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今シーズン初の秋刀魚は北海道から!

 先日から、今シーズンのサンマについてのニュースを目にする機会が増えた。

 仙台市若林区の市中央卸売市場で22日朝、サンマの本格入荷が始まった。海水温の上昇などの影響で近年不漁が続いているが、秋を代表する味覚のまとまった入荷に競り人の声に熱が入った。
 同市場への入荷は8月下旬ごろに始まった。この日入ったのは北海道の根室港に20日に水揚げされた338トンと、大船渡港に21日に水揚げされた150トンのうち約15トン。昨年より一回り大きい120グラムが中心で、脂の乗りも良いという。

https://kahoku.news/articles/20230922khn000010.html

 土曜日の昼間に夫婦で買い出しに出かけた仙台市内のヨークベニマルに、北海道産のサンマが並んでいた。しかも、引用した記事にあったとおり、小ぶりだった昨年のものよりもかなり大きなサイズ。大ぶりのサンマならではの、背中が弓のように曲がっているものも。
 そんな立派なものが2匹入りのパックが400円以下という嬉しいお値段だったので、迷わず購入して帰宅した。

 いつもならサンマには塩を振ってから焼くが、初物なので昨夜は敢えて塩を振らず、そのまま焼いていただいた。
 皮が破れないように先にグリルに火をつけて網を温めてから、切れ目をつけたサンマを入れて中火で焼き始める。しばらくすると、脂の落ちるジュッという音がグリルから断続的に聞こえ始め、香ばしい煙が換気扇に吸い込まれてゆく。焼いていてこんなに脂が滴るような新鮮なサンマは久しぶり。この時点で、もう嬉しくなる。
 サンマが焼き上がるのに合わせて丁寧に大根をすりおろし、北海道産の新ジャガのポテトサラダと夏の名残のゴーヤチャンプルーも並べたら、夏と秋とが混在する晩酌のスタート。

昨夜の晩酌風景
背中が曲がっているサンマは美味しいと道東にいた頃に教わって以来、
サンマを選ぶ際は出来るだけ曲がっているものを選ぶようにしている
でも真っ直ぐなサンマも美味いのだ。ってか全部美味。

 美味!
 グリルからはみ出しそうなほどに大きなサンマは、焼き上がってもふっくらとして、脂と旨味たっぷり。醤油無しでそのままでも美味しい。
 久しぶりの新鮮なサンマ、それもここしばらくお目にかかることの無かった大ぶりのサンマに、魚好きの夫も大喜び。
 この極上のサンマには日本酒だよね、とビールから日本酒へ。
 昨夜も、夫婦で幸せな晩酌のひとときを過ごした。



 昨日の北海道日本ハムファイターズはソフトバンクにサヨナラ負け。
 残念だったけれど、でも今シーズンは本当にジャスティスに助けられたと思う。田中正義投手がファイターズに来てくれて、本当に良かった。
 何より、新庄監督がいてくれて、本当に良かったと思う。

 
 ファイターズが北海道を本拠地にしてくれるようになってからずっと入っていたファンクラブを、私が退会したのは、2021年のシーズン途中。
 ファンを辞めたわけじゃない。
 でも、チームに関するいろんな残念なニュースが続いて、選手に対してではなく球団に対してのいろんな思いが重なっての、ファンクラブ退会だった。

 けれど、新庄監督が就任してチームが生まれかわってから、ファイターズを応援する気持ちをまた取り戻すことが出来た。
 今は、試合結果に一喜一憂しながらも、北海道にファイターズが来てくれた時と同じようなワクワクした気持ちで、チームを毎日応援している。

 球場に足を運ぶことはなかなか出来ずにいるけれど、来シーズンからは、もう一度ファンクラブにも入ろうかな。

 北海道の美味しいサンマを食べながら、そんなことも思った夜だった。 

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