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「献笛紀行」紅葉八幡🍁 (福岡)

令和3年11月30日、福岡県早良区高取に
御座います紅葉八幡へ「奉納献笛」に
参りました。紅葉八幡さんへは以前、
筆者が所属しておりました奉仕団体主催
のチャリティ演奏会の会場として使用
させて頂く為の視察へ参った事があり
紅葉八幡氏子総代様からのご縁で、
平山宮司様御子息の平山禰宜様から
紅葉八幡と平山家のお話しをお聞きする
機会に恵まれました。

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この紅葉八幡宮の始まりは平安時代。
陸奥国柴田郡から福岡へやってきた
柴田氏の守り神として勧請されました。
室町時代になると柴田氏は一族を連れて
橋本村に来住し、立派な社殿を建立
しました。

江戸時代、黒田藩二代目藩主忠之侯が
橋本村にお越しの際、神社横で村娘と
恋に落ちました。その2人の間には
男の子を授かり、のちにその男の子は
三代目藩主となりました。

三代目藩主光之侯は当宮を産土神、
祈願成就の神として信仰し、以降黒田藩
黒田家の守り神として歴代藩主より厚く
信仰されました。

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大正時代には早良郡全首長からの推薦で
県社へと昇格となり郡民からの崇敬も大変
厚かったことから現在は早良総守護として
広く親しまれています。

献笛奉納曲 「清白」の後、この
紅葉八幡さんのお名前にちなみ、唱歌
「紅葉」と2曲の奉納でした。奉納後に
「もみじを吹き始めた時、
境内には強い風が吹きました。
その風でどんぐりが銅板屋根に落ち、
神様が拍手をしているかのようでした。」
とのお言葉を頂きました。有難う御座います。

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奉納献笛の様子が
紅葉八幡公式Instagramに。
有難う御座いました。




□ 紅葉八幡宮 □

(もみじはちまんぐう)

福岡県福岡市早良区高取にある神社
旧社格は県社

□ 御祭神□
神功皇后・応神天皇・菟道稚郎子命
他、大己貴命・稲倉魂命
事代主命等12柱



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