを推していたら1年が終わった

どうやら、2020年が終わろうとしているらしい。

そんな馬鹿な。ついこの間命がけでスクリーンにいる推しを拝みに行って、ヴァニスタの永遠を願ってブッシュドノエルを食べたばかり(トップ画像参照)ではなかったか。

あれだけうるさかったジングルベルが、いつのまにかお正月までの夜を数える歌に変わっていた。も〜い〜くつ寝ると〜ってやつ。
スーパーめ、速攻で手のひら返しやがったな。この間までサンタさんに媚び売ってたくせに。

そんなことはどうでもいい。

せっかくnoteを書いているのだから、それらしく2020年を振り返って見ようと思った次第である。
はて、2020年は何をしていただろうか。ぼんやりと思い出してみたところ、

……推しを推してしかいなかったな???

どこをどう思い出しても、推しを推していた記憶しかない。
二次元だろうが三次元だろうが。アニメだろうが音楽だろうが。とにかく今年はめっちゃ推しが増えた気がする。増えた分だけとち狂って楽しんでいたような。

よ〜し!!それなら今年沼った推し達を振り返っちゃうぞ〜〜!!!

という浅はかな思いつきと勢いで、今わたしはnoteを書いている。
今年最後の盛大な宴のごとく勝手に盛り上がっていこうと思うので、どうぞ最後までお付き合い頂きたい。

なお若手俳優の方々については、見出しのみ敬称略とさせて頂く。

①岡田龍太郎

2020年、わたしの生活を一変させ、わたしが最も推した推しである。
わたしの2020年は彼と共に始まり、わたしの2020年を彼と共に終えるのである。
カッコつけて書いたけど、普通に気持ち悪いオタクの字面だな。

詳しくはこちらのnoteで書き散らかしているので、詳しい話は割愛する。このnoteを見て。言いたいこと全部書いた。

岡田さん繋がりで仮面ライダーゼロワンを最終話、果ては劇場版までしっかり見届けさせて頂いた。
TVシリーズが終わった後にセイバーを見て「セイバーも激アツで面白いじゃん〜!思ったほどロスにならなかったなあ!」と思っていたのだが、映画が始まり数秒で「あっわたしゼロワンロスだったわ」と思い知らされた。
それくらい、本当にゼロワンはいい作品だった。来年は滅亡迅雷のVシネをやるらしい。めちゃくちゃめでたい。

……この波に乗ってバルカンとバルキリーのVシネもよろしくできませんかねぇ?(運営側をチラチラ見ながら)

②一ノ瀬颯

昨年のスーパー戦隊『騎士竜戦隊リュウソウジャー』にてレッド・コウを演じたシンデレラボーイ、一ノ瀬くん。
去年夏の映画リュウソウジャーでカメラゼロ距離ガン決めを食らってから既に彼の虜ではあったのだが、本格的に「あっ推しだ……」と自覚したのは今年に入ってからだった。正確にはミラクル9。

とにかく演技の振れ幅がやっべえ。コウひとりをとってもそうだが、コウを知っていながら他のドラマの役柄を見たときに温度差でこっちが風邪引く。

一番びっくりしたのは写真集。ハイパー超絶にっこにこの笑顔ショットの裏のページで、クッソイケメンな顔をしてスーツ着込んでいたりする。
なんだ彼は!!才能が怖いぞ!!!

ちなみに写真集が発売した時に発売イベントの整理券を勝ち取っていたのだけれど、このご時世のおかげで泣く泣く参加を見送った。

本当に泣いた。父と電話しながらその事実を目の当たりにして泣いたので「ちょっと、大丈夫?」と本気で父に心配された。

特典でサイン本とチェキを貰うために3冊予約していたので、それだけTwitterのフォロワーさんに代行してもらった。
その結果、

こうなった。

ちなみにイベントで予約したもの以外に自分で買ったものもあるから、我が家は4体の颯を飼っている(字面がやべえ)。

残念ながら、出演していた今期のドラマ『この恋あたためますか』はTBSが映らなかったので視聴を見送った。めっちゃ歯軋りした。
それなのに、セブンで売ってた恋あたスイーツは秒で売り切れていて、また歯軋りした。

③伊藤あさひ

恥ずかしながら、わたしは彼のことを全く存じ上げなかった。
存じ上げなかったし、これからも存じ上げずに生活していくのだろうと思っていた。

劇場版『騎士竜戦隊リュウソウジャーVS怪盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』を見に行くまでは。

リュウソウジャーかつコウ目当てで、リュウソウジャーの最後の活躍をこの目で見届けたい一心で、わたしはこの映画を見に行った、はずだった。

わたしの目は、ルパンマグナムの銃口にキスを交わすルパンレッドに釘付けになってしまったのである。

なんだこの金髪の男は!?夜野魁利というのか!!ほお!!!ではまずお友達から始めましょうか!!!!
……と一気に沼へ突き落とされたわたしは、TTFCでルパパトを一気見。上述の映画ももう一度見に行って、AmazonプライムでVシネも全部見た。

お得意の綺麗な沼急降下芸である。

それなら推しは中の人ではなくルパパトなのでは……?と思われてもおかしくはないのだが、あさひくんさん(なぜこう呼んでいるかは後述)が推しだと自覚したのには、ちゃんとした理由がある。

一昨年に発売したあさひくんさんの写真集。まだオンラインショップに在庫があったので買うかどうか迷いまくっていたわたしの目に、そのキャプションは飛び込んできた。

撮影の地として訪れたのは、幼少期に自身が住んでいたという南国・グアム。“ヒーローになった少年”をテーマに、幼少期の写真を携え、当時住んでいた地域や、よく行ったスーパーなどに赴き、思い出の場所を巡りました。少年だった頃に思いを馳せながら、全く同じ場所・同じポーズで写真を撮るなど、グアムが第二の故郷である伊藤あさひにしか表現できない写真の数々が詰め込まれています。

グアム?
彼、グアム育ちなん……??

それを認識した瞬間わたしの手は『注文する』ボタンを押していたし、ついでにカレンダーも買っていたし、届いたもの達を眺めながら「あ〜これは推しだわ」と天を仰いだことを覚えている。

あさひくんさんがグアム育ちというところがなぜわたしの心に突き刺さったのか、今でも謎である。自分のストライクゾーンが自分でよく分からない。
そんなよく分からないハマり方をしたことが恐れ多くて、彼のことは「あさひくんさん」としか呼べないのである。

ちなみに来月お誕生日です。おめでとうあさひくんさん!!!

④Sound Horizon

以前から好きだった推しコンテンツなのだが、今年一番情緒を狂わされたという意味ではNo. 1だった。

サンホラとの出会いや推し盤『いずれ滅びゆく星の煌めき(ヴァニシング・スターライト)』についてはこちらのnoteで語り尽くしているので、ここでは割愛する。

サンホラについてのnote2本目(下)を書いた後。無事ヴァニスタとNeinのリマスターが一般発売されたのだけれど、

まさか、そのタイミングで6年間音沙汰なかったはずの似て非なる地平LINEが届くなんて思わないじゃないですか!!!

(※似て非なる地平LINE:サンホラLINE公式アカウントでヴァニスタ発売時に展開されていたLINEのこと。Noëlのマネージャーである市蔵がよだかの星を販促LINEを送り続けるというものだった)

こいつのおかげで大変情緒を乱されてしまったわたしは半日くらい立ち直ることができなかった(その後お得意の都合良い解釈で勝手に立ち直った)。

そして年が明けたら、いよいよ新譜『絵馬に願ひを!』発売である。

Around15周年2周目を迎えた移動王国は、まだまだわたしの情緒を乱してくれるようだ。怖い。遺書でも書いとこう。

⑤ヒプノシスマイク

2020年こんなはずじゃなかった大賞、堂々の受賞です!!!
おめでとうございます!!!(白目)

いや、本当にこんなはずじゃなかった。ここまで早く、華麗に沼の底まで突き落とされるとは思っていなかったのだ。全部シガーキスのせいだ。

わたしとヒプマイ(というか碧棺左馬刻)との出会いはこのnoteに書かせてもらったのだけれど、あれから今に至るまで毎日のようにとち狂わされている。

ドラマパートは全部聞いたし、アニメは当然最終話まで見届けた。アプリゲームでは順調に石を溶かし、気がついたらFCにも入会していた。
ここに至るまでわずか2ヶ月である。自分でも展開が早すぎてついていけない。

何よりヒプマイにハマっていちばん変わったことといえば、

ねんどろいどを飼い始めたということである。

ハマりたての頃、発売されたばかりのねんどろいど左馬刻をネットで見かけたのがいけなかった。
買ってしまったらあとはお察しの通り。iPhoneのカメラロールはねん様(ねんどろ左馬刻の愛称)で埋まり、ねんどろいど用のTwitter垢を作るまであまりにも早かった。

その後アプリゲームのシナリオで株が爆上がりした山田二郎のねんどろいどもお迎えし、新発売したイーゼルも買い、快適なねんどろ暮らしを送っている。

なお、ヒプマイは年明けから5thライブが始まるらしい。ライブビューイングの開催も決まった。こちらもまだまだ沼の底から放してはくれないようだ。

***

そんな感じで、今年わたしを狂わせた推しコンテンツ達でした。
来年も年明け早々サンホラの新譜が出たり、ヒプマイのライブが始まったり、(今回noteにはあげてないけど)仲村宗悟さんの新譜が出たりとなかなか忙しくなりそうである。

あ〜〜〜〜オタクってたのC〜〜〜〜!!!(ラップってたのCみたいに言うな)

もしかしたらまた新たな推しとの出会いがあるかもしれない。
推しとの出会いは突然で、いつだってエモーショナルでセンセーショナルだ。何があるかは分からない。

でもまあ、とりあえず生きていれば二次元でも三次元でも推し活をしていくことができるので、来年も頑張って生きていこうと思います。

今年あげるnoteは恐らくこれが最後です。大変お世話になりました。
推しに出会ったことがきっかけで今年始めたnote。その書き納めが推しについてだなんて、我ながら天才だと思います。

……本当は2020年で物凄く整った己の作業環境についてのnoteと迷ったんだけど。

Twitterでアンケとったら圧倒的に推しnoteが強かった。
投票してくださった皆さんありがとうございました。作業環境は年明けにでも書こうかな。

2020年も「書きたい時に書く」スタンスでマイペースにやっていこうと思うので、気が向いた時にでもお付き合いいただけたら嬉しいです。

それでは皆様、良いお年を!

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