見出し画像

【#8】月刊8bitStation1月号 PSのプロレスゲームを語ろう

2022年、おはビットー! どうもしらたきです。
なんと前回更新が2020年の12月。2021年は1年間休止になってしまいました。
コミケがないからこちらの更新に力をいれるべきなんですが、どうにもうまくかみ合わない感じで過ごしておりました。「だいたい月刊」って画像についてるけど、このままでは「月刊」じゃなくて「年刊」に看板を変えた方がいいのか?とさえ思ってしまいますね。
さて、気分一新今年は毎月更新していきますよ。すでに4月までの予定は軽く組みました。

▼今回はPS時代のプロレスゲームについて

プロレスのゲーム。
有名どころはファイプロ(FIRE PRO WRESTLINGシリーズではないでしょうか。
海外だと「WWE 2K●●」シリーズかな。

古くはファミコン時代からプロレスを題材としたゲームは存在しますね。
1986年に「プロレス」というゲームが発売されています。パッケージイラストはどことなく猪木っぽい。
新日本プロレス旗揚げが1972年。ファミコン本体が1983年。86年というとIWGPジュニアヘビー王座が設立されたようです。猪木がタイガー・ジェット・シンに襲われたのが10年前となる1973年。猪木アリ戦やタイガーマスクの登場~引退もとっくに過ぎています。

そんなファミコン時代からPCエンジンでファイプロが登場。ゲームボーイやSFCなどでも発売されプロレスを題材としたゲームが出てPSの時代(95年以降)へと突入するわけです。

PSが発売されたのが1994年12月3日。
一月後の95.1.4東京ドームではメインイベントで橋本が佐々木健介を下しIWGPのベルトを防衛したようです。95年といえばUインターとの10.9東京ドーム決戦も有名ですね。ゲーム業界、プロレス界ともに作りてもファンも熱かった時代かもしれません。

PSソフト 闘魂列伝シリーズ

新日本プロレスのレスラーが多数登場する「闘魂列伝」
1995年9月29日に発売されています。(10.9の直前ですね)

パッケージ裏で技を決めているのは蝶野選手の喧嘩キック。受けているのは武藤選手っぽい。「ケロちゃんのコール」と書かれるくらいリングアナウンサーのケロちゃんは新日の象徴的存在だったことがわかります。
なぜかアントニオ猪木はいません。

1年後に発売された「闘魂列伝2」
タッグバトルができるようになったりワイルドペガサスやエルサムライなど選手が増えるなど1から進化したソフトになってます。

アントニオ猪木や隠しキャラとしてタイガーマスク、ペガサスキッドも登場しています。

闘魂よ、永遠なれ!というキャッチコピーの闘魂列伝3。
発売された1998年は猪木引退直前ということもありそれを意識した雰囲気になってますね。
出場選手も爆増。ザ・グレートサスケやバトル・ライガー、スペル・デルフィン、新崎人生、平田淳嗣(スーパーストロングマシン)、小川直也といった世紀末~ミレニアムあたりを盛り上げた選手たちがたくさん登場しております。

その後、最終的に「4」はドリームキャストで登場。ゲームボーイアドバンスでも登場しプロレスゲームの歴史をにぎわせました。

ゲームボーイアドバンス 闘魂ヒート

ジャレコ「パシフィック・センチュリー・サイバーワークス・ジャパン株式会社」(PCCW Japan)が発売したアントニオ猪木プロデュースと銘打たれたゲームボーイアドバンスソフト。
キャラクターデザインはアオイホノオなどでおなじみの島本先生!!
覆面レスラー ヒート(田中稔)は新日のマットにも登場し、現在もなおIWGPジュニアヘビー級王座の最多防衛記録を持っています。

週刊プロレス監修 プロレス戦国伝

架空の団体、選手をエディットしながら戦っていくプロレスゲーム。週刊プロレス監修ということで、本当に週プロにありそうな表紙を飾ることも!

バーチャル・プロレスリング

こちらも架空の選手が登場するプロレスゲーム。
3Dが作りこまれていますね。

どこかで見たことあるような選手名。
藤神は藤波、闘州は長州、仁藤は武藤、張本は橋本、武は馳かな?
佐伯は佐々木健介、天王薪は天山?東野は蝶野、小中は越中ぽい。
右側、たかもくはTAKAみちのく、エルウィンはスペル・デルフィン、一生は新崎人生などみちのくプロレスっぽい。大位多は邪道・大仁田厚ですね!
左下段は全日コーナー。三河は三沢光晴、番場はJ馬場、土橋は小橋、蒲田は鶴田?
あの選手がモチーフなんじゃ…?と推察みてみるの楽しいかも。

エキサイティング・プロレス

そして時代はPS2時代。2000年以降のプロレスゲーム時代に突入します。
現実だと高田・グレイシー戦を皮切りに総合格闘技ブームになり、プロレス界も永田さんがヒョードルにやられた2002年あたりから暗黒時代と呼ばれる領域に入っていきました。
そんな中、のちに新日の親会社になるユークスがWWEのゲームを開発。
現在ユークスはAEWのゲームを開発中とのことで非常に楽しみです。

ランブルローズ

革新的な女子プロゲーム「ランブルローズ」
これまで男の戦いを描いてきたプロレスゲームに女子プロゲームが登場します。製作者はあのラブプラスを手掛けた内田さん。
デッドオアアライブみたいな格闘ゲームはありますが、「プロレス」に絞ったのはこの作品が初めてかも?

オールスター・プロレスリングシリーズ

最後は一度は夢見た対決が実現するオールスター・プロレスリング。
アントニオ猪木vsジャンボ鶴田
アントニオ猪木vs力道山
本作は3までスクウェアより発売され、実際の入場曲付きでの入場はゲームをリアルに変えるパワーがありました。

このほかにもユークス開発で、現在も1.4東京ドーム興行のナンバリングタイトルになっている「レッスルキングダム」というゲームもあります。
レッスルキングダムの曲、いまだにPVで使われていますがかっこよくて大好きです。(ぜひiTunesで配信を…!)

そんな90年代後半から2000年中盤まで、約10年間のプロレスゲームについて触れてみました。闘魂列伝は実況配信したいと思っているのでYouTubeチャンネル見てみてください。

最後に。

プロレスの熱狂が落ち着きつつも、2010年代はじわじわと再びプロレス熱が拡大していった時代だと思います。そんな中、2022年2月に新日の親会社ブシロードからプロレスゲームが登場します!

新日SS。
時代はPSの時代からスマートフォンゲームの時代へ移り変わりました。
実写、実際の映像を使用したバトル。YouTubeみるだけでも豪華ですね。
リリースが楽しみです。

という感じで今回はプロレスゲームについてまとめてみました。
ギリギリ1月に間に合った…!
今年は1年間月刊で公開できるよう頑張ります。

ではでは~。

gracias!!!