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なぜ今ブッダの教えが重要なのか?ブッダの教えで有意義な生き方

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現代の行き過ぎた資本主義や情報社会のなかで、こころの苦しみや生きづらさを減らしていくために、なぜブッダの教えや智慧(ちえ)が大切なのかについて考えています。
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#ブッダ

「慈しみ」と「気づき」は、ブッダの教えを実践するための両輪。

誰もがブッダを目指すために大切なことは「呼吸」を観察すること、さらに「気づき」であると述…

塩川水秋
1年前
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「気づき」は誰もがブッダを目指すためにとっても大切。

いまの「呼吸」を観察すること以外で、誰もがブッダを目指すために大切なことは「気づき」であ…

塩川水秋
1年前
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呼吸に気づくことで「いま・ここ」にいる自分に戻る。

前回は、いまの「呼吸」を観察することはブッダを目指すためのシンプルな方法であると述べまし…

塩川水秋
1年前
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いまの「呼吸」の観察はブッダを目指すためのシンプルな方法。

目覚めた人であるブッダを目指していくためには、日々、「瞑想」を実践していく必要があります…

塩川水秋
1年前
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幸せになるための仏教的「有意義な生き方」とは❓

ブッダの教えを学びながら有意義な生き方を始めてみませんか? 前回までは、誰もがブッダの教…

塩川水秋
1年前
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ブッダが説くカルマ(業)の特徴とは❓ 『ブッダが説いた幸せな生き方』⑨

ブッダの教えを学びながら有意義な生き方を始めてみませんか? 前回は『ブッダが説いた幸せな…

塩川水秋
1年前
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ニルヴァーナ(涅槃)とは何なのか❓ 『ブッダが説いた幸せな生き方』⑦

前回は『ブッダが説いた幸せな生き方』(岩波新書)を読みながら、苦しみの根源的な要因といえる「三毒」について述べました。 今回はいわゆる涅槃、「ニルヴァーナ」についてです。 20代や30代の頃の私自身もそうでしたが、普段から仏教や瞑想に馴染みがなければ、「ニルヴァーナ」(パーリ語でニッバーナ、漢訳で涅槃)と聞くと、日常の外に存在する、どこか非現実的で高尚な世界観のような印象を受けます。 しかし今枝由郎氏の『ブッダが説いた幸せな生き方』を読んでみると、決してそうではないこと

苦しみの根源的な要因「三毒」とは❓ 『ブッダが説いた幸せな生き方』⑥

前回は『ブッダが説いた幸せな生き方』(岩波新書)を読みながら「無常」と「無我」の関係を取…

塩川水秋
1年前
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<無常>と「無我」の関係とは❓ 『ブッダが説いた幸せな生き方』⑤

前回は『ブッダが説いた幸せな生き方』(岩波新書)を読みながら「無常」を取り上げましたが、…

塩川水秋
1年前
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<無常>は「すべてのものごとは移ろい変わる」という真理。 『ブッダが説いた幸せな…

『ブッダが説いた幸せな生き方』(岩波新書)を読んでいます。 前回取り上げた「縁起」から「…

塩川水秋
1年前
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苦しみの消滅は、「幸せに至る道を見出すためのブッダの手順」。 『ブッダが説いた幸…

ブッダが目指すのは苦しみの消滅です。 前回、『ブッダが説いた幸せな生き方』は、お釈迦様の…

塩川水秋
1年前
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『ブッダが説いた幸せな生き方』は、お釈迦様の教えが簡潔にまとまっている良書。

以前、『ブッダが説いたこと』(ワールポラ・ラーフラ 著 今枝由郎 訳 岩波文庫)という一…

塩川水秋
1年前
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苦しみの矢を最初に抜くとはどういうことなのか❓【なぜ今ブッダの教えが重要なのか】

心の苦しみ/脳ストレスを少しでも減らしてくために、ブッダ(お釈迦さま)の教えから学べるこ…

塩川水秋
3年前
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いまの呼吸をただ見守ることも大事。『ブッダの〈呼吸〉の瞑想』【心の免疫力を高める生き方】

普段私が大事にしていることのひとつに、瞑想中に呼吸を観察している時は、無理に呼吸をコントロールしない、ということがあります。 ありのままを感じるマインドフルネスでは、なるべく呼吸をコントロールしないことが推奨されますが、マインドフルネスのルーツであるとされる、ブッダの瞑想法においても、ただ呼吸に気づくことがシンプルに示されています。 たとえば「アーナパーナサティ・スッタ」(呼吸による完全な気づきの経典)では、瞑想の最初の段階として、以下が示されています。 「一、長く息を