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座禅の時間は思い込みから抜け出す時間


今日は朝からお寺にいき座禅をして来ました。

あぐらをかき姿勢を正して目線を斜め下に落とす
目や心に入るものあるがままを見る時間

座禅が終わると和尚さんのお話しの時間
今日は座禅について

みな思い込み決めつけの中で生きている

人はものを見る時心の癖で見る
良い悪い、不味い美味い、

そうでなくあるがままにそのままを見る
思い込みの世界から抜けでる

和尚さんがコンコンっと机を叩く
この音はこの音でしかなくこの音を聞いてからこれは机を叩いた音だなぜこの音を鳴らしたのだろう
などと余計なことは考えずただコンコンっと音がしたなと思うだけに留める

次に手に本を取った和尚さんが言う
これは本ですか?みな、頷くが違いますと続きこの本を開いたら中身が白紙でノートかもしれない

「思い込みですね」

座禅中に車の音がしてもバイクかもしれない
判断をしない事です

「それを事実を見ると言います」

座禅は無心になるのとは違います
あるがままそのままを見る、聞く、そこまでにとどめる 余計なことは考えない
そうあることで勝手に無心のようになっていく

座禅はそういう心になるための練習の時間にして下さい

と、仰っていました。

なるほどな〜
心の癖で世界を見て思い込みの判断で決めつければ
あの人は悪い人だ。
私はダメなやつだ。

そうやって事実を見ないで心の癖で断定していけばそこには苦しみや悩みが生まれる

事実だけをただ見る
ありのままそのままを眺める

迷いの世界に入る前に留まる


今日の山のお寺はとても寒く空気は澄んでいました

禅の心を深く学んだ日でした

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