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石狩鍋のこと。Shinkaron『北海道シールあそび』シリーズより(9月15日は「石狩鍋の日」)
こんにちは、Shinkaronのwatanabeです。
9月15日は「石狩鍋の記念日」。
ということで、
今回は、Shinkaronの『北海道シールあそび』シリーズの郷土料理「石狩鍋」編より、「石狩鍋」のことをちょっと掘り下げて紹介します。
ちなみに、9月15日が「石狩鍋の記念日」な理由は…
石狩市内の飲食店の店主で構成する「あき味の会」が日本記念日協会に申請して認定されました。
9月15日は、鮭がとれる時期で、「石狩鍋のくいごろ、石狩鍋を食いに行こう」という語呂合わせです。
石狩鍋の命名は、戦後のことで石狩の鮭地引き網漁を見るために訪れた観光客に「石狩鍋」と名付けて提供したことに始まります。歴史に想いを馳せながら、ご自宅で石狩鍋を楽しんでみてはいかがでしょうか。
Youtube石狩市公式チャンネル「いしかり お宝探訪問」では石狩鍋の作り方の紹介動画を公開しています。
「石狩鍋」は「道民の好きな鍋料理」の上位に選ばれるなど、「ジンギスカン」や「ちゃんちゃん焼き」とならび、道民に親しまれている北海道の代表的な郷土料理です。
もともとは、日本海に面した石狩川の河口付近にある石狩町(現在の石狩市)から生まれた漁師たちのまかない料理でした。石狩市は江戸時代から鮭漁が盛んな地域で、その後、地元の割烹料理店「金大亭」がアレンジしたメニューを提供し、一般に広まったといわれています。
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昔から寒い冬に体を温める定番の鍋料理「石狩鍋」。具材はぶつ切りにした鮭の身とアラを使用し、大鍋に地元でとれた野菜を昆布のだし汁の中に入れて、味噌でぐつぐつと煮込みます。
野菜には煮込んで甘みが増すキャベツやタマネギが入り、仕上げにイクラをちらして、アクセントに粉山椒を振りかけるなど、本場ならではの味わい方があります。(お好みの具材で楽しむこともできます)
![](https://assets.st-note.com/img/1691476126731-UjG4oBwCqM.jpg?width=800)
「石狩鍋」が鮭の鍋料理であること以外、その特徴や他の鍋料理との違いについては、あまり知られていないのも事実です。
ある札幌市のアンケートでは、「札幌の食」として思い浮かぶものは? という問いに対して、1位「スープカレー」(28.19%)、2位「ジンギスカン」(24.8%)、3位「しめパフェ」(10.43%)に続き、4位「石狩鍋」(3.49%)といった回答結果があります。
札幌のイメージが強いのか、それでも、地域の垣根を越えて、認知されていることは確かなようです。
![](https://assets.st-note.com/img/1692583380487-g3Gy5r7Hj1.png?width=800)
Shinkaron『北海道シールあそび』シリーズの郷土料理「石狩鍋」編を通して、子どもたちに地域や自然、地元の鮭のことを、もっと身近に感じてもらうきっかけになるとうれしいです。
きっと、子どもと一緒に遊んでくれる大人たちにも新しい発見があります。
石狩鍋は、その名の通り、サケで有名な石狩川の河口にある石狩町から生まれた漁師料理とされる。石狩地方では、江戸時代からサケ漁が盛んにおこなわれていた。大漁を祝う際、漁師たちはとれたてのサケのぶつ切りやあらをそのまま味噌汁が入った鍋に入れ、ご褒美として食べていたといわれている。
昭和20年代ごろには、石狩市のサケの地びき網漁が“北海道の水産業の象徴”として注目されると、その漁見たさに多くの観光客が集まった。地びき網漁は網を海に入れてから引き上げるまで時間があるため、その時間を待つ観光客に「石狩鍋」を振る舞ったところ、美味しいと評判になり、全国的に知られるようになったといわれている。
「道民の好きな鍋料理ベスト10」(2022年12月)
道民5767人が選ぶ!どさんこ鍋料理総選挙 – STV(札幌テレビ放送)
「札幌市の食に関するアンケート」(2022年11月)
アンケート調査結果(札幌市)
Shinkaronオリジナル『シールあそび』取扱い店舗(石狩市限定販売)はこちら
『シールあそび』シリーズ「いしかりの郷土料理『石狩鍋』編」と、「いしかり厚田の海 編」は、石狩市内にある以下の店舗で販売しています。
道の駅石狩「あいろーど厚田」(地場産品販売コーナー「i-store」)
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