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目の動きを利用した印象度アップの裏技!

淡い夕日に照らし出された大阪の街並みが眼下に広がっている。夕方の澄んだ光を受け、陰影を深く刻んだ街の姿は、ポツンとそれだけで意味ありげな抽象的な絵画の様な景色である。


今日もいつもと変わらぬ生活が終わる。リモートワーク、いつの間にかどっぷり馴染んでしまった仕事のスタンス。楽だと言えば確かに楽であり、辛いと言えば全くその通りである。これだけ人に会っていないと、どれだけ会っていなかったのかも分からなくなってしまう。


お陰で会議やプレゼンの機会が増えましたが、その方法やスタンスもガラッと変わってしまいました。人にメッセージを「どの様に伝えるか」又は「どの様に伝わったのか」を改めて検証し直さなければならない様です。


かつて記事にもしましたが、心理学的な要素をフルに活用した禁断の方法。相手の目の動きを利用したマインドセットの方法です。これがリモートワークでは実にうまく機能しない。なんとか良い方法はないものか。


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「真実を語る時」は一般的に目は左上を見る傾向があります。その逆に、「真実を装う時」や「未来を語る時」は左上以外の場所を見つめる様ですよ。しかし、やや個人差があるようで「目を瞑る方」もいれば「正面奥を眺める方」もいます。つまり、左上以外の場所を見つめます。

-ゆーじ過去記事抜粋-


常套手段です。
人は真実を思い出す時、過去を語る時は無意識で左上を見ながら考えます。逆に、架空の出来事や未来の出来事を予測する時は右上を眺める傾向があります。例えばこんな風にです。


「昨日の晩ご飯は何を食べましたか?」



事実を聞いています。殆どの方は「えーと、そうですね」なんて左上を見ながら思い出します。過去の真実だからです。では、未来を聞いてみましょう!


「今晩は何を食べますか?」


未来の事で、未だよく分からない事ですので、多くの方は右上を見ながら考え始めます。ここは少し個人差がありますので、左上以外としておくことにします。


メンタリスト的には、この目の位置で嘘を見破る様です。つまり、嘘をついている時は左上を絶対に見ない、もしくは悟らせない為に無意識に目を瞑ってしまうらしいのです。


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さて、本題に戻しましょう!
印象度を上げる為の裏技です。これは一般的に人前で研修をしたり、TEDの様なプレゼンを生業とする方には周知の事実だと思います。少人数で自由にプレゼンできる環境に居た場合、超絶効果的な方法です。


先ずは聴講者側からみて左に立ちます。そこから話し始めると、聴講者は簡単に集中して聞いてもらうことが出来ます。話と自身の過去を照合するからです。そして、いよいよプレゼンが佳境に達する時は反対側に移動します。つまり、聴講者側から見て右側です。この時は自身の未来と結びつけようとする心理が働くのです。


こたったこれだけで人々のマインドをコントロールすることが出来るのですが、これはあくまでもリアルでのプレゼンで効力を発揮できます。しかし、今の現状はリモートワーク。なかなか難しい環境になってしまいました。


パソコン越しに聴講者とアイコンタクトも出来ず、それどころか画像をオフにされると目の動きさえも観察することが出来ません。困ったものです。


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そんな事を同僚と考えているうちに時間が刻々と過ぎてしまう。
ふと、とあるアイデアが脳裏を過りました。スライドを使えないか。


リモートワーク時のプレゼン資料でパワーポイントは必需品。そのパワーポイントをうまく利用出来ないだろうか、と言うのがアイデアです。つまり、結論から始まるプレゼン構成の中で、左から右へ重要箇所をずらしながら構成する方法です。


半信半疑でした後輩を説得し、暫定的にスライドを構成して実験してみました。相手は5人ほどの営業マン。すると反応は上々、質問も普段よりも確実に多いではないか。


でもどうなんだろう。
まだよく分からない。


アニメーション効果をもう少し駆使して、暫く続けてみようと思います。
今日も一日お疲れ様でございました。明日も素敵な1日にしましょう。🌱


最後まで読み進めて頂き誠にありがとうございました。✨


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