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結婚しなくてもよい時代になぜ結婚したのか真剣に考えてみる

現代は結婚しなくてもいい時代といわれています

それでも、わたしは二十代のときにひとりのパートナーを選び、法律婚をしました

結婚をしたいかしたくないか
するかしないか
するとして、法律婚か事実婚か
子供を産むか産まないか
などなど、いろんな生き方が選べる時代ですが、
わたしの場合の結婚した理由を考えてみたいと思います


・家族仲がよかった

比較的家族仲のよい家庭に育ったため、
自分も将来的には同じように結婚して子供を産んで、楽しい家庭をつくりたいと思っていました

・田舎で保守的な価値観の土地だった

親に結婚を急かされることはありませんでしたが、
当然のようにまわりは二十代前半からどんどん結婚していくため、自分も普通に結婚するもんだと思って疑問を感じませんでした

当時勤めていた会社でも、社内婚は当たり前で、わたしも同じように社内婚をしました

悩みやすい性格のわたしにとっては、選択肢がないのが逆に良かったかなとも思います

・仕事に打ち込むタイプではなかった

親や友人も正社員として働いている人ばかりだったので、
当然のように自分も正社員として定年まで働くもんだとは思ってましたが、

別にやりたい仕事があるわけでも出世したいわけでもなく、
ただ最低限のお金をもらえて、健康的で文化的な生活がしたいという感じだったので、
特にキャリアとの両立の葛藤を感じませんでした

・友達が少なかった

マイペースで内向的な性格のため、気を許せる友達が少なく、自分から気兼ねなく誘えるのはもっぱら家族だけでした

一人の時間がすきなわりに、一人でどこにでもいけるという自立心のあるタイプでもないので、気を遣わずに一緒に過ごせる人がほしかったというのもあります

・一人暮らしが苦手だった


大学時代に一人暮らしをしたのですが、

・決まった時間に寝起きできない
・自炊できない
・お風呂や掃除が面倒くさい

などなど極度のめんどくさがりのため、セルフネグレクト状態になってしまい、生活もメンタルもボロボロになってしまいました

そのとき、わたしには生活を共にしてくれて、お互いに責任を持てるパートナーが必要だと痛感しました

自分だけのために何かをする気力が湧かず、一人では何もする気が起きないため、ある程度他律的に生活を律してくれる存在が必要だと感じました

・唯一のパートナーだという確固たる証がほしかった

わたしは、お互いにこの人だけを選ぶという、確たる証がほしかったので、
事実婚というのは考えられませんでした

社会的にも法律的にもこの人ひとりだけ、という確約がほしかったのです

わたしは、一つのものを好きになると、飽きたり、他のものが好きになったりということが滅多にありません

これは、ずっと同じものが好きで変化を嫌うASD的な性質もあるのかなと思います

・のめり込みやすい依存体質

わたしは結構な依存体質で、視野が狭く、何かを好きになったら他のものが見えなくなるタイプです

オタク的な気質があり、広く浅くというよりは、狭く深くひとつのことを追求するタイプです

それは恋愛でも例外でなく、ひとりの人を好きになったらほかの人が全く見えなくなり、
メリットとリスクを冷静に検討するとかはできなくなりました

なので、ある意味何も考えずに結婚しました

・若い女として可能性の世界に生きるのに疲れた

若い女性というのは、結構生きるのが疲れます

職場や出会いの場でも、二十代のときは若い女性として扱われることに違和感を常に持っていました

特にわたしは、いわゆるステレオタイプ的な若い女性ではなかったため、そのことに対する違和感や負い目がすごかったです
(おしゃべり好きで、気が利いて、明るく、オシャレ好きで可愛くて…みたいな、いわゆるな女性像です)

変な話ですが、結婚して三十代になって、
やっと若い女という特殊な生き物からただの人間になった気分です

なので、早くそのような可能性の世界や恋愛市場から退場したいという思いがありました



以上、わたしが結婚した理由でした

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