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現場を知ることの大切さがわかるおすすめ本紹介『中学教員日記 今日も働き放題』
おはろん。試験とバイトを被らせてしまったダメな子、しらすです。
今日は日曜日ということで、本紹介のコーナー。
しかし、今週は上手く本を読む時間が取れなかったため、過去に読んでいた本を紹介する。
本というのは、自分の知らない世界を知るための一助になる。苦手だという方も1度手に取って見てほしい。
前回の本紹介はコチラから↓
それでは、最後までご覧あれ…。
本の紹介
今回紹介する本はこちら。
内田良著、『マンガ 中学教員日記 今日も働き放題』
私が元教師志望だった(単位取るのが怠くてやめました)こともあり、教育への興味関心として3ヶ月ほど前に読んだ本である。
タイトルからわかるように、中学校の教員の仕事の過酷さ、それをやってのける教師の情熱と生徒への愛が感じられる1冊。
思わず「教員ってこんな仕事までするのか!」と言ってしまうくらい、多様な仕事内容で、読んだだけでその苦労を感じてしまうほど。
この本の見どころ
教師視点での学校生活というのは、職場の人でなければ中々見ることができない。噂やメディアでは「教師はブラックだ」と聞くものの、形骸化してしまった「ブラック」ではなく、本当にしんどそうな様子が描かれている。
本当はここまで凄惨ではないのかもしれないが、大学生の私から見ても「それっておかしくない?」と言ってしまいそうなことが書いてある。
部活の顧問や夜の祭りの見回り、校内の所有物の整理整頓、会計などの大量の事務作業、いじめや不登校に対する処置など。自分の生活を本当に送れているのか心配になる。
こういった中学教員の一面がマンガで分かりやすく理解できるようになっている。この本を見ると、なんだか自分も頑張らなければと思えてくる一冊でもある。(ちなみにこの本を読んで感動で半泣きしたのは内緒)
この本をこういう人に読んでほしい!
正直なところ、全人類読むべきだ。
あえて絞るなら、これから教員になろうとしている学生の皆さん、小さい子供がいたりこれから子供を作ろうとしている夫婦、親御さんなどに読んでいただきたい。
私は、これが子供と大人、そして教員との適切な距離感を把握するための本でもあると思う。モンスターペアレントにならないための手引書でもある。この本を通じて、教育の「現場」の一部を感じていただきたいものである。
評価
読みやすさ:★★★★★(マンガ多めなので理解しやすい)
専門性 :★(説明も丁寧)
おススメ度:★★★★★(教員の苦労が分かる!)
まとめ
今回は、『マンガ 中学教員日記 今日も働き放題』を紹介した。
教員になるために必要なリスクヘッジ、親の在り方、そして人としての在り方を色々な面で考えさせる良本である。モンスターペアレントにならないための必読書ともいえるだろう。
これを機にぜひ読んでほしい。
P.S
私の母は保育士をやっているのだが、母も同じような現場の苦労を体感しているとのこと。
保育士や教師、介護士など人と密にかかわる仕事というのは同じような苦労があるのだろう。。。
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