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2021年夏・社員研修の実施内容をご報告します

こんにちは、人事部の千葉です。
いつの間にか9月。吹く風も涼しくなり、秋の訪れを感じますね。皆様はいかがお過ごしですか?
私はこの夏、初めてセミの脱皮を見ました。網戸にとまったセミが数時間かけて脱皮していったのですが、殻から出たばかりのセミは乳白色で、とても神秘的でした…!

さて、本日は2021年7月期に開催された、シオン社員研修についてご報告をしようと思います!

↓シオンの研修制度についての過去記事はこちら↓

今回の研修の目的について

シオンは現在外部講師の方に研修実施をお願いしております。
今回の研修も、講師と人事部で事前に研修目的を話し合って内容を検討しました。
今回設定した研修のゴールはこちら。

【マネジメント層向け】
○リモートワークの課題と解決策を考える機会とする
○リーダーシップを共通認識し、リーダーシップを発揮するためにどんな行動をすべきかを考える機会とする
○相手に物事を伝わった状態を目指すための論理的な伝え方を習得する

【若手社員向け】
○リモートワークにおける報連相の重要性を知る
○状況に合わせたコミュニケーション方法を知る
○リモートワークのクオリティを上げるヒントを知る

シオンではコロナ感染予防対策として昨年から在宅勤務を推奨しており徐々にリモートワークが浸透してきている状況。これまでの働き方との違いやリモートワークにおける課題が見えてきつつあるため、今後の働き方をさらに充実したものにしていくため「リモートワーク」にフォーカスして研修目的の設定をすることになりました。

マネジメント層向け研修を受けた感想

みなさま、メラビアンの法則をご存知でしょうか?
★「視覚情報(見た目・しぐさ・表情・視線)」
★「聴覚情報(声の質や大きさ・話す速さ・口調)」
★「言語情報(言葉そのものの意味・会話の内容)」
情報には上記の3種類があり、
それぞれの情報が及ぼす影響度というのがこちら↓

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リモートワーク中心になるとどうしても顔を合わせる機会が激減してしまうものですが、言語情報だけだとなんと7%としか伝達に影響しないそうです。
つまり、文章のみでやりとりをしてしまうと正しく情報が伝わらない可能性が高いため、今回の研修で「論理的な伝え方」を教えていただくことになりました。

〜「論理的な伝え方」研修・内容の一部をご紹介〜
○論理の3要素とは
○帰納法(客観的な根拠や事実、事象から結論を導く方法)について
○演繹法(一般論や傾向・常識から結論を導く方法)について
○伝える順番について

帰納法、演繹法についてはグループでディスカッションをし、具体的な事例に当てはめてどのように伝えるのか練習して講師に発表をしました。やってみると、これがなかなか難しい!
でも実践してみることで、物事を伝えるためにはただこちらの伝えたいという気持ちを伝えるのではなく、相手の立場に立ったときにどのように伝達されたら正しく伝わるのかを意識することの重要性を実感しました。できているつもりができてない、そんな現状を正しく把握できるのも研修のいいところですね。

上記以外にも、会社から求められるリーダーシップのあり方についての話し合いや、リモートワークをやってみて実際に感じているメリットやデメリットについての意見交換を行いました。リモートワークに関しては、「こうやったらうまくいったよ」「確かにそれは悩みどころだよね」といった感じで、メンバー同士で成功体験や課題感の共有をしました。

若手社員向け研修について

私はこちらの研修を受講していないため、講師と参加した社員に聞いた話をお伝えします!

リモートワークにおいて従来の働き方と大きく異なるのが「他者へ働きかけるコミュニケーション」。
これまでは同じ場所で一緒に仕事をしていたので、自分から気軽に先輩に相談できたり反対に先輩社員も後輩の様子を気にして声をかけられる環境でしたが、在宅勤務の場合はどちらかが働きかけをしない限り接点を持つことができません。
この研修では、リモートワークにおいて懸念される相手との「壁」について学び、その解決策について教えていただいたとのこと。
またそれとは別に、発想力・想像領域の広げ方についてのワークを行なったそうです。
目の前の業務だけではなく未来を見据えて発想力を鍛え、ライフワークシナジーを高めていこう!という講義があったそうです。
ライフワークシナジー、仕事と生活の相互作用を目指す働き方ですね。
私たちはワクワクをカタチにすることを会社として目指しているので、プライベートや遊びの部分を充実させてそれを仕事でも活かしていく、というこの考え方をどんどん体現していけたらいいなと思いました!

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おわりに

上記のような内容で、社員研修を行いました!
制作の仕事は担当番組によって勤務地が違うためなかなか別の番組スタッフとは会う機会が少ない中、さらにテレワークを推進している状況で顔を合わせることが減っている今。
いち受講者として教えていただいた内容自体とても勉強になり研修の意義を感じていますが、加えて今回のオンライン研修で普段会えない社員とディスカッションしたり相談したりできるこの機会は、とても充実した楽しい時間でした。
研修で教えてもらったコミュニケーション方法を生かし、このリモート環境下においても積極的に周囲に関わっていこう!と思いました。

以上、今期研修のご報告でした!

株式会社シオン
人事部
千葉 芽実