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何も知らなかった山梨について一夜漬けで勉強しました(🍷/🍽️/🍜/☕️/🧁etc…)
ゴールデンウィーク、何もプランニングしないままスタートしてしまいました……が、このままではただただ時が過ぎ去ってしまうと思い、緊急的に勢いで決めました。我、山梨に行く也!
ということで、昨日今日と1泊2日で訪れた場所をご紹介します(珍しく情報系!)。
《sun days food》
甲府市から電車で30分。絵に描いたようような田舎町の駅に到着しタクシーを走らせていると、広がる雄大な畑の中に、突如ポッと現れたオンボロ気味(?)の小屋。一見、本当にただの小屋にしか見えないので見逃し注意。
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休みの日らしいゆっくりした空気が流れているところにやってきたぞ〜という実感が芽生える、大自然に囲まれた気持ちの良いお店。空気に溶け込むようなトーンでお話されるスタッフの方ばかりで、聞いてるそばから浄化されてますなう。
モーニングやブランチにちょうど良いテイストのメニュー。焼きそばやお好み焼きという、一見このお店に似つかわしいくないメニューもあるけれど、ご心配なく。ちゃんと洋風にアレンジがしてあります。ただし、味は割りと普通。旅の一興としてはオススメ。我々は10時半 in the morningからワインとビールでスタート。
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《ビジネスホテルニシコー》
ギリギリのギリで取れたホテル、『ビジネスホテルニシコー』。GWだし、GW始まってからホテル探し始めたし、インバウンド向けの恐ろしいほどの高額ホテルが1つ2つ残ってるだけ……という状況で諦めかけていたそのとき、奇跡的に見つけたホテル。
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GWで1泊10,000円(2名1室)。ネットの画像ではとても古そうだったので、大丈夫か……? と心配してたけど、全然よかった! 予定通り古さはあったものの、小綺麗にされていて清潔感はバッチリ。古さというよりもレトロさが漂っていて、とても味がある。街の中心にあって駅から近く、立地も抜群。お部屋にはミニポットも冷蔵庫も置いてあって、お部屋でビールぷしゅ〜もできるし、夜中のカップラーメンずるずる〜もできる。
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偶然だったんだけれど、ニシコーの目の前の小道にHITOTZUKIのartが。とんでもなく爽快な青い空と完璧なケミストリーを起こしていて心躍った。次も自ら進んでニシコーに泊まりたい。
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《NOST》
夜はやっぱりワインが飲みたい! ということで、ナチュールが豊富そうなNOSTさんへ。
商店街の中にさらりと佇んでいて、これまた見逃しそうになった。扉を開けて目に飛び込んでくる大きなカウンターテーブル。落ち着いた雰囲気を引き立てる仄暗さに、不思議な安堵感を覚える。
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「イワナ、焼き茄子とマグロの塩辛」「豚バラ肉の豆煮込み、サルサヴェルデ」「サルシッチャとキノコのトマトパスタ」「ゴボウとショコラのロールケーキ」をいただきました。
本当に、すべて、ひと口ずつ口に入れるたびに、この風味は何から引き出されているんだろう? とか、これとこれが重なり合うことでハーモニーを生み出してるんだろな……とか、そんなことを考えざるを得ないような、私たちに疑問や思考を提示してくれるお料理でした。
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ひとつひとつ丁寧に作られているなあ〜…と噛み締めるたびに思わせてくれるし、ちゃんとそれぞれの素材が、口の中に「いる(存在している)!」って感じだった。そりゃあワインも進みますわい。また合うのよ、ナチュールにこのお料理たちがね。豊かな時間を過ごさせていただきました。
《ひつじワイン》
新宿ゴールデン街にも近しい雰囲気の、込み入った小路の「どこか」にあります。どこかって、どこやねんってなりますよね。でもGoogleマップに入れても出てこないんですよ。中の様子が見えない扉を開けば、もともとスナックかな? みたいな小さな店内にはお客さんがいっぱい。暗ーい中に緑色のランプシェードが浮かんでいて、とてもかわいい。
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店主は笑顔のかわいい若い男の子だったけど、大人(おじさんとかがけっこういた)だってものともせず、ワインとお客さんとのキャッチボールを落ち着いた口調で上手に運んでおりました。若いのにすごいわね〜と、親戚のおばちゃんのような気持ちで感心していた女 is 私。ワインを語るっていうのは難しいよね。
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《AKITO COFFEE@Tane》
フルーツの素材感をしっかりと感じさせてくれそうなスイーツがきれいに並べられてあって、テンションが上がる〜〜。もう、見るからにおいしそう。幸せ度数が上がるような断面を見せつけられて、我慢ができません……。
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天井が高くゆとりのある空間には、とにかく優しい空気しか流れていなくて、朝行くと、今日は間違いなく素敵な1日になりそうだな思わせてくれる。だから朝の始まりにオススメ。
みかんのマフィン、ブルーベリーとホワイトチョコのパウンドケーキを食べたような気もするし、はたまたみかんとブルーベリーを食べた気もする。
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《cycle》
広々とした店内にいろんな古道具が並べられてあって目移りしちゃう。個人的にはusedの器やグラスに目が光って、旅のお土産(自分への)にポイポイたくさん買ってしまった。だって300円とか500円とかの破格値だったんだもの、買うっきゃないない!
オーナーさんが優しい〜口調の方で、ゆるりとした良いお店だな〜とほのぼのしました。goodな価格で面白いものがたくさんあるゾ。
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《蓬来軒》
到着した途端、目に入ってきた人、人、人。めーーーーっちゃ並んでた。老舗の支那そば屋さんとのことで、県内県外から訪れる方が多いそう。
最近、映画の「タンポポ」を見たから、こういう麺が食べたかったのです。
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ドカン! と大きくて分厚いチャーシューがのっていて、お箸で切れるほど柔らかくて、ナルトくんもちょいと分厚くて、食べごたえあったなー。餃子もおいしいと有名らしいのだけど、人気すぎて品切れになってた。涙 支那そばの味は個人的に割と普通かなと思ったけど、王道をひとつくらいいくのもいいでしょう!
《Recco》
帰りのバスに乗る直前、1時間ほどの滞在しかできなかったけど、絶対またゆっくり来たい! って思ったお店。カウンター4席、ミニテーブル席2つ。小さなお店だけれど、席が少ないからこそゆとりがあって居心地いい。何よりも、あ、そうそう、これこれ。と、私の感覚をチューニングしてくれる外国っぽさがあった。作り込み過ぎてなくて、でもこのお店の大事な要素となり得るものは大事に飾られてあって。外国らしい可愛らしさが少しずつ散りばめられていて、センスの良さがキラリと光っていました。
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ワインのセレクトはこのお店が一番好きだった。そしてそれは、ワインの説明が上手とも言える。
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お料理は、これまた外国に想いを馳せてしまうような、マンマの味をもう三段階ほどクリアにして洗練させたような……懐かしさとフレッシュ感のはざまを行ったり来たりして楽しんだ。店主のイタリア愛が伝わってくる感じがしたんだよな〜。というか店主さんもとても良かったんだよな〜。なんでもないようなことが〜幸せだったと思う〜みたいな人だった。伝わらんな(笑)。さりげない感じがなんかいいの。
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ってことで、幸せ気分で帰りのバスに飛び乗ることができました。そして私は、今この記事をGW渋滞に巻き込まれまくりのバスの中で書いている。いやはや最初から最後まで、1秒たりともムダのなき旅ということで締めくくらせていただきます。
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《番外編》
一番行きたかったけど予約いっぱいで行けなかったお店「豊鮨」。お鮨屋さんなのにビストロ的お料理があったりワインがあったり、なのに佇まいはやっぱりお鮨屋さんだったり……。次回は必ず予約して行く!(偶然通りがかった帰りのバスの中から激写!)
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