【中間管理職カルテ】勝ちパターンに入れる4X4式プレゼン作り
プレゼン資料作りの鉄則
プレゼンのスライド作成には一定の鬼法則がある。闇雲に言いたい事を並べても相手に通じなければ意味がない。そうです、大事なことは伝えたかどうかではなく「伝わったかどうか」なのです。
では、どのようにしたら「効率よく伝えることができるのか」をあなたに知ってもらいたいのです。きっと次回のプレゼンの役に立つと思います。
どの教科書でも紹介されている「起承転結」です。もっとも基本的な文章の構成方法です。書き起こしで聴衆を惹きつけ「起」主題を展開「承」。視点を変えて興味を引き「転」全体像をまとめる「結」。
「結論」を先にと言う考えもあるが、日本語で実施するときはストーリー仕立てで展開いた方が聞き手を誘導しやすいと感じます。しかし、英語でのプレゼンの場合は違います。別の記事でも紹介していますが「起結転結」が基本であり「結論」を先に示すことで興味を釘付けにできます。
4x4式の必勝パターン作成方法
スライド構成を考える上で鉄板の方式があります。4x4式(下記)と勝手に名付けていますが、随分前から実践している私の必勝パターンです。この形式をフレームワークとして位置付け、該当の資料を順番に用意しておくだけでOKです。プレゼン時間と聴講者側の状況に応じてアレンジすることが可能です。
16の要素を一連の流れで組み立てることで、あなたの言いたい事をロジカルに伝えることができます。「起承転結」をイメージしやすくなり、聴講者の興味を引くことができます。
更にプレゼンを引き立たせるコツは、ストーリー以外の要素を限りなく「省く」ことです。議論がおかしな方向にそれないように誘導する重要なポイントとなります。ついつい資料を沢山盛り込みたくなりがちですが、かえって逆効果です。「木を見て森を見ず」的な展開を防いでおくことも重要なのです。
また、完成形が必ず16枚のスライドとは限りません。ストーリーの流れを意識して「起承転結」の流れを止めない工夫をしてください。
追加しておきたい資料は「補足資料」として準備することは可能です。🌼
【確認】
✅ 起承転結をイメージ
✅ 4x4式でスライドを作成
✅ 必ず16の要素を埋めてみる
✅ 完成形が16枚のスライドとは限らない
✅ 状況に応じて枚数を調整する
✅ ストーリーの流れを止めない
✅ ストーリー以外の要素は可能な限り「省く」
アレンジパターン
プレゼンの持ち時間によってボリュームを変えます。16の要素を軸にスライドを作成しておけば、あとは状況によって間引くだけで済みます。
一般的に時間があまりなく、持ち時間が「20分程度」であれば下記のパターンで進めるようにしています。🌱
また、もっと時間がなく「5分」のパターンは下記で進めています。
この場合は「製品概要」と「ビジネスフロー」の説明で十分伝わりますので余計なものは要りません。
事業戦略を直感的に把握することができるレベルの人が聴講者であれば、ビジネスフローの図を見るだけで判断ができます。例えば、お金の入り口と出口の流れをみて「この市場であればシェア30%程度抑えれば勝ち」と瞬時に判断もできます。
構成アレンジはこの限りではなく、状況に合わせて組み替えてください。別の言い方をすれば、この16の要素を常に準備しておけば、あらゆる場面で応用が効きますよ。🍀
最後まで読み進めて頂きありがとうございました。
引き続き、ご支援よろしくお願い申し上げます。🌼
🍀参考記事🍀
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